ラベル editorial の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル editorial の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年10月29日

KAEの英語観察日誌「習い事狂想曲」”Afterschool lessons"

旺文社Argumentに連載の、英語日誌より。Nanoka suddenly told me that she wanted to quit Piano lessons with tears. She explained that she lost her passion. She started piano at the age of 4 and she kept practicing for 4 years. In US, I saw many kids taking lessons, too. Omar took dram lessons, Catherine took Viola and art, and James took the Yoga and Japanese. Every kids learnt what they want to do. In Japan, sometimes parents choose the lesson considering what is best for them. It tends to increase numbers since they worry about future. I felt it is difficult to respect kids will, but I said, "OK, we will quit once."

 ナノカが、4歳から習っていたピアノを、
引っ越しと同時に、辞めました。

 泣きながら、声を絞り出すように、
「もう、興味がなくなった」と
言いました。

今まで、「辞めちゃう?」と聞いても、
「イヤだ!やる!」と、しがみついていたナノカが、
まさか、自分から、辞めたいと言い出すと思っていませんでした。
 私の小さな頃より、よっぽど上手で、真面目。
毎朝、毎晩、練習を続けてきたので、
もったいな過ぎて、親としても、ショックでした。
 思えば、上達していくナノカに、
「いつか、ショパンとか、弾いてほしいなあ」と、
勝手に期待してました。
ナノカも、「こんなの、弾いてみたい」と、
いろんなマスターピースに出会うと言っていましたが、
そうした、遠い理想像が、重荷になったのかもしれません。
 大人から見たら、続けていったら、ある程度、
弾けるようになるのが見えている分、
ナノカの気持ちを尊重するのは、とても、切なかった。
でも、これは、私の人生ではない。
決めるのは、この人なのだと、いろんな言葉を飲み込みました。

 アメリカにいた時、バークリー音楽院とか、ジュリアードとかに
通う学生さんたちと、寮で一緒に住んでたことがあります。
演奏家コースの子だけではなかったので、もあるでしょうが、
みんなで寮でピアノの弾きっこをすると、必ずしも、みんな
日本人の音大生のようには、上手ではなかった。
田舎で、気楽な音楽の先生に教えてもらってた人、
かなり大きくなってから、本格的に始めた人、などなど。

 でも、音楽が好きだから、自分で決めた未来に向かって、
これから学んでいくのだな、と感じました。

 日本の子(アジア圏は、そういう傾向があるかも)は、
習い事の数が多い。
そこには、親の熱意と期待と不安が込められていて、
手がかかっている分、技術は、申し分ないけど、
そこから先の、内からわく、熱がない、と感じる学生さんも多い。
 そんな思い出があったので、ナノカの習い事には、
気をつけたいな、と思っていました。

ナノカが、自分から「やりたい」と言った事を
習わせる事ができたので、尊重できている、と思い込んでましたが、
「辞めたい」に直面した時、初めて、葛藤しました。
そうか、、、尊重するって、こういうことか。
難しい、、、

 知ってる人には、「うまかったのに」と言われ、
お友達が目の前で弾く姿を見て、
本人、複雑な思いを抱えてるのも見受けられましたが、
辞めてからは、ピアノ自体を触りさえしません。

 ピアノ、終わっちゃったのかな、、、
 ところが、この連載記事を書いたのち、ナノカは、半年ぶりに、
ピアノを再開しました。
 夏休みに、参加した、ミュージカルのワークショップ。
そこで、音楽の楽しさを思い出したナノカ。
「気楽な気持ちで、また、弾いてみたら?」の言葉に、無言でしたが、
1ヶ月後、「少しだけ、やってみる」との返事が。
ありがたいことに、音楽家の友人が見てくれることになり、
のんびりペースで、弾き始めました。
 自分で「ブランクがあるから」と言って、開き直り、
前、弾けてたものが、まだ弾けないけど、
楽譜も自分で読んで、決めた時間、練習しています。
 子どもの成長は、必ずしも、意欲が高まり、
できることが増えて、
活動が広がっていくばかりじゃない、
と、知りました。

これは、
私の人生ではないし、
私の努力でもないし、
私の成果でもない、
と、心に刻んでおきます。

2019年3月28日

世界遺産ガイドリーフレット Brochure of World Herritage




 昨年、世界遺産登録された「長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産」
Last year, "The hidden Christian culture in Nagasaki region" became
the World Herritage.

