2017年2月26日

ほぼ無一文 Almost no money left

580円のキーホルダーを買いたがるので、「1週間待って、欲しかったら、日曜日に買ったら?」とアドバイス。「絶対、欲しいままだ」と言ってたけど、、、She found key-holder last Sunday. She wanted to buy. I advised her to wait for a week and she can buy if she still want one.
土曜日、本屋さんで、「ゾロリ30周年記念、ゲーム付き60巻」を見つけ、、、6 days passed and she found new issue of her favorite book with card game.
「ナノカの、全財産、使い果たすよ?」と言うも、「買う!!」と言い張り、買った。and she decided to buy it!
コツコツ稼いで、1000円を超えていた持ち金も、57円になりました。She used up almost all of her money and only 57 yen left.
ナノカファーストは、「稼ぐ」と同時に、「使う」ことでもある。

ナノカは、だいたい、「キーホルダー」とか「ストラップ」的なものに弱く、
たいがい、出かけると、なんか、見つけて、欲しくなってしまうようだ。

いくら、自分で自由に使う、と言っても、
見つけるたびに、キーホルダー買ってたら、なんも発展がない。
(いや、将来、キーホルダー博物館の館長になるとか?)
それに、物欲の赴くままに、買い続けるのも、どうかと思ったので、
「1週間、考えて、まだ、欲しかったら、買おう」作戦に出た。
(お金の教育の本に書いてあったので、実践)

あと1日、言い続けたら、買うことになるんだろうなあ、と思ってたら、
土曜日、「寄りたいところがある」と言われ、
本屋に連れて行かれ、
そして、そこで、「ゾロリの新刊」に出会ったのだった。

正直、キーホルダーを買い続けるより、ゾロリの方がいい、
と思ったので、「いいの?お金なくなっちゃうよ」ぐらいしか、言わなかった。
(本だったら、買ってあげても、よかったんだけど)

こうして、ナノカは、ほぼ無一文になった。
でも、「まだ、50円あるから、50円のもの、買えるもん♪」と言っている。
そして、「ゾロリ、買ってよかったもん。おもしろいし、ゲームついてるし」
と、自分の買い物に、とても、肯定的。
明るいショッパーだなあ。

また、コツコツ、稼ぎましょう。
Nanoka want to buy whenever she found key holder.
I said that you do not have to have thousands of them
but she still want the things in front of her.
So I gave her one week thinking time before buying.

She kept saying she still wanting but on the last day
she changed her mind.
And she used up her whole possesions.

Even her money is now 57 yen,
she said,"I can buy something 50yen"
also "I did very good shopping since I love this book and
it contains game as additional!"
She is very positive shopper.

Again you can make money one by one.

冒険遊び場にて Kid's secret base

ロープわたり。walking on the rope
山の斜面に、ロングブランコ long swing at the steep
実力ギリギリの山の斜面、一人で、登り、降り切りました。she climbed up and down by herself.
はえてたキノコ。椎茸だというので、焼いて、食べました。今の所、異常なし。we found wild shiitake mushrooms and ate them.

木風の冒険遊び場は、ナノカの保育園の学区にあり、
噂には聞いていたけど、本日、はじめて、開放日に参加させてもらった。

思い出せば、自分も小さな頃、近所の裏山で、好き放題、遊んでた。
一応、ダメってことになってる場所も、フェンスの穴をくぐり抜けて、入り込み、
秘密基地だと言っては、いろんな遊びをしていた。

それは、私が特別、ヤンチャで、悪くって、野猿だったからではなく、
ふつうに、どの子も、していたことだった。

自分が子育てしていて、周りを見ても、
今、そんな風に、子供だけで、自由に、遊び回れる場所はない。
そして、とても、残念に思う。

崖から落ちて、腿をズリズリっとすりむいたり、
ちょっとした怪我は、いっぱいしたけれど、
こんなに運動神経の悪い私でも、木登りもできたし、崖も駆け上ったし、
そんなこんなで、体の使い方は、覚えた。
スポーツをすると、鈍さが際立つけれど、
山登りをすると、まあまあ、できたりするのだ。

たしかに今、野山に、子供だけを放つことは、ためらわれる時代になった。
だけど、必要な経験は、変わらない。
日本中に、こんな場所があったなら、 子供たちは、喜んで、
駆け込んでいくだろう。

最近、結果や成果を求めて、コスパ(時間も、お金も)を計算しすぎて、
なんだか、ちっちゃな定規で、人の価値を測ろうとしてる気がする。
でも、人間だって、こんな風に、放牧しないと、健康に、育たないんだと思う。
自分も、もっと、おおらかに、放し飼いにせねば、
と思った、日曜日の昼下がりでした。
When I was little, we were surrounded by the spaces
where we could enter and play without adults
and we named it "secret base" and did lots of fun by ourselves.
We got sometimes injured but we learned a lot there.
We climbed the trees, cliff and learned how to use our body
by experiences.

