2018年4月30日

こづえさんと虫バッジ Bug Budge

ジョロウグモ 
トンボのスケッチ
できあがり作品
去年、ふとしたことで知った、ひびのこづえさんのワークショップ。
ひびのさんに会えるだけでも、ステキなことなので、今年も、太宰府まで1日旅行。

「まず、スケッチを描いて、それを忠実に作ろう」
という、こづえさんのお話。
私も、いつも、スケッチと制作の関係を大切にしてるので、
同じように、制作してるんだなあ、とうれしくなりました。

私がいると、「できない」「わかんない」「疲れた」と弱音を吐くナノカ。
本当は、自分で、できるのが、わかってるので、
突き放すと、さらに、うじうじ。なんだか、イライラ。

でも、乗ってきたら、ちゃんと、熱中して、仕上げました。
お腹の部分を、3種類の肌触りの違う布を使って、肉厚に。
色の糸を使った、羽の刺繍は、美しい仕上がり。
どこを、どう作るか考えて、形にすること。
ゼロから、ものを作ることを、繰り返して、
無から、作り出せるようになってほしい。
リトルアーティストでも、子供達に、願うことでもあります。

私も、久々、仕事に関係なく、ものづくりに熱中して、楽しかったです。
そして、毎度のことながら、一つ作ると、10個は作りたくなってしまう。
でも、忙しい日々なので、しばらく、ガマンします。

2018年4月28日

クリエイティブボックス Creative box

ステンドグラスの効果を作り出すための箱 box to make the darkroom for stent glass
 私の作った箱を見て、ナノカも、ダンボール紙を2つ組み合わせて、作りました。
切って、折り曲げて、ガムテープで貼り合わせ、のぞき穴を作る。Nanoka made a box, too.
のぞき込むと、こんな感じです it was good one
 「みんなで、一つの箱じゃ、混み合うよ。
もう一個作らないと。箱ないね。そうだ!」

最近、急に、一人で、工夫して、
ものを作り出すようになりました。

今まで、思ったほど、利用してこなかった、クリエイティブボックス。
でも、その存在の大切さを、今、感じています。
自由に使えるガラクタ(宝の山)がある、ということは、
ゼロから、何度でも、失敗や試行錯誤ができるということ。

(※クリエイティブボックス :紙、布、紐、部品などを入れておき、
子どもがいつでも、好きに創作していい、箱のこと)

時が満ち、意欲的に作り出した娘に、
へえ〜、と思う、今日この頃です。
土曜日は、「もう一個作りたい」と言い出して、バタバタスタートshe made another glass art
一個、作った後の、事情が飲み込めてからの、2個目が楽しいのか Paint over
枠の色がオシャレ Done. I like color of frame
ステンドグラスボックス内では、こんな風にin the box, it looked like this
自然光を通して、自分の絵が、新しい効果を生み出すことが、
おもしろい。

転げるように Like a rolling

金曜日、朝、イラストを提出すると
「知られざる かんころ餅の世界」話し合いのため、
私は、走って、駅に向かった。

話し合いが終わると、学童に娘を迎えに走り、
ピアノのレッスンに。

すると、学校から電話が。
「カバンが、バス停に残されていて、届いています」

学校に取りに行くと、家まで、坂を登らないといけない。
1時間に1本の、山登りバスに乗れるように、
計画的に動いてたので、ガックリしてしまった。

「なんで、あちこちに、物を置いてくるかな?!」
と、プリプリする母。
坂を登ると、息切れで酸欠に。
夜、PTAの歓送迎会まであるのに。ぐったり、、、

坂を登る途中、子供たちが、娘の名を呼ぶ。
夕日に照らされた坂は、子供たちには、遊び場なのだ。
転げるように、坂を登り降りする子供は、
斜面に住む、ヤギとか、サルとかみたいに、身軽だった。

ここ2週間ほど、私は、余裕のない日々だった。
五島に取材旅行に行って、すぐに、東京。
その間に、展示が決まったこともあり、バタバタしてきた。

でも、新しい生活、人間関係に囲まれて、
娘は、さらに、疲れているはず。
余裕のない母が、ピリピリしてるなんて、最悪だ。

今日は、あれをせねば、ではなく、
なるべく、ダラダラしよう。
お腹に力が入り、笑って、坂が登れるぐらい、余裕を持ちたい。

2018年4月26日

リトルアーティスト4「ヒカリある絵」Little Artist Light and Picture

家庭訪問で早めに帰宅。空き時間に、次回リトルアーティスト用のサンプルを作りました。
We made the sample for next art class.