訪れる人たち、迎える人たち、それぞれが、
見えているもの、見えていないものの意味を知ることができるといいね、
との声に応えて、リーフレットが出来上がりました。
県北地域ー平戸、黒島、小値賀の3箇所が載っています。
I worked for the brochure about three area, Kuroshima, Hirado and Ojika,
to let visitors and welcomers to know the background of the area.

11月ごろから、取材に入り、
現地のガイドさんや、信徒さん、神父様、
漁師さん、農家さん、移住者さん、住人を支える様々な人に会って
お話を伺い、
学芸員の方に、歴史を学び、
そして、文章を作り上げ、イラストを加え、作りました。
I visited the area, met people, listen to the stories,
experienced the life there and learn the history from scolors.

相当な情報量で、「うわ」と思われるかもしれませんが、
それだけ、文化とは、大勢の人間によって作り上げられた、
壮大なドラマだと、いうこと。
Enormous information on one paper and people would feel
"OMG, I do not want to read much" but this would help to know
better and make the trip better
since it is difficult to see the culture from a glance.

私も、改めて、歴史を知り、人を知り、生活を知り、
見えている部分が、ほんの一部なのだと感じました。
背景を知れば知るほど、いろんなことを、感じることができる旅が
できるのでは、と思います。

このリーフレットが、だれかの心の旅のきっかけになれたら、
いいなあ、と思うのでした。
I wish this brochure would help visitors have rich spiritual experiece from trip.

2018年5月31日

KAEの英語観察日誌 Illustration Essay

When I was in Dublin, Irland, studying at the National College of Art and Crafts, it was the time when Ireland had just became a member of EU and it was still very traditional. One holiday, one of my classmate invited me to her house at Donegall. She lived with her big family-two brothers and 3 sisters and her mom. I sleeped in her sister's bed-actually two story beds in one room and one was free because her sister stayed over at her fiance's house. We walked just around her house for two hours at least a day.
I always remember that time when I heard the word, "hospitality"-to give their ordinary family day to me.

2017年10月29日

毎日新聞「絵本作家がいく かんころの島紀行」Mainichi

10月29日付 毎日新聞
イラスト
かんころの連載が始まりました。
今年の2月に、島の現状を知って、8ヶ月あまり。
ようやく、第一歩です。
第一回は、島への取材なしで、佐世保市内のかんころ屋さんで、
製造過程を見学させてもらった様子と、島への取材への導入が書かれています。

文字数の関係で、まだまだ、突っ込んだ内容に踏み込めてないので、
これから、取材を通して、多くの人に出会ったり、
一緒に作業したりしながら、
島の生の声を拾っていきたいと思っています。

正直、「こうすると、 島が復活して、問題が解決する!」
という答えが、私にも、まったく、わかりません。
現状を伝えることで、人の心が動いて、なにか起こるかも。
そんなことを、淡く期待するしか、できない状態です。

この島は、地方が抱える問題を、
離島であるがゆえに、さらに際立たせていると感じました。

若い人が出ていかざるを得ない。
高齢化が進み、担い手がいなくなれば、文化が消えていく。
経済的には、大きな損失として出てこないから、
大きく取り沙汰されることもない。

たとえば、「かんころ餅」という食文化が消えても、
「ああ、あれ、なくなったのか」
と残念に思う、少数のファンはいたとしても、
かんころ餅が置いてあった棚は、なにか他の食べ物で埋められ、
忘れ去られていくことでしょう。

コンビニの棚が欠品したら、あっという間に
なんらかの商品がとって変わっていく。
こうした状況に、人は、慣れてしまっています。

お金さえ出せば、お取り寄せできていたものが、
いくつかの地方で、文化が消滅して、どうやっても、手に入らない。
そんなことが、あらゆる場所で起こって、
気づいたら、棚には、似たり寄ったりの商品しかない。
そんな日が、来るかもしれないことを、知ってほしいと思いました。