Now kids do not have any chances to do that.
No space, no time or no chances.
I felt it a bit pity.

Today I heard that there was free space open near Kindergarten
and I brought Nanoka there.
One man and the neighbours made the space
where kids experiences making their own play ground.
It has some risk, but it is actually important to experience
the risks psychically.

I wish that this kind of the space exist at the all the neighbour.

2017年2月25日

回復タマゴ She got recorver

イースターのミニ飾りも作ってみた。minuature Easter decoration.
デザインも、ナノカの意見を多く取り入れたリース。うずらの卵サイズの飾りも加えた。wreath with small eggs.
2夜連続で吐いて、腹痛を訴えるので、
不安になり、病院に連れて行った。
ただの、嘔吐下痢であることが確定して、一安心。
そして、無事、回復していった。

元気になったナノカが、一日中、家にいるというのは、
なかなか、タフなことである。
昨日は、イースターエッグの色つけをしてみた。
たいそう、楽しそうだった。

1日の最後、しゃべり続けて、なお、まだ、しゃべるナノカに
頭がショートしそうだった。
元気になったのは、なによりなんだけどね。
Over two nights, Nanoka suffered from the stomachache and
we finally went to the hospital.
It was just ordinal stomach flu and
she got better after that.

Then she kept talking.
At the end of the day, I was fed up with her talk.
Anyway it was very good thing.

2017年2月23日

すゑさん 亡くなる My grandma passed away

貼り付ける前に、パシャリbefore paste
上から from top
花をいっぱい飾り、祖父母を、懐かしい、お店の作業場に立たせたGrandma stood at the workshop with grandpa filled with flowers.

old photos of them

今朝、名古屋の祖母の計報を聞く。
96歳であるから、大往生である。
年を取ってからは、認知症が進み、施設暮らしだったが、
小さな頃は、毎週末のように、泊まりに行っていた、
近しい人だから、お別れに行きたかったが、
ナノカは嘔吐下痢、相方は出張中、ということで、動けず。
お通夜、お葬式への出席は、断念した。

家で、ふと、祖母のことを、思い出していた。

朝鮮半島に渡った曽祖父母のもと、
男ばかりの兄弟のところに、文字通り、ぽこっと末っ子として
生まれた、女の子。
赤ちゃんの時、囲炉裏に落ちて、頭にやけどをして、
髪の毛が生えなかったため、カツラをつけていた。
(不思議なことに、この話を、ちょうど、ナノカと昨日していた)

女学校に行き、そこで、洋裁を覚え、
苦手な炊事より、洋裁をしたい、と洋裁屋の祖父と
見合いをして、本土に戻り、結婚した。
真夜中まで働きながら、職人さんの面倒も見て、
2男2女を育てた(母は、長女)。

私と姉は、よく、預けられていたので、
作業所で過ごすことも多く、黒光りする足踏みミシンも、
大きな作業台も、天井から下がるスチームアイロンの匂いも、
全部、幼少期の心象風景に残っている。

祖母は、あまり、料理が得意ではなかったようで、
自信なさそうに、いつも、食事を出していた。
それに比べたら、洋服の話は好きで、
「こんな生地を使って、タイトスカートを作ってやる」
と、かなり、晩年まで、言っていた。

写真を見せてやると、ナノカが、
「ひいおじいちゃん、かっこいい!」と言う。
「おばあちゃんも、かわいいね」。
洋服の仕事をしていたので、祖父母は、オシャレだったと思う。
その頃の姿を、とどめておけたら、と思い、
カードにしてみた。
ナノカファーストとは違い、一個限定の、個人的なものだ。

花をいっぱい飾り、
遠く離れたところから、
送り出せたら、と願いながら、ナノカにも手伝ってもらい、作った。

「わしたちは、幸せだ」と晩年、語っていたという祖父。
伴侶が、そう言ってくれた人生は、幸せだったろうと思う。
祖父が亡くなってから、もうすぐ20年になる。
天国に渡って、一緒に、下を見下ろしているだろうか?
My grandma passed away yesterday.
I could not make it to go to the funeral
since it is far away and Nanoka was sick
and husband was on business trip.

