落ちてるのは、投げ銭です。投げるの、楽しい!We threw the money towards stage. |
歌や楽器はもちろん、コスチュームも素晴らしかった!Songs and costumes are incredible! |
この雰囲気を、味あわせてあげられて、よかった!I appreciated the chance I could let her feeling at this age. |
雨の降りしきる、日曜の夜でしたが、
公演は予定通り行われて、雨の中でも、
平静に、演じる役者さんの姿に、
恐れ入るばかりでした。
本を買わせてもらったのですが、
家族三人の旅劇団を始めたのは、娘の萌さんが9歳の時!
そして、劇団の収入は、観客からの、投げ銭のみ、という生活。
驚愕でした。
最近、こどもが育ってきて、
一緒にいて、手取り足取り、サポートを欲していた時代から、
脱皮していこうとする時期が、近づいてきています。
そんな中、「やはり、親の仕事は、稼いでやることなのでは?」と
考えてしまうことも。
旅芸人をして、娘を育てる、というのは、
たいそう、目からウロコだったのでした。
演目「小さなお化けたちの森」は、
冬になり、死を間近にした虫たちを通して、
「生きる」「死ぬ」を、問いかけるものでした。
演じて、投げられたお金が、ザルに盛られ、
その重さが、明日を生きるために得た、糧。
観に来た観客が、役者の命を、握ってるとも言えます。
本当は、わたしも、表現するものとして、同じなのだと思います。
銭が投げられなければ、わたし達も、生きられない。
まあ、うちは、せっせと働きに出る夫がいるので、
見えにくくはなっていますが、でも、
「生きる」ことへの、試行錯誤は、やはり、しなくてはいけない身の上です。
生と死。
これは、本来は、すべての人のテーマなんでしょうね。
働きに出て、一定のお給料をもらい、生きていく。
心も生活も安定して、ありがたいことです。
でも、そのことによって、「生と死」が、人間から、切り離されてしまい、
実感しにくくなってるかもしれない。
本来、人は、生きるために、ジタバタ動き、そして、死んでいくのです。
このテーマ、生と死を、毎日、噛み締めながら
生きていく旅の生活から語りかけられるからこそ、
味わい深いのだと思います。
バッタやん(昔、ブイブイ言わせてた、バッタ)は、
もう何年もしていない、最後の脱皮を、試みながら、
最後の時に近づいていくわけですが、
その時、「脱皮してるかい?」と聞かれるんですが、
果たして、どうなんでしょう?
ちなみに、ナノカは、「考え中」です。
今月から、あたらしいプロジェクトに取りかかります。
脱皮、します!
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