2020年2月25日

サルはすごい! Monkey is great!

We visited famous Park named Takasakiyama where the wild monkey group came to eat the wheat and potato.
お休み中に別府に行った。
We visited Beppu during weekend.

当初は由布岳に登ろうと言っていたが、家族全員、腰痛、尻痛、筋肉痛を患っていて、悪化してはキケンと判断。
ただひたすら、温泉療養に励むことにした。

ということで、地獄蒸しをして、 地熱のすごさを体感し、
貴重な泥温泉で、温泉療養をした後の休憩所で、ナノカが見つけたのが
高崎山の猿園のパンフレットだった。
「サルに会いたい!」
Nanoka found Takasakiyama brochure, the monkey place , and wanted to go.

今は昔。猿の代名詞でもあった「高崎山の猿」。
されど、別府観光に来た人の、どれほどが高崎山に行くのだろうか。
そう思いながらも、熱意に押されて、高崎山へと向かった。

そして、知った。
サルの生態を、自分が全く、理解していなかったことを。
I did not know much about Monkey. I was moved by several things about monkey.

1、猿の順位は、群れに入ってからの年数で決まる。

なんと、強さでも、年齢でもない。
入社した年が早ければ、自然に順位が上がっていくらしい。
Monkey's status is based on how long he is in the group. not by age, or power.

2、猿のペアリングは、その日気分。誰が父親か、産んだ母親ですら、わからない。

だから、オス猿は、自分の子孫である可能性がある、すべての子猿を守る。
だれが、父親かわかったら、子殺しが起きるであろう。
父子関係が、ぼんやりしてるため、群れ全体で、次世代を育てられるのだ。
Monkeys had relationship with several others, so even mom did not know her baby's dad.
Then all male monkey tried to protect all the babies since every babies could be his kid.

3、ペアリングの選択権は、メスザルにあり。

なので、地位が高いからといって、メスが必ず受け入れるわけじゃない。
むしろ、地位上位者は、その群れに長くいるので、自分の血縁者(父、祖父)の
可能性があるので、人気がない。
来たばっかりの、地位が低い、よそ者の、若者がモテる。
Female choose the partner. Upper male was not always poplar, actually upper male means he stays in group longer, so he could be her dad or so, so female prefer new comer-means lower male.


ボスは絶対権力者で、 君臨していると思っていたが、
イメージと全然、違った。
そして、猿たちは、静かで、それほどのケンカもなく、
平和そのものだった。

相方と私は、
「すごいねー。社会システムが、うまく、まわってるんだね」
「ある意味、人間よりも、本能的にうまく行く社会を作れているのかも」
と、 感心してしまった。

私は、別に、「人間ももっと、自由奔放に行こうぜ!」
と、言いたいわけではない。
人間の常識が、必ずしも、
他の動物が本能的に作ってるシステムに勝てていないんだな、
と思ったまでだ。

きっと、お猿システムを導入しても、人間は欲が深過ぎて、複雑に思考しすぎて、
刃傷沙汰が起きたり、嫉妬と愛憎で、大騒ぎになったり、 うまく行かないだろう。
(いまや、DNA鑑定とか、あるし)

でも、人間の常識を振りかざして、賢くなったつもりでも、
生物学的には、正しいとは限らず、
人は、もうちょいと謙虚にならにゃあ、いかんなあ、と思った。
 I was very moved by the system that monkeys made, and
they actually live in a peace.
They have better system than human's one?

I do not think human being do well if the system is the same
since human being are greedy and clever in a bad way.

I just wonder what is the clever choice for our species.

2020年2月20日

君の行く道 She became that kind of age


閉塞感を感じる。

ニューヨーク時代、トラブルに山のように巻き込まれたことも
あったけれど、どんな時も、不遇を一緒に憤ってくれる仲間がいたし、
弱い立場であることを、逆に誇りに思えるぐらい、
まだまだ、世界は横につながってるのだと感じられた。

今も、時に、自分も弱い立場になることもあるし、
さらに、弱い立場の人に、出会うこともある。
しかし、弱者に「そうだよね」と寄り添う、
市民は、あまり多くないように感じる。