下絵を型取りして、セロハンを貼り、絵の具を塗っていきます。Paint on the clear board.

額部分を塗っても、おもしろいです Color the frame, too
完成 Done
光に透かすと、きれい!Beautiful through the light
わたしも、作ったのですが、敗北感が、、、シンプルな方が、よさそうですね。

2018年4月25日

過去 現在 未来 past present future

東京、ママだけ滞在、終わりました。

20年ぶりの大学では、25年ぶりの入学礼拝が行われ、
「人と社会に貢献するための、人づくり」との言葉を聞き、
「ああ、これが、原点だったのか」と、思い出していました。
すっかり、自分がどんな学生で、何を思っていたのかも、忘れてました。

学校を離れ20年。
それぞれが、それぞれの分野で、数知れない苦労と、試行錯誤の中、
自分を作り上げてきたんだろうな、と思いました。

私も、20年を、遠く遠く、大学から離れていくように
走り続けてきたんだな、と実感。
築き上げた自分を、誇りに思おうと思いました。
現在の自分、その価値観、それを囲む人々。
その大切さを、身にしみて、感じる時間でもありました。

このまま、走り続けていけば、
違うベクトルで生きている分、さらに、遠く離れていくものなのかもしれません。
それでも、言葉を交わし、何か、わかりあえたら、
人って、すばらしいな、人生っていいもんだな、て思うんでしょうね。
25年後は、どうなってるんでしょう。

同窓会以外にも、日本橋にある長崎館に行ってみたり、新聞社に行ったり。
会談後、デパ地下で、美しい箱に惹かれて、ナノカのお土産を買いました。
ウィーン「デメル」のクッキー
昨日、学童にお迎えに行くと、「ママ!ママ! 」と、
嬉しさ前面に飛びついてきました。
(最近は、迎えに行くと、イヤそうな顔をされてたんです)

夕食後、この美しいパッケージから、二つずつ、クッキーを並べて、
お茶をしました。
洗練されたものを買えるのは、街の醍醐味。

都心に行き、島へ行き、
社会の矛盾や、ひずみを肌で感じることもあれば、
希望で、熱くなることもあり、
自分の力不足に絶望することもあれば、
時に、励ましに会い、また、立ち上がる日もある。

間にある、ということは、
いろいろ、感じる、ということ。
その「感じる」ということを、大切にしたい。
そして、それを、伝える、つなげる、が使命だと思う。

わたしなりの「人と社会に貢献する」なのかな、と思いました。

2018年4月20日

登校 Going to the school

美しきかな、児童の登校を上から見る
映画の撮影隊が、上から撮りたがったのがわかるぐらい、
上から、すべてが見渡せる、高台のわが家。
毎日、登校する姿を、上から、見守っています。
子どもが、あちこちの路地や家から、飛び出してきて、合流して、
駆け下りていく姿は、感動するほど、美しい。
毎朝の楽しみです。

さて、今夜から、上京。
なんとか、行く前に提出すべき書類をこなし、
準備も最低限は、整いました。
約20年ぶりの出身大学に、顔を出してきます。

でも、正直、言うと、ちょっと、気が重いです。
なにせ、意外と出世して、エリートな人も多い、わが母校。
夢を追って、、、と言えば、聞こえはいいものの、
どう考えても、場違いな人生を、歩み続けてる身としては、
肩身が狭く、今まで、足が遠のいていたのです。

「五島の取材を続けたい」
「そのための、資金源が必要だから、なにか、きっかけになれば」
という、気持ちもあって、同窓会への出席を決めました。
純粋な理由じゃないんで、それも、後ろめたい。

でも、こうやって、一個ずつ
人と出会い、話をして、ものごとは、動いていくもの。
それは、島に行く時も、東京に行く時も、同じ気持ちです。

毎朝、さまざまな不安をいっぱい抱えていても、
駆け出していく、新一年生。

「私も、やってくるぞ!」
と、思うのでした。

2018年4月19日

知られざるかんころの世界 Exhibition Kankoro

ゆでかんころ
かんころ餅の展覧会をすることになりました。

「知られざる かんころの世界」
5月13日15時スタート
5月21日まで
佐世保市博物館島瀬美術センター 1階にて

かんころ餅のリーフレットの原画
毎日新聞の記事
かんころ作りの道具や、説明パネルなど
そして、上五島から人を招いて、かんころ話
実演等、を予定しています。

急遽、決まり、急ピッチで準備しています。
今後、県内(あるいは、全国!)巡回させることができれば、と思います。

ご期待あれ!