I tried to think about her life-
She was born as the last baby and first girl
of the family who moved to Korea for business.
She was raised there and learned the sewing
and married to grandpa by match-making,
because he was Tailor and she could help him.

They had two boys and two girls(my mom is oldest)
and educated them even they were not wealthy enough.
They worked so hard that they stayed up late till midnight
and frequently they slept over to send my mom to the Kindergarten.

I and my sister stayed at their place
while my mom took lessons or worked outside.
So their workshop was in the center of my memory.

I wanted to keep their statue when they were still fine
and tried to make card.
It was my small funeral from here to send thank you
to my grandparents.
I hope they got together in the heaven to look down us
and talk about it now.

2017年2月22日

菜の花畑のカード Flower field friends card

3パーツ切って、30円手に入れた。切り抜き、顔の描きいれ、がナノカの担当。メガネは彼女のセンス。She cut three parts and got 30 yen.
お花畑で、二人がいるカードです this will be like this
昨日の夜から、嘔吐と下痢で、ぐったりです。Nanoka got stomach flu.
週末、パパと散歩していて、キーホルダーを見つけたナノカ。
それを、買うと言い張っている。
「580円だって。」と、パパは、真っ向から、反対モード。
ナノカファーストで手に入れるお金は、本当に、10円とか、50円。
わずかな金額の積み重ねて貯めたお金を、
一瞬の物欲で、使い果たしてしまうのは、
見ていて、もったいないなあ、と思ってしまう。
結局、次の日曜日まで、ゆっくり考えて、それでも、欲しかったら、、、と約束した。
本人は、買う気満々だ。

昨日は、カード用のパーツ切りをした。
最初は、ウサギの耳部分に苦労して、ギザギザしていたが、
ハサミの中心部分を使って、紙の方を回すように指導すると、
最後は、かなり、上達した。
いくら、説明しても、どうしても右手が動かなくて、泣いてばかりだったのに、
飛躍的な上達ぶりだ。
お金の力、恐るべし。

お金の力といえば、ナノカの計算能力も、びっくりするぐらい上がった。
「100円のものを買って、5000円しかなかったら、お釣りは、4900円」
「110円と、110円の物を買ったら、220円」など、
つい数ヶ月前まで、「99と200だったら、99の方が大きい」
と言ってたのが信じられない。

今日から、相方が出張だが、そのタイミングで、夜中から、嘔吐下痢。
かわいそうに、眠ることもできずに、吐き続けていた。
お腹が空っぽになったのか、朝になって、ようやく眠っている。
こういう時、山のてっぺんに、車なしで生活している不便さを感じる。
緊急性がなければ、病院へ行くのも、ためらわれる。
梅干しも、マシュマロも在庫がないが、買い出しに行けない。
うつらないといいけど、、、(私まで、時間差でダウンしたら、
誰が、元気なナノカの世話をするんだ?)

2017年2月21日

火のある暮らし Making fire in the daily life

MMJ 2月号 咳・喉の痛み Throat pain
そろそろ、春の訪れを感じる日も増えてきましたが、
たびたび、ぶり返す寒さ。
ということで、あったまるイラストも、飛び込みセーフかな。

まきストーブで、湯を沸かす生活に、憧れをこめて、描きました。
(本題は、ネックウォーマーと湯気で、喉を保護してることですが)
マンションで、火を扱うこともなく、過ぎていく日々。
うちの娘は、マッチで火をつけられないでしょうね。

先日、五島で、山から集めてきた、まきが積んであるのを、見ました。
今でも、まきを、経済的な理由で、使っている地域があるのだなあ
と、あこがれだけでは説明がつかない、いろんな側面を、感じました。

わたし達も、現代社会で、子供を育てている人間の一人だから、
必死をこいて、経済活動をして、稼いで、飯を食わせ、教育をしています。
そして、日々、忙しい。
でも、いろんな事に出会って、考えて、行動して、、、
そういう大人でありたい、とも思います。

今年は、簡単カセットコンロキャンプではなく、
ちゃんと、火を焚くキャンプをしてみよう!と思ってます。

I drew this illustration thinking about "life with burning stove"
We live in the building and no chance to touch the fire.