昔、クーラーがない部屋でうだって、夜中に友人と
夜涼みに出かけて、公園にたむろう移民の人たちと一緒になった
どうしようもなく、お金もなく、未来も見えなかった、
あの頃より、なんだか、重苦しく感じる。

娘たちは、こういう閉塞感に、飲み込まれて欲しくない。

多くの人がいる場所が、安全で、正しそうに見えるのは、幻想だ。
 (ヌーの大群は、群れで行動することで、種を保存するので、
生物学的に言えば、ありなのかもしれないけど)


自分の思う「正しい」は、「正しい」。
自分でものごとは、一つ一つジャッジしていかなきゃいけない。
そうじゃなければ、なにか新しいものを生みだす事はできないし、
なにかを変えていく人間になることもできない。

娘が、壁にぶつかった時、二人で歩きながら、
そんな話をするようになった。
「わかった!」と言う。本当に、わかってると思う。

I felt a kind of disappointed to the world sometimes recently.

When I was in NY, I was much poorer, had no air conditioner
then I walked to the park to get cool air in the summer humid hot midnight
then I met so many immigrants family to do the same.
We had a kind of coexistence awareness.

At that time, I could not see the future, yet, and
very poor, but always I felt many people would get angry
when I was in unreasonable trouble because of social weakness.

Now I sometimes became in weak position,
moreover, I saw people who was under weaker position,
but not so many ordinary people stand by them.
A kind of coldness I feel from the society.

I do not want my daughter to get used to be one of them.

If she believe it "Right", she should keep believing
even all the others disagree.
Only that kind can make difference, change the world, and create new.

When she face on the trouble, I walked besides her
talking like this.
She became 8 years old, and she became that kind of age.

2020年2月18日

バレンタインは、義理のみで Valentine's sweet

学校中の男子のために、クッキーを量産し、メッセージを添えるナノカ。Nanoka made cookies for all the boys in the school
パパには、ティラミスですTiramisu for daddy
2歳のバレンタイン。粘土細工のようなトリュフ作り At the age of 2, she made her first Valentine's day gift.
ナノカの作った、う◯こに似たトリュフ Looking like poo?
とくに、本命がいないようだが、それでも、
バレンタインに参加したい気持ちは満々で、前々から、
「どうしようかなあ」
と話していたナノカ。

数名の仲のよい男の子の名前を挙げているうちに、
「でも、もらえない子は、どう思うだろう」
と気になり始めて、結局、全員に配ることになった。

結果、低学年男子を中心に
喜んでもらえたようだ。

パパへのティラミスも、かなり手慣れた様子で作り進め、
あと数年で、バレンタインも自立しちゃうのかな、と感慨深い。

そこで、昔々、ナノカが始めて、バレンタインをした頃の写真を探してみた。

 好きに丸めさせてたら、◯んこっぽくなってしまったヤツだ。
でも、おいしかったよ。

雪にエキサイト Excited to the snow

朝一、畑で雪遊び
1個目 ゆきだるま
早めに家を出て、雪歩きを楽しみながら登校
新雪のある橋の上は貴重。

2個目のゆきだるま。シロフクロウっぽい。
雪は冷たいし、
「眺めるぐらいが、きれいでいいかな」
というのが大人の正直な気持ちだが、
雪を見たら、飛び出していくのが、
健康な小学生というものなのだろう。

ナノカも、朝から、気もそぞろ。朝食が済むと、
「一緒、外へ行こう」
と誘われて、外へ出た途端、雪つぶてを投げてきた。

私は、雪の投げ合いする気分になれず、断った。
こういう時、兄弟がいたら、同じテンションで、
湧き上がるワクワクを発散できるのでしょうが、、、ゴメン。

それでも、一緒に、雪景色を楽しみながら歩く、
ぐらいのテンションは、私にも残っていて、
わざわざ川原の土手を歩いてみた。

だれも足を入れてない橋の上を見つけて、
自分の足跡をつけて歩いてみると、
今までに過ごした、数々の雪の日の感覚が蘇ってきた。

きれいな雪景色が、ナノカの心にも、1つ残っていくことだろう。

たった1日1晩で消えてしまう雪。
それでも、1年に1度、大地を覆うことで、
寒さに弱い菌を激減させたり、虫を絶やしたり、
自然界のサイクルを回していくためにも、きっと必要なことなのだろうな、
なんて事も、土手の土を踏みしめながら、思った。