先日の台風で、11月に延期になった取材。
島の段々畑で、芋掘りをして、ミサに参加して、
お年寄りの昔話に耳を傾け、
しっかりと、掴んできたいと思います。

引き続き、取材のスポンサー、大募集しております。
長崎の文化をしっかりと、伝えていくためにも、
応援、よろしくお願いいたします。

2017年10月18日

母 取材はじまる Mom will go to the island

MMJ12月号 
ここ何年か、どちらかといえば、受け身に仕事をしてきた。
出産後、地方に引っ越した自分に、
仕事を回してくれる、旧知のクライアントからの依頼を、
ありがたく、こなしていた。

自分から、プロジェクトを立ち上げたのは、久々である。
さらに、なんとか、成り立たせるために、奔走したのも、久々だ。
そして、途中、何度か、苦い思いをしたのも、久々。

むかし、ニューヨークで、最初の絵本の案を持って、回った時は、
当たって、くだけて、の繰り返しだった。
今回、ようやく、寄稿が決まった時、
なんだか、その頃の事を思い出していた。
あきらめかけた頃に、まったく、別のところから、すこし、道が開ける。

パワーあるビジネスではないので、
こうした、細々とした、生き方を、愛するしかない。

たまに、こどものことを考えて、気持ちが萎えてしまう事がある。
でも、こういう生き方を、一緒に、愛してもらうしかない。

そう考え直したら、気楽になった。

週末、母は、取材に行ってきます!

After Nanoka's birth, I slowed down the pace of working.
I just did illustration job that clients offered to me
and stopped writing from me.

At the beginning of this year, I decided to make stories from me.
Then I hit the Goto Island.
I was deeply interested in this unique island-people, faith, food and nature.
Then I decided to go to the island to see their lives.

I need money to travel to there.
So I planned to find the sponsors-some magazine
I can write the essay about the island.
I thought this would cover my traveling fee.

But it was not easy to find the clients
and I got down many times.
The magazine business was one of the worst now.

Finally I found the client.
It was rural page of the newspaper.
It took half a year after I started to walk around
to talk about this project.

I got similar feeling when I had walked around to find the publisher
in NY.
I got so much rejections. then,
I got some good reaction after much tough time.

Our job is not powerful business.
So we need to appreciate the small details of lives.

When I think about my daughter's future or so,
I suddenly feel worried.
I cannot give her big support to expand her possibilities.

But this is me. She is my daughter.
She will understand and love my life as it is.

This weekend, I started to go to Goto Island.

2017年9月27日

これから From Now On

旺文社 Argumentより
ようやく、体調が回復したので、
書き出していた、自分の目標をチェックする。
やれたこと、やれていないこと。

フリーランスで働いていると、母であることと、自分であることが、
ごっちゃになって、一歩も進めていないように、不安になる時がある。

思いっきり、夜中まで、エンドレスで仕事をすることも叶わないし、
ばーっと、売り込みやら、取材やらに、飛び出すこともできない。

一方、こどもにも、100パーセント、時間を使ってあげてるわけでもない。
忘れてて、卵焼きと、チーズで誤魔化したお弁当を渡したことがある。
ふりかけと、キュウリだけの、夜ご飯を食べさせたことがある。

なので、わたしの「目標」は、仕事も、子育ても、
できたこと、できなかったこと、がちょうど半分半分ぐらいだ。

長く、一緒にお仕事してきた、同世代の子供を持つ編集者さんが、
退職なさると聞く。
比重が、ある時、こっちに傾き、あっちに傾く。
それも、自然なことかと思う。

一方で、セサミのお母さんのように、単身赴任をしている女性にも知り合った。

わたしは、半々を選んで、やってきたけど、
その割合は、人によって違うだろうし、
子供の年代や、周りの環境によって、違うだろう。

もうすぐ、握りっぱなしだった手を、振り払って、飛び出していくだろう娘。
それに、備えて、母も、また、新しく始動。
まだ、残った、一緒にべったり過ごせる時間と、
これからのことを、両方考えて、次の目標を立てる。