2018年4月18日

廃屋 そして、人 Poeple and ruined house

行ってきました、上五島。
今回は、崩れかけていく風景を追いました。
離村した集落の教会堂
背丈以上の防風石垣
蔦が生え、崩れていく
離村した集落。
廃屋となった、教会堂。
人が離れ、崩れてしまった、石垣。
蔦がはい、木がそびえ、見えなくなってしまった畑。

文化は、人と自然の攻防の間にある。
だから、人がいなくなれば、元に戻っていく。

それを、「当たり前」「時代の流れ」と言えば、そうだろう。
でも、この「寅さんのような風景」が懐かしいと思う人は、
少なくないのではないだろうか。

大手のスーパーの進出、ゼネコンによる駅前開発などで、
日本全国、津々浦々、ハンコで押したような、同じような風景になり
おもしろみを失った。

便利。人は、そこに集まる。
でも、味気ない。

上五島の将来を考える人たちと、食卓を囲みながら、
「この計画も、このアイデアも、どれも、担う人が必要。」
「人が、ネックですよね」
という話になって、ふと気づいた。

ここでは、人が減り、大変なのだが、
一方で、「人が大切」と、思えることは、幸せなことなのでは、と。

都会にいた時、
「あなたの代わりは、いくらでもいる」(実際、いるんだろう)。
「ITが、そのうち、とって、かわるよ」
と、なんだか、煽られて、立場を危うく感じていた。

でも、上五島では、キーワードは、「人」なんだ。

島では、自分がやらなければいけない仕事は、多岐にわたって、
工夫や苦労が、つきものかもしれない。
でも、「あなたが、必要なんだ」と言われ、動かざるを得ないことは、
代わりのいない、人生。

自然と人の攻防の間に立ち、
そこで、戦い続ける人は、なんだか、長い人間の歴史や叡智を見るようで、
勇ましくも、美しい。

自然に圧勝して、その存在すら、遠く感じる都会で、
「これが、最新文化です」と言って、発信される情報に、
すこし、違和感を感じる、今日このごろ。

そこに、ついていく必要があるのだろうか?
それは、人を幸せにしているのだろうか?

たまご Egg

入学したての娘を置いて、上五島取材。
連れていかないことで、正直、とても、取材も話し合いも、はかどった。

迎えに行き、ありがとうの気持ちを込めて、
「ママ、仕事、うまくいったよ」
と報告すると
「じゃまなナノカが、いなかったからね」
と、スネた、口ぶり。

なんだか、「連れて行かないと、はかどるなあ」という感想を
見破られたような気持ちになり、ちょっと、後ろめたい。

さて、上五島で、ナノカ宛のお土産をもらってきた。
「えん」で、ニワトリがうんだ、たまごだ。
1日1個しかうまないものを、3日かけて、ナノカのために集めてくれていた。

ナノカは、たまごを割って、「えん」のしょうゆをまぜ、ご飯にかけて、食べた。

時間と、気持ちが、こめられた、島からの、贈り物。
お金では、買えない プレゼントをもらったナノカは、
なんと、幸せなことを、教えてもらったのだろう。
たまごをわる
まぜて、かける
たべる
 実は、たまごかけご飯を食べたのが、初めてだったナノカ。
最初は、美味しいと言ってたけど、粘り気が苦手だったようで、
「やいて」と頼んできた。
そこで、フライパンで焼くと、チャーハン風に。ペロリとたいらげた。

「今度、ちーちゃん所行くときは、絶対、連れてってね」
と、島への気持ちがあふれ出す。

すばらしい、お土産に、心から、感謝です。

2018年4月14日

ピキピキの1年生 Nervous freshman

緊張と奔放の間でBetween nervous and identity
入学式、そして、通学スタート。

路地と階段の多い通学路は、
迷路のように、複雑。

「離れて、ついてきて」と言われて、
後ろから、見てると、たびたび、不安げに立ち止まって、考えている。
でも、最後の歩道橋が見えたところで、
「もう、いい!帰って」
と後ろを振り向いて、叫ばれた。

学校から、学童に移動し、遊んでいる。
「迎えは、遅く来て!」
と言ってたのに、ちょっと、遅くなったら、
「なんで、遅くなったの?」
と文句を言われる。

気をパンパンに張って、
新しい生活になじもうとしている。
強がりを言って、「楽しい!」と言い張る。
でも、楽ではないのだろう。
だから、夜、イビキをかいて、バタンキューで寝ている。