白く、一度、塗りつぶされて、
清められた、水と大地と空気。
それらが溶けて、水がしたたる様子に、
無事、春を迎えられそうだな、と感じた。

2020年2月17日

カフェアーティスト「ペン画教室」

小3男の子の作品。花をデザイン的に描きました。今回で3回目。つけペンの作業も慣れてきました。花の形がかっこよくて、ラフなハッチといい相性です。
小3女の子の作品。友チョコのお返しに、友情の猫ちゃん。清潔なラインワークと、猫の形がオリジナルでかわいい。今回習ったべた塗りをリボンに使いました。
大人の作品。今回は、線の強弱を作品に生かそうと、人を描いて、やわらかさや空気感を出すことにチャレンジ。今までの作品よりも、グラフィックっぽさが抜けました。同じ濃い色の中でも、光が当たっているところや、素材の違いなどをかき分ける、難しいテーマですが、きちんと仕上がっています。
大人。勉強になるものをやってみたい、ということで、彫刻の写真をやってみました。石を描いているのに、人を描くという、難しさ。でも、ひだの影のつけ方など、だんだんと、つかめました。
大人。メッセージカードのベースを作ってみました。グレーを作るのに、点線や柄、文字なども使って、楽しく描いています。遊び心が嬉しいですね。
来月は、春休み中に開催します。
小中高の学生さんも、参加しやすいかと思うので、もし、よかったら、どうぞ。
25日(水)15:00ー17:00です。

リトルアーティスト「ひな&だいりドール」 Dools

今日は、女子だけでした。世界のお人形や郷土玩具、テキスタイルの紹介をしました。
しっかり、デザインしていきます。
人形作りは、たのしい!
短髪と長髪のカップル。マニキュアを全身に塗って、ラフに切った紙などを貼りました。ヒッピーっぽいナチュラルでポップなカップルです。Hippie hina dolls.
笑顔がかわいい!バランスのいい装飾です。シンプルだけど、愛らしい作品です。smile hina dolls.
素材を活かした、絵付けのみで作られた作品。ちょっと、シュールな表情。pink flower dolls.
こちらは、キッチュな女子同士のカップルになりました。髪の毛が黄色と紫。ラフなまとめ髪がオシャレ。Girl couple with kinky hair.
猫カップル。宇宙な雰囲気も統一感があって、本当に、ステキ!モールの使い方が、おもしろくて、参考になります。cats hina dolls.
こちらは、フルーツ姫と、星王子(金髪長髪)かな。ピンクの紙と金髪がキッチュで、いい感じです。デザイン画通りに仕上げていく集中力も素晴らしい。Fruit princess and star prince(long yellow hair) couple.
和装にベールと王冠の和洋折衷。潜伏キリシタンの時代?丁寧に塗られて、博多人形のようです。かわいいです。Kimono couple with a bit taste of Western style.
アフガニスタン方面のカップル。民族衣装の写真を見て、作りました。和紙やいろいろな素材が巧みに使われていて、細かい作業も美しい作品です。She got idea from Afganistan traditional dress photo.
細かい作業なので、大きくなればなるほど、計画通りの形にする力があったかな、
と思います。
一方、小さな子でも、アイデアがどんどん湧いてきて、色を塗ったり、紙を貼ったり、
自由に仕上げることができました。

とにかく、お人形を作るのは、文句なしに、楽しい。
「家に帰って、もっと作りたいな」
と言って、帰る子も多かったです。

2週間後、そのぎでも、同じプログラムで行います。
もし、ご興味があったら、どうぞ。

2020年2月14日

ミュージカルプロジェクト Sound of Music

先週末。ポップコーン食べながら、映画「サウンドオブミュージック」鑑賞We watched Sound of Music together.
会場セッティング中 We made up the theater
年長さんのナノカ。子ども劇場事前活動で、朗読を担当する Read the book in front of people
練習。詩の朗読に、ピアノの演奏をつける。小1冬She played the piano for the poem reading
本番。島崎藤村「初恋」を朗読するナノカと、その情景を演じる大人。She read the poem and some grownups played as the background.
小2春。佐世保弁版カチカチ山に効果音を入れながら、群読をする Fable reading together with making sound effect.
小2春。即興劇を楽しむキッズ Kids enjoyed improvised theater.
佐世保子ども劇場が50周年を目前にしている。

