2014年7月1日

MRI

イラストの仕事が、おもしろいのは、自分の得意、不得意な分野に関係なく、関わることができることだ。
私がよく、依頼される仕事のひとつは、「子供、保育、教育」関係。こどものやわらかさや、人種、年齢を細かく描き分け、ストーリーを、表情、状況や仕草で、描きわける必要がある。
もう一つは、英語分野。向こうの雰囲気が伝わる絵を描いてほしい。あるいは、原稿が間に合わなかった時に、原文でも対応してくれるかも?とにかく、たぶん、得意だと思われているため。
一方で、シリアスだったり、重い内容の大人向けの記事に添えるイラストを依頼されることも、わりと多い。その意図は、「固い内容、暗い現実、などの雰囲気を、そのまま描いてしまうと、ページ自体が沈んでしまうので、イラストで(しかし、内容に適したもので)、紙面をやわらかくしてほしい」というものだ。
というわけで、医療関係は、意外なところで、わりと縁がある分野。こちらは、歌人の松村百合子さんの連載のイラスト。今回は、MRIだった。MRIは、でかくて、スペース内に収めて、それっぽく見えるように配置するのが、なかなか大変だった。しかも、まっ白な機械なので、つまらなくならないように工夫した。知らない分野に対して、果敢に(?)チャレンジするのは、イラストレーターの醍醐味ではないかとも思う。
I am usually asked to illustrate my bright field such as parenting, education, or English related, but also I got many offers to the field which I totally had no connection such as desease, medical or science. They attempt to make the artcle lighter and softer by my illustration since they are originally serious and dark, or heavy.
It is difficult to illustrate the MRI in this small space since they are huge and it is so white. I think it is illustratore's challenging job to do illustrating "not good at field"but good challenge!

Scan10017
MMJ june

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