I saw the people still gather brunches from woods in island.
This is economical reasons why they do.
People sometimes forgot the rural life and gaps between cities and countries.

We are also working hard to make money to feed and educate my child.
We are busy enough to devote on only this.
But also I want to know many facts of the society, think over by myself
and act as much as possible.

Anyway we are planing to make fire at the camp this year.

座談会 Three talk

日曜日、3人の地元作家ママさんによる、子育ての座談会。Last Sunday, three local mother author talked about their parenting.
本番前、「情報誌に、笑いあり、涙あり、て大々的に載ってたよ」と聞く。One told me about the article "this talk will be full of laugh, tears,,," What?
新井さんを見ると、がっつり原稿を書いてきている。私は、封筒の裏に、箇条書きにしてあるだけ。性格が出るなあ、、、Also other wrote down the text. I just wrote down some memo on the waste paper,,,
と思ったら、新井さん、作り込んだデータを、家に置いてきてた。案外、抜けてる。but she forgot to bring data of her introduction and called up husband to deliver.
大原さんちのダンナさん、の本物も見ちゃいました。得した気分。Another came accompanied with famous husband in her cartoon.
座談会、というのに、初めて、出してもらったけど、
とっても、楽しかったです。

それぞれの家の、「いい加減」子育て話を聞くと、
「そんなもんで、いいのかー」につながって、
ちょっと、ホッとするのかな、と思います。

それだけ、いろんな情報がお母さんたちを取り巻いて、
「あれ、しちゃダメ」「こうあるべき」で、息苦しさを感じる人が多いのかと。
 周りから、お母さんたちに注がれる目も、決して、
優しいものばかりでは、ありません。

「電車で、騒がせるなんて、非常識!」
「ベビーカーは、電車では、遠慮すべき!」
  なんていうのも、「極端にひどい例」を吊るし上げることで、
ちょっとした行為にまで、眉をひそめる風潮を、生んでいるような気が。

一方で、「子供の、おしゃべりに、付き合ってあげましょう」
「スマホを、安易に、子供に渡さないようにしましょう」
という、アドバイスもされる。
電車で、眉をひそめられるのが怖くて、スマホ渡して、静かにさせてる
お母さんも、多いんじゃないかと思うと、痛々しい。

いったい、だれにも、納得してもらえる、子育てなんて、あるんだろうか?
そして、そんなに、超人的な技を、
子育てで、四苦八苦するお母さんに、要求するって、どうなんだろう?
相手は、「一筋縄ではいかない」こども、という生物ですし。

たのしい子育ては、いろんな声を、
遮断して、あんまり、気にしないってことなのかな、
と思う今日この頃。
今日も、ナノカは、バスの中で、しゃべり続けております。

There are so many voices toward to mothers
"what to do" "what not to do" in Japan.

In the Internet, people discuss,
"No baggies in the train!" "Never making noise in the train!"
This is telling "Very bad manner" case but
it leads to make atmosphere that mother had to feel
very careful about noise made by their kids.

On the other side, parenting methods told mothers
that kids need to have chatting with mommies as much as possible,
that kids should not touch Smart phone.
Mothers handed smart phone to kids since they feel pressure
to let their kids to be quiet in the train.

There are no way to fill all the demands.
These voices are made with no responsibilities on our kids.
So the best thing is to ignore most of voices towards mothers.
I do not care even people think that I am not "good mother"
then I felt relaxed about my parenting.

2017年2月18日

春のカード Spring card

ナノカファーストのバレンタインカードは、合計17枚、売れました。
結構、がんばったのではないでしょうか!
Nanoka sold 17  Valentine cards.

さて、次は、「春らしいカードが、あったらいいね」の声を受け、
作ってみることにしました。
Next people asked me to make spring card.

実は、ナノカは左利きなのですが、前々から、
「ハサミだけは、右が使えるように、しておいたほうがいい」と言われ、
「右手で!」と言う私に、左手に慣れてしまったナノカは、
しくしく、泣く、という事を、くり返していました。
正直、本人が、やる気にならないと、むりだな、と諦めムード。
Nanoka is originally left handed.
I heard that only scissors is better to be used with right hand.
I asked her to train right hand, but she cried.