この興奮状態に付き合う私も、なんだか、日常じゃない。
バタバタしていて、疲れる。

でも、月曜からは、取材に行かなきゃいけない。
金曜からは、東京にも行く。
さらに言うなら、かんころ餅リーフレットの原画展を
5月にすることに、急遽決まった。
これは、多忙になること、間違いない。

本当なら、1年生の心の揺れを、全部、受け止めるよ、て
どーんと待っててあげられたら、いいのだけど。

しかたない。
私もあなたも、パンパンに気を張りながら、
どっちも、がんばって、また1週間、過ごそう。

一息ついた時、「つかれたねー」と、二人で、お茶を飲みながら、
話を聞けたらな、と思う。

2018年4月12日

新上五島町ウェブにて 

https://official.shinkamigoto.net/goto_full.php?eid=03206&bn=2
取材の様子や、リーフレットのことが、新上五島町の公式ホームページで
紹介されました。

次回の取材は、16−17日に決定。

東京で、
「島への愛にあふれてる」
「何か、大切なものを、思い出させてくれる」
とも、言ってもらった記事。

これからも、しっかりと、人の暮らしを見てきたいと思います。

2018年4月11日

ピカピカの一年生 shiny first grade

小学校、入学式でした。She started her elementary school yesterday.
港町の小学生 You can see the port.
式では、カチカチに緊張してましたが、
知らぬ間に、自分から、隣の席の男の子に声をかけたらしく、
「お友達が、二人もできた」
と、報告。 さらに、
「やさしそうな先生で、よかったね」
と、私に言ってました。
それ、親のセリフでしょ。
保育園にランドセル姿を見せに行きました。
今日からは、日常。
でも、まだ、給食もないので、学童で食べるお弁当を持たせ、
朝の登校もついて行きました。

昨日の不安そうな顔はなくなり、
希望に燃えて、下駄箱に消えて行きました。
(昨日は、「授業がなくて、つまらなかった。
ナノカ、授業に興味があったのに」と言ってたっけ)

送って行った後は、小さな頃の写真を見て、しんみりしました。
うちは一人っ子。たった一度の道を、戻ることもできず、
ただ、進んでいくのみ。
小学校の入学式だって、一度きりなんですよね。

寂しいけれど、ひとつひとつ、手が離れていくことは、
本人にとっては、ひとつひとつ、順調に成長しているということ。


わが家に、春が来て、新しい生活が始まりました。

2018年4月9日

名前の刺繍 Name embroidery

名前の刺繍は、ナノカが担当しました She embroidery her name
がんばったね all of the bags
月金バッグ this is for carrying big stuff
図書バッグ this is for books
朝から、わが家は、映画の撮影地に movie crew came to our house this morning to shoot.
明日、入学式です。

カバンはすべて、できあがり、
なんとか、入学できそう。

一方、ナノカは、名前の刺繍を、自分でやり切りました。

明日からは、違う世界が待ってるけど、
勉強とか、クラス活動とか、もしかしたら、
ちょっと、苦手なことが出てくるかもしれないけど、
君は、名前の刺繍を、自分、一人で、できるんだよ。
だから、大丈夫。

そう、送り出したいです。

よもぎ餅 mugwort sweets

ゆでて、きざんで、すりつぶす boil, crash
上新粉と白玉粉を練り、蒸した「もち」と混ぜ合わせる put together with sticky rice
あんこを入れて、団子にまとめる put red bean paste into it
きな粉をまぶす covered with kinako powder
いただきます done
この季節になると、ナノカが「よもぎ餅が作りたい」と、言い出す。

これまた、結構、めんどうな作業なのだが、「草」が食べられる、
という体験は、子供心にも、アメイジングらしく、できなかった年は
一年中、文句を言われることになる。

以前、東京の知人に、「え、よもぎって、どんな草?食べられるの?」
と言われたことがある。
東京だろうが、田舎だろうが、よもぎって、日本じゅうにはえている。
ただ、都心の公園にはえてるよもぎを、摘んで、食べようという気分には、
確かに、なれない。だから、草餅を手作りする人は、ほとんどいないだろうと思う。