ということで、新しいプロジェクトが次々と、発足している。
その一つが、「ミュージカルをやろう!」だ。

人は、原始の頃から、歌ったり、踊ったりしていた、と言われているが、
これらは、人間らしい営みの一つなのだろう。
演じる事には、わきあがる開放感と、生きているという実感がある。

時代は大きく変化して、デジタルが発達して、生活に入り込んできた。
忙しくなった教育現場では、手がかかる学芸会の演劇は消え、
予算がなくなったので、舞台鑑賞の機会はぐっと減った。

手放したものは、本当に要らないものなのか?
手作りで、不器用で、小さな活動でも、喜びを、共に味わいたい。
そこに、時代から抜け落ちた物を埋める 「なにか」がある気がする。

演目は「サウンドオブミュージック」に決まった。
まずは、みんなで、映画を見ることになった。
工房を借りて、暗幕を貼り、スクリーンを貼り、プロジェクターを用意して、
ポップコーンを作る。即席映画館だ。

2時間半に及ぶ、超大作。
それでも、子ども達は、集中して観ていた。

さて、脚本は、私が書こうと思ってたのだけど、映画を見終わったナノカが、
「書いてみたい」
と言いだした。
 意欲的で、スバラシイ、、、
正直、私が自分で書くのの、10倍ぐらい世話がかかりそうだけど、
メンバーと合宿でもして、書き上げるのを、サポートするしかないか。

今、世の中には
「時間がない」「めんどうくさい」「コスパが悪い」が充満している。
こうした活動も、大概、そういう空気に圧迫されている。
子たちが、その空気にめげず、意欲的に「やりたい!」と言ってくれるのなら、
大人たちは、がんばり時なのかな、と思う。

2020年2月12日

カンコロの島紀行1月号 Goto Article

Miki, the woman who run the business making fish source.

She did everything all by herself.
こちらは、毎日新聞「絵本作家が行くカンコロの島紀行」1月号の記事になります。

全国的に、地方から、都市部に人が集まっていく中、その逆のベクトルで
地方に移住する人も一定数、存在します。
どうしたら、その流れをうまく掴むことができるか。
地方の生き残りの一つの解決法になり得るでしょう。

吉岡美紀さんは、飾り気のない女性で、
ビジネスウーマンとしてバリバリ、営業して回るタイプではありません。
どちらかといえば、職人さんのような気質です。

生産している、魚醤に馴染みがなかった私も、料理にバンバン使えるほど、
使いやすく、混じり気もない、良質の商品ですが、
ビジネスは、やや苦戦しているかな、という印象です。

考えてみれば、離島が人口減になっていく理由には、
それだけ、不利な条件があるわけです。
商品の輸送コスト、時間、そして、商売をする相手の数。

現代人の生活は、とても便利で、コンビニに、ありとあらゆる商品が並び、
その時の気分で、予算に合った商品を、比べて、購入する事ができます。
その流れに入ることができれば、お客さんはメガで存在して、
商品もメガで流通します。

一方、みきさんの五島の魚醤は、
船に乗せてもらい、余り魚を譲り受け、それを一人で捌いて、
一人で塩漬けにして、一人でパッキングして、一人で出荷する。
そして、一人で営業する。離島から、できる範囲で。

この魚醤を求める人は、都市部にも多くいるだろうな、と思います。
でも、同時に、これだけの苦労やリスクに対して、
「持ってきて、並べてくれたら、 購入するよ」
というスタンスだけでは、地方の個人起業家の多くを、支えきれないのではないか
とも感じました。

社会の中で、地方と都市部の人が、どう支えあっていくことができるのか。

それが、かんころ餅が残っていくかどうか、と同じ問題だと思うのです。

カンコロの島紀行12月号 Goto article

Guest House Goen in Ojika Island. They accept the stay of foreigners who did some volunteer work in order to fix the shortage of human resouces.
Owner, Taiyo, and some volunteer workers there.
アップが滞っていて、すみません。
絵本作家が行く、毎日新聞「カンコロの島紀行」12月分です。