そこで、今回、パーツ切りを、右手で、ていねいにすることで、
10円ずつ、払うことにしました。
「材料費」から、支払うことにして、収支も合うようにしました。
We set up to pay 10 yen per each cutting.

お金で、仕事をさせることに、すこし、抵抗はありましたが、
実際に、絶対、がんばれなかった右手での、ハサミ作業を頑張り、
合計70円、稼ぎました。
70 yen she earned for this mission.
右手で、すべて、がんばります。She tried to use scissors  with only right hand.
これで、6パーツの合成です。6 parts got together
今回は、飛んでる蜂さんです。This time, flying bee and tulip.

2017年2月16日

ひな人形 Hina dolls

もうすぐ、ひな祭り。あわてて、仕上げました。I made Hina dolls.
紙粘土のボディに、越前和紙の衣装。フェルトの毛氈を敷いた木の台、金屏風。Clay body, Washi paper dress, Wood floor with felt carpet and Golden screen.
手のひらぐらいの大きさで、飾りやすい。Hand size.
折れてない屏風のタイプは、These two flat screen type are,,,
さらに、省スペース。for smaller space.
小さいけど、結構、はなやかで、いい感じですよー。Small but it makes atmosphere.
ナノカが、「おひなさまを作りたい」と言って、企画したのだが、
材料を買うも、もはや、時期も迫っており、
結局、私がほとんど、作ってしまった。
(ナノカは、顔を丸めたのと、髪の毛の色ぬり、衣装の色合わせへの口出しぐらい)

こちらも、販売します。限定5点。
手がかかったので、もう、作れません。
ナノカが、あまり手伝ってないので、ナノカの取り分はなしにして、
これは、ナノカファーストの次の企画の資金にします。
夏に向けて、Tシャツを作ってみたいので、
その型代にする予定です。
大きい方が1500円、小さい方が1000円です。

よろしくおねがいいたします。

2017年2月15日

リトル&ビックアーティスト「自分が主人公の本の表紙」Little Artist "Cover for own book"

3月12日(日)のリトル&ビッグアーティストの詳細です。
今回は、大人の人にも、講座を開放します。
大人と子供で混ざって、ステキなノートを作りましょう!

はじめてのお泊まり(ママ) Leaving my baby

泊まりで取材に行く事になる。「いってらっしゃーい」とご機嫌。I went to travel for next book project. It was first time to leave Nanoka.
取材が終わり、連絡すると、もう寝たという。At night, she fell asleep with no problem.
港に着くと、どこからともなく、飛んできて、へばりついた。When landed, she ran to me.
「今日は、べっとん、するんだよ」と、くっつくナノカ。そして、次の日、園で、一日中泣いてたそう。平気そうだったけど、引きずってる?She said she would stick with me. Next day at the school she kept crying for whole day.
産んで、このかた、ずーっと、一緒に寝てきた。
近くに、じじばばがいたりすると、早くから、預けたりしてるのも見かけるが、
うちは、遠隔地で、核家族なので、
「ママがいないと、絶対、ムリ」という感じのまま、やってきた。
講演会とか、営業とか、
「ちょっと、一人で行ってきたいなあ、、、」という時も、引き連れて、歩き回った。

今回、週末だったこともあって、「パパと二人でお留守番」に合意してくれたナノカ。
そうと決まると、「私、ぜんぜん、平気」という感じで、 見送ってくれた。
パパと二人で過ごしてた間も、相方曰く「うまく、やっていた」と言っていたが、
家に帰ると、
「パパに、怒られた」「ママの方が、やさしい」とグチり
ベタベタと、接触を求めた。
おかしいな、パパの方が、甘いはずだが、、、

 よくよく聞いてみると、
「パパなら、大丈夫かと思ったのに、やっぱり、叱られた」
という話で、そもそも、なめて調子に乗って、叱られたようだ。

そして、次の日、保育園に迎えに行くと、
涙の跡がくっきりとついたナノカが待っていた。

「お休みが長かったからですかね。涙涙の一日でしたよ」
本人に聞くと、
「一日中、ママに会いたかった」
と言う。それは、次の日も続いた。
「朝ごはんを、ママと一緒に食べられなくて、
そしたら、お昼も食べたくなくなった」
とか言い、結構、こじらせてる。

意地と、現実と、甘えと、成長が、ごっちゃまぜになって、
こんな感じになるのだろうか。
わたしも、「取材にも、一人で行けちゃうんだな」と
自由と一緒に、一抹の寂しさを感じた。
彼女が成長するとともに、私も、手放す寂しさを一つ一つ経験して、
成長していくのかな。
We lived far away from parents and we had no chance to leave Nanoka to them.
So Nanoka had never slept over without me.
She could not sleep without me. Then I had never travel by myself
Always I brought her with me even on business.