でも、半世紀前には、東京の人も、この季節になると、摘んで、食べていた。
「男はつらいよ」で、おばちゃんとサクラが、早春の荒川の土手で、
若菜を摘んでいるシーンがある。
そう。「とらや」のお団子は、手で摘んだ、よもぎを使ってたのだ。

よもぎには、強いデトックス効果があり、冬の間に溜まった
体の毒素を、外に排出してくれる。
昔の人は、身近な草を食べ、上手に、暮らしていたのだ。

大騒ぎして、二人で、よもぎ餅を作ったわけだが、
その、なんだか、「工作」っぽい、泥だんご作りっぽい、ところは、
先日、甥のハルトが食べていた、玩具菓子「作って食べるグミ」っぽいとも言える。
子どもは、こねたり、まるめたり、つぶしたり、が好きなんだろう。

我ながら、よいことを、させてやったと思う、春休み、最終日だった。

音楽例会と外遊び Sunday activities

グラスに水を入れて、音階を作る making do-re-mi by changing amount of water in glasses
ハンドベルで演奏 experienced hand bells
絵本めくり係 book reading
朗読とライアー演奏 with instrument and reader
午後は生月まで。山田教会 visiting Yamada church in Ikitsuki island
平戸橋公園 Play at the park near beach
日曜日は、子ども劇場の事前例会。
5月19日のマリンバ公演会の前に、音や音楽に親しんでもらおうと計画しました。

朗読は、ちゃんと勉強されてる方がしたし、
ライアーは、話に合わせて、曲を作って、楽譜まで
おこしてくれました。

ライアーに合わせての、朗読が、とても、よかったので、
今度は、子どもたちと、朗読劇をやれたらな、と思いました。
台本を書き下ろしたり、舞台の装飾を作ったりは、
わたしも、勉強しながら、手伝っていこうと思います。

自分で、グラスの水の量を変えながら、音程を作る体験。
やれそうで、家では、なかなか、やれない作業。
子どもたち(大人も)、とても、楽しそうでした。

世の中は、いろんなサービスがあって、子供を連れて、
渡り歩けば、何らしかの体験をすることができて、
退屈することはないかもしれません。

でも、 自分たちで、考えて、相談して、企画して、運営して、
何かをすることは、まったく、別次元の体験だな、と思います。

卒園と入学の間に、東京回り。
ちょっと破綻気味なスケジュールに。
仕事のことも気になりながらも、
子どもの用事も重なり、思うように、ものごとが進まない春休み。

でも、それも含め、答えだと思えるようになりました。
子どもの用事や要望に、できるだけ応えようと努力し、
仕事になれば、熱中して、いそしむ。
時に、思いどおりにならずに、イラっとしてしまうこともあっても、
やった分だけ、自分も子どもも、何かを得ている。

人は重なり合って、社会が回っている。
ここと、ここは、この方がいい、じゃあ、私がやろう、と動けば、
社会は、少しは、変わっていく。

そして、そう思っている、他の大人と活動することは、
とても、心地よいものです。

2018年4月7日

昭和なシューズバッグとナノカバッグ Retro Shoes Bag

昭和なシューズバッグ完成 Shoes bag
触発されたナノカが、自分でバッグを作ると言う。アップリケ。She wanted to make a bag by herself.
ミシン。sewing machine.
糸通し pull the string
完成。Done
実は、「6個のバッグを作らなきゃ」と私が、言った時、
ナノカは、「デザインしなきゃ!」と、6個分の絵を描いた。

コップ入れには、コップのアップリケ、
図書バッグには、本のアップリケ、
その他、 チョウチョだの、猫と太陽だの、、、

いくらなんでも、それぞれにオリジナルのアップリケを
1からつけるのは、今からは、ムリ、、、

そこで、シューズバッグだけは、言った通りの物をアップリケするので、
残りは、今までに作った版で、作ることに同意してもらった。

時間パンパンの中、必死で、カバンを縫っていると、
「ナノカも、カバンが作りたい!」
と布を選んで、持って来た。

この忙しいのに、もう一個カバンを作る世話をしなきゃいけないのか、、、

そのうち、根をあげるかな、と思いながら、アップリケをさせたが、
黙々と、縫い切った。
さらに、ミシンのセットも自分でやりたいと言う。
最初から、最後まで、非常に、手がかかった。

手縫いのアップリケの縫い目は、粗いけれど、
ものすごく、うれしそうに、
どこへ行くにも、持って行く。


きっと、まだまだ、彼女には、
世界は、キラキラでいっぱいなんだろうなあ、と思う。

楽しそうで、うらやましい。