今回は、小値賀島のゲストハウス「ご縁」さん を取材させてもらいました。

今まで、カンコロにまつわる、様々な厳しい現状、離島の難しさなどを
取り上げてきましたが、それを知るだけでは、
「では、どうしたら、かんころ餅は、島は、残っていける?」
という問いに、答えは出せません。

連載も3年目に入ったので、
どうやって、問題に取り組めばいいのかを、
一緒に考えてもらえる記事を書いていけたら、と思って、
小値賀で、人手不足をおもしろい切り口で解決してるという「ご縁」さんに
お会いしに行きました。

 ご縁さんのオーナー、岩永太陽さんは、
名前の通り、太陽のような笑顔のオーナーさん。
とにかくポジティブに、「よい事は、どんどん採用して、行動していく!」
というエネルギーに満ち溢れていました。

一方で、地元の商工会でUターン後に働いて、
十分に情報を集めたり、観光以外の宿泊客の事を考慮に入れるなど、
ビジネスマンとして、冷静な計算もしっかりしていて、
逆に、地方のビジネスのシビアさも、伝わってきました。

「いいもの」
だけでは、生き残れないんですよね。

長崎県は、地方の中でも、西の果てにあり、
離島は、そこから、さらに、船で行き着く、最果てである。
そこへ、「だれを」引っ張ってくるのか。
「どうやって」お金を落としてもらい、安定的に流れを作るか。

不利な条件を埋めるために、たくさん頭を使い、
ここだけの条件に合わせて、オーダーメードのビジネスモデルを
自分で考えないといけない。

個人事業主であり、地方であるからこそ、自分で決断し、
突き進んで行かないといけないのだと、教わりました。

私自身、「これ、絶対、おもしろい!」
といった、アイデアを練るのは、大好きで、
まあまあの行動力もある方だとも思うのですが、
いかんせん、ビジネス的な計算や、情報共有の最新化など、
苦手なことが否めません。
太陽さんに、学ぶことが、多かったです。

日本の社会は、いまだに、以前の価値観で回っていて
そこへ入っていく、子ども達への教育も、
なかなか転換できず、受け身の人材を
送り出し続けてしまっているように思います。

でも、これからの子どもには、太陽さんのような、どこででも輝ける、
自分からエネルギーを放出できる「恒星」であることが、
求められていくのではないかな、と思うのです。

2020年2月10日

幼少期をふりかえる Looking back the babyhood

初めてのバレンタインカード作り。ハサミとノリを使い始めた、初期の頃。
針と糸を使った、最初の頃。2針縫うのに、10分ぐらいかかる。
初めて、キャンプに行った頃。海辺でスケッチ。
ヨモギを摘んで、湯がいて、お団子作り。毎年春の恒例行事。
夏至に明かりを消して、過ごす
水の量で音階を探す
ナノカの通っていた、藤原幼児園の父母の会で、子育てのお話をさせてもらってきた。

自分の子育ても、いまだ道半ばの身で、
「子育ての話」をするというのも、お門違いかもしれないが、わが家が、大切にしてきた事に絞って、お話しさせてもらってきた。

準備をするにあたって、膨大な写真をずーっと見返していたのだけど、
いろんな事をしてきたなあ、と改めて思った。

どこの家庭でも、たくさんの経験をして、たくさんの写真があるだろうが、
わが家の場合、「クリエイティブな体験」を実験的にナノカに与えて、
それを意識して記録してきたので、見返すと、興味深い所があるかと思う。

例えば、ハサミを、いつ触り始め、どんな経過で扱えるようになり、
作れるものが変化して、管理までできるようになっていく。
発達に伴って、作品も変化していく、というのが記録で残っている。

家庭での、「クリエイティブな体験」とは、
まだ、何物でもない、種みたいなものに、水をあげて、栄養をあげて、
育っていく過程を、楽しんでみている、姿勢になる。
「おお、芽が出たね」「へえ、こんな蕾なんだ」という感じだ。

一方、習い事や教育となると、
「これを、できるように、させたい」という
完成系があって、そこに向かって、訓練をしていく。
目的地へのチャレンジ、という感じだ。

子育てに、「こうあるべき」「これがいい」は、一概に言えない。
(個人差、家庭ごとの価値観もある)
だけど、「これをしたら、これが、できるようになります!」という情報が
世の中にあふれ、不安に煽られての、早くから目的達成のために
がんばり過ぎる親子も多い。