Last weekend, I got one night two days business trip to island.
I asked Nanoka to stay with Daddy. She said OK since she knew
it would be boring trip for her since I need to talk with people and
she had to be quiet and just followed me.
She happily said bye-bye to me with daddy.

Husband said she spent the day OK and fell asleep even earlier.
I felt relieved and felt a bit sad to see my baby grew up enough
to stay over without me.

After going back home, she was sticking me
and next day and the day after next day,
Nanoka kept crying for Mommy during school time.
It was big departure of her and a bit affected on the days after.
Still it was a big step and she would stand by herself more and more.

I felt I got freedom but I felt sad to know my baby was not baby anymore.
This sadness might make me grow as a mother.

バレンタインマネー Valentine Money

先日、イヤだと言ったが、気が変わり、First she denied but she changed her mind.
パパへのプレゼントのため、手芸洋品店で、布を2枚購入。She bought 200 yen textiles.
レジに、自分の財布を握りしめ、代金を支払う。She paid from her wallet of her earnings.
 店員さんに、「小さな頃から、お金は使わせたほうがいいって、言いますよね〜」と言われる。Clark said, "Good, I heard that even a little kids should use money for study."
200円を負担し、制作の一部を手伝い、完璧に「ナノカとママから」と主張できる立場に。She helped to arrange the shirts and proudly said, "This shirts is present from me and Mama!"
ギリギリになってしまい、前日夜も作業。「パパが帰って来たら、隠すから、引き止めて」と頼むと、責任が重くて「イヤだ」と言っていたが、I could not finish even the day before. I asked Nanoka to keep Daddy at the porch when he came home since mommy need time to hide the shirts. Nanoka did not want to since it sounded her to be too much responsibilities, but
物音が聞こえると、すっ飛んで行って、わざとらしい会話で、引き止めていた。She ran to the porch to keep him with unnatural conversation.
おそろいを欲しがってたパパに、スプリングシャツ arranged shirts.
ベーコン講座に行って手に入れたベーコンで、ハートのピザ(ベーコン入りスープ、ベーコンとポテトの炒め物)I made pizza of heart shape using handmade bacon.
チーズケーキも焼きました。パパ用は、質実剛健。We baked cheese cake.
ナノカファーストで、少しずつお金が入ってくると、
わりと、片っぱしから、欲しいものを買って、散財するナノカ。
どうなんだろうか、と思いながら、しばらく、傍観していた。

今回、パパのために200円
好きな男の子たちのために200円
自分の虎の子の稼ぎを、使うことができた。
そして、「とっても、楽しかった」と、バレンタインを振り返っていた。

私も、お金の教育に関しては、「これだ!」という信念があったわけではなく、
恐る恐る始めたことだったが、
店員のおばちゃんも、
「小さな子供にも、お金を使わせたほうがいい。」
と言ってたように、使ってみて、はじめて、感覚がつかめるものなのかなと感じる。

もちろん、ケチになってみたり、
訳のわからないものに、散財してみたり、
親としては、いろいろ口出ししたくなる場面がてんこ盛りだ。
でも、「お金の自由を知って、無駄遣いを覚えるのではないか」とか
「欲望が抑えきれなくなって、将来、お買い物中毒になるのでは」とか(私の勝手な不安?)は、小さいからというのは、関係ないのかもしれない。

5歳でも、お金のなくなる感覚は感じられる。
大きくなって、突然、大きなお金の管理をしなくてはいけなくなるより、
小さな財布で、失敗や成功を繰り返して、感覚を身につけた方が、いいのかなと。

それに、お金を通して、社会の仕組みを、ひとつひとつ、知ることができる。
本や、言葉で、「税金」とか「公共事業」とか「年金」とか「保険」
「募金」「ファンドレード」「フェアトレード」「為替」 「補助金」
の説明を受けても、実感がない。
だけど、お金を扱っていると、
その流れや、意味や、仕組みが、なんとなく、すっと入ってくる。

って、いろいろ言ってみましたが、
シンプルに言えば、バレンタインで、
お金を、人を喜ばせるために、使ってくれたことが
成長として感じられて、うれしかっただけなんだけど。
She could use 200 yen for Daddy
and 200 yen for her boy friends.
Those are from her precious earnings and she made her decision.
She concluded the day, "I had so much fun"
I was very glad to hear that.