水と栄養をあげて、答えは、風まかせ、の心持ちも、
知って頂きたいなあ、と思う。

2020年2月6日

おはじき toy game and mathmatics

欲しかったコンパスをゲット。的を作る。She got com pus.
最初は、カーリング形式で対抗戦でやった。その後、一人でやっている。She made game.
一人で7回やり、その平均値を計算してみた。予想した数を7倍して、一番1990近い数を探すやり方だ。やり終わると、おはじきに誘う張り紙をしていた。Then she calculated the average.
私は、小さな頃、算数が苦手だった。
計算ミスが多かったし、時間もかかったし、ロマンがなくて、とにかく、退屈していた。
しかし、中学、高校と進むにつれ、確率統計とか、図形などが出てくると、
数の理屈や、ビジュアル化できるところ等に、「おもしろいな」と感じる事も出てきた。

そのうち、高校も2年になると、数学は桁違いに難しくなり、
まったく理解できなくなった。今度は、本当の脱落だ。
存在しない数字とか、何を求めて計算しているのか、理解できないと、
私は、数字の先に、何も見えなくなった。

私の中に、接点を持てる数字と、持てない数字があるようだ。

一言で、「数学」「算数」と言うけれど、
その世界は広く、簡単に、「得意」「不得意」では、片付けられない。
人それぞれ、興味の引っ掛かりが違い、付き合い方も違うのだろう。

ナノカは、「私は、算数が得意ではないけど、好きだよ」と言っていた。
計算間違いをして、苦労しまくっていたが、
計算をいっぱいしながら、ああでもない、こうでもない、と
答えを探すのが、楽しいようだ。
こちらは、ナノカが作った「サービスカード」くじ。She used scale to make proper squares to make lottery.
くじを作っているナノカを見ていて、びっくりしたのは、
定規の使い方だ。
目盛りを使って、印を打ち、同じ大きさの四角を切り出していく。
いつのまにか、とても、上手に使えるようになっていた。

道具は、使えるようになると、便利だ。
一人で、やれることが増えるし、
工夫が、無尽に広がる。

計算や、英語も、道具のひとつ。
勉強できれば、道具が一つ増える。

子ども達は、小中、そして、多くの子が高校、また大学と進んで行く。
その間、ずーっと、勉強をしていく訳だけど、
「道具を得ている」という実感があれば、
その勉強にも熱が入るのじゃないかなあ、と思う。

こわい鬼コンペ Most Scary ogre

平日の節分。ピアノのレッスン帰りからの、恵方巻き作り、そして、面作り。今年は、「一番こわいお面は、だれだ」競争をすることに。熱中する3人。(お福が、背後に立っていて、「かおなし」っぽい)We have moon calender new year day on Feb 3. We made masks for that competing who could make the most scary ones.
相方作「青鬼」 無精髭のおっさん?Blue Ogre by husband.
私作「黒鬼」 もはや鬼ではなく、ミクロネシアの土着神?Black one by me.
ナノカのお福。 無垢な顔が、逆に、こわいかも。Pink good fortune goddesss. Kind of looking like Kaonashi.
黒鬼
お福 青鬼
季節の行事を、家族で、楽しみたい。

そう思って、毎年を過ごしているうちに、「やること」が膨れ上がって、
忙しい時期の平日に、行事日が来ると、「ふうー」とため息が出ることもある。

それでも、「もうすぐ、恵方巻きだね。」「豆まきだねえ」 「お面、どうしよう」
と話すナノカを見ていると、これまでやってきた行事が意味があったなあと思う。
子が望む間は、やり続けたい。

さて、今年は、夕食後、お面をそれぞれが作って、「こわさ」を競うことに。

3人とも、熱中しましたー。
やっぱり、私の圧勝でしょ!と思ったけど、
やり過ぎてるうちに、逆にユーモアが出てきちゃった?気もする。
意外に、ナノカのお福がこわい?

追い払ったのは、ナノカは「ドジ鬼」(不注意鬼?)
私と相方は「なまけ鬼」でした。