I had a little concerned about letting her owning money.
She was 5 years old and it could be too early to handle.
Actually she used up all the money for herself first.
I wanted to say something what she would buy, but
tried to keep eyes on her but tried to give her freedom and responsibility
within her wallet.

I thought it would be good lessons even she made mistakes sometimes.
The wallet is still small and those lessons would give her knowledge and feelings
of what to do with money.
In the future, kids grow up and treat bigger money.
At that time, I would like her to know the relationship between society and money
and have wisdom to use it.

2017年2月14日

園児のバレンタイン Kindergarten Valentine

We already shipped Valentine to friends far away.離れたお友達や甥っ子には、土曜日に発送済み。
ナノカの本命チョコ。She prepared for her favorite boys.
バレンタインがやってきた。

去年、私が多忙で、何もできず、過ごしたところ、
後から、ポツリと、
「みんな、チョコレート、交換してて、ナノカだけなくて、悲しかった」
と言われ、かわいそうな事をしたな、と思った。

今年は、ナノカは、
「クラスの全員に、クッキーを配る!」
と張り切っていた。
平日の帰宅後に、クッキーを作るの、大変だな、、、と
思いながらも、まあ、去年のことを考えると、
やってあげた方がいいのかな、と思っていた。

でも、同時に、ちょっと、疑問にも、思うところも。
去年、超多忙だったため、
「え、親が用意して、配らないといけないの?
忙しくて、余裕ないよ。このイベント、面倒過ぎる!」
と、ゲンナリしたのが、本音だったからだ。

未就学児が、自分で手作りする力があるわけもない。
そうすると、親によっては、用意してやれない人もいて、
子供の間に、差が出てしまう。
今年は、なんとか、私はしてやれるけど、そのことで、
できないおうちに、去年自分が感じた
負担感を感じさせてしまうのかも、と。

そんな中、昨日、帰宅時に、ナノカが、
「あのね、女の子たちに聞いたら、みんな、一人か二人だって」
と言う。
どうやら、みんな、あげる相手を聞き合い、
男の子も、だいたい、一個ずつもらえる運びになったらしい。
つまり、大がかりに、配る子は、いないということ。
子供同士で、そんな調整が、できるということに、驚愕。

そして、
「ナノカは、⚪︎⚪︎くんと、⚪︎⚪︎くん」
と決めてきていて(ちゃんと、本命)
私が、
「二人なら、買ったチョコにする?」
と聞くと、
「うん。自分で、払う」
と言った。
そして、ナノカファーストで、コツコツ稼いだお金で、
チョコレートを二個買って、
自分で、ラッピングして、ナノカファーストのカードを添えて、
うれしそうに、持って行った。

親の負担感も少なく、自分の力で贈り物を用意できたことで、
ちょうどいい、身の丈にあった、
バレンタインができたかな、とホッとした。

クッキーを手作りしなくても、その調整力のすごさに、
年中児の女子力を感じる、母でした。
Last year, I was too busy to think about Valentine.
I did nothing on that day and Nanoka told me
"Only Nanoka did not have present" sadly.

I felt sorry, at the same time,
I felt this event was too much for busy working mother.
I had no time to prepare for kids to bring presents to classmate
on the weekday.

This year, Nanoka was excited to say,
"I will give chocolates to every boys in the class!"
I felt I could do this year even it was a little too much work.
But also I was questioning if some other busy mother don't
have enough time or enough money and
it causes some gaps among kids in the class.

Yesterday, Nanoka told me
"Each girls would give one or two boys."
She talked with all the girl classmates and
found most of boys would get from each girls.
"I will give K-kun and S-kun."
It sounded much simpler.
We talked and she decided two chocolates
from her earnings of her business
and wrap them by herself and put hand-made cards.
She brought packages very happily in the morning.

I was relieved that we did Valentine that she herself could handle
by herself.
It was important that mommy did less sometimes.

2017年2月13日

荒れ野の果てに At the end of the wild land

冷たい北西の風が吹くthe strong north western wind blew the island.
釜で茹で、すぐに干すthis is outside boiling pot for the traditional island's dried sweet potate.
芋を崩さないように、干しだなは、釜のすぐ横にある。The dried shelf is right next to the pot.
芋を切る道具 This is the tool to slice the sweet potate.
赤波江教会 local church
江袋集落にたたずむイエス Christ stood at the clean quiet village.
江袋教会。10年前のこの日、燃え、修復された。Ebukuro church.
小値賀、野崎島、平戸や生月が見える。海から見ると、近いことがわかる。you can see the route of the Christian move. All the islands are closer by ship.
今から、約5年前、初めて、上五島を訪れた。
その時、いくつかの教会を訪れて、衝撃を受けた。
教科書で、知識としてのみ、知っていた
キリシタン迫害の歴史を、実在のものとして、実感したからだ。

それから、機会があるごとに、教会を、訪れてきた。
人目を避けるかのように、奥まった集落の中にある
整然と整えられた、ささやかな教会。
信徒の方が、慎ましい生活の中から
年収を超えるほどの大金や、重労働の奉仕をして、建てられたものだ。

今年に入り、縁あって、島の現状を、くわしく知ることになった。
今も、同じ土地に暮らし、昔からの信仰を、ささやかに守りながら、
暮らす信徒さん。
人を寄せ付けない、急斜面のわずかな土地に、芋を植え、食べてきた食文化。

島には、冬に入ると、強い北西の風が吹く。
その風で、ゆで芋を干し、かんころにして、保存食にする。
米ができない、この島で、命をつないできた、大切な食料だ。
実際、島で、その干しだなを前にすると、
冷たい風が身を切り、ここで、作業をする、厳しさを実感した。
島の人たちは、この厳しい自然の中で、生きてきたのだ。

この島にも、急速な少子高齢化と人口減少の波はやってきている。
(離島であるがために、もっと、加速度を持って)
消えていくであろう、その文化の、あまりの美しさと、
人々の暮らしの慎ましさ、信仰の純粋さ、特殊な歴史。

そぎ落とされた、素朴な生活と信仰を目の前にすると、
人にとって、本当に必要なものは、なんなのだろう、と考えさせられる。
生きるって、なんなのだろう、とも思う。
おそらく、そんな事は、答えのない問いなのだろうけれど、
合理性や、利益や、上昇を成長と呼び、
ただ、追求していく現代を省みろと、
問いかけているような、気がする。

At the end of the West of Japan, there are islands called Goto.
The Missionary arrived to teach people Christianity
400 years ago. At that time, the king around the area became Christian
and allowed the Missionary to teach their people.
But the time had changed. The king fell, and the central Government
prohibited the Christianity. The Missionary left Japan.
Even after that, people kept their belief behind the Government.
It lasted for 200 years.

They were sometimes got persecution because of their different belief.
They sought for new land and move one part from others.
Then some of them ended up to live in Goto islands-very rough area.

The lands are made of sharp steep. There are no flat land suitable for rice field.
They planted sweet potatoes in a small field at steep
and ate them as the staple food.
To keep the potato through the year, they slice them, boiled them and
put them dried in the cold Northern west wind of the winter.

200 years later, Japan had changed again.
The Government opened diplomatic relations and
the Missionary found the hidden Christian still there.
People gather money(even they were poor) they built their own churches.
They cut stones and carried by themselves for building.
In Goto islands, there are descendant still living and keeping their faith
in their ancestor's precious buildings.
It was simple pure faith of no doubt.

I visited Goto islands several time this year.
The population of the island declined and
the culture there is about to extinct.
I was just touched how beautiful of the simple life and belief
of the people and thinking of record them.
It would be selected to the world Herritage soon.
People at the church were afraid their quiet precious place
for pray were bothered by tourist.
I wish that visitor understood the history and culture
and respect their life. They were their own property
-they cleaned daily, they paid for the cost.

The people's simplest life there asked me
"What is life?" "Why people live?"
They have less, still live in difficult wild nature.
They do not wish much, support each other and smile calmly.

We now are forced to go up and up.
We had to be richer, wiser, otherwise we will be loser.
Endless race of the world occur the collapse.

I do not know what I can do.
But it was very good chance to look back myself
and think over how to live, what to express as an artist.