2017年8月20日

科学の芽 MMJ August Issue

MMJ August Issue "Cells" 8月号「細胞」
 先月、学生時代の友人が、子連れで会いに来てくれた。
そこの少年は、以前プレゼントした「からくり玩具」を一人で仕上げ、
もっとしたいと、買いに行っていた。
一緒に旅していても、「なんとか式ダムだ」と言い出すなど、
機械、物理、科学に対する興味がハンパない。

一方、ナノカは、同じカラクリ玩具を買ったけど、
私に全部やらせた挙句、次の日には、踏んづけて、半分壊し、
今では、その存在も、どこへ行ったやら。
ダムは、海、川、ため池と区別がつかず、
「こりゃ、科学的、数学的なセンスは、ないな」と
しみじみ、感じるのだった。

土曜日、相方が出勤日だったので、久々に、科学館に連れて行った。
1年ぶりに行ってみると、どの展示にも、夢中になり、
プラネタリウムの内容には、「重力が海も引っ張ってる」と
いたく、感心し、工作、実験ショーで作ったものは、家でも、
くり返し、遊んだ。
興味、あるんだ!!!

そういや、小学校の時、科学館って、めちゃくちゃ楽しかった記憶がある。
自然界や、宇宙、物質なんかの「ふしぎ」を知るんだから、
おもしろいに決まってる。

「おしっこって、なんで、できてるの?」
「魚のウンチは、どうなるの?」
「海と空と、どっちが大きい?」
いずれも、ナノカの素朴な質問。
ぜんぶ、科学の芽だ。
ちゃんと、この人にも、芽がある。

科学者になる人間は、一部かもしれない。
でも、ふしぎと出会い、ワクワクすることは、
どんな子の成長にも、必要な事。
手作りでありながら、質の高い「ワクワク」を提供してくれる
科学館に、感謝の1日だった。

2017年7月27日

こどものいない日 Kidless day

MMJ 4月号より
昨日から、夫婦二人だ。
新婚時期は、妊娠時期で、その頃、転職したての相方は、
研修で家を空けがちだったので、二人きりの生活は、記憶に遠い。

ナノカがいなくて、開放感よりも、空虚感が大きい。
いかん、いかん。

新しい経験と、達成感で、
キラキラして帰ってくるだろう娘に、負けてはいけない。
わたしも、なにか、チャレンジせねばと思う。

やりたいことを考えてみるが、すべて、ナノカとやりたいものばかりだ。
映画だって、美術館だって、科学館だって、ナノカと行きたい。
ダメだ、、、

ということで、とりあえず、髪の毛を切りに行った。
そして、爪を塗ってみた。
辛い料理を、作ってみた。
相方を外食に誘ってみた。

そうして、動いてみて、すこし、思い出した気がした。
自分のために、時間やお金を使うこと。

母親というのは、いつのまにか、
「こどものために」だけで出来上がってるんだと実感。
それが、窮屈だから、うんざりもしてるんだけど、
それでも、やっぱり、そこが基本中の基本。
子供を育てるのに、必要なのだろうけど、
その状態を、冷静に見つめる余裕すら、なかったんだなあ、と思った。

どっぷりだった自分を、意識した方が、逆に、
きもちよく、こどもと向き合えそうな気がする。

話を聞いてやらねば→この質問に答えたら、また、次の質問が来るぞ
→ああ、その質問にも答えるのか、面倒だなあ→(なんとなく、ぶっきらぼうになる)

という感じになってたかも。

相方と摂る食事は、わたしが一方的に話し、食卓が静かに感じた。
ナノカの話は、えんえんと続くけど、あれがないと、こうなるんだ、と愕然。

いろいろと、考える、不在の1日目でした。

2017年2月21日

火のある暮らし Making fire in the daily life

MMJ 2月号 咳・喉の痛み Throat pain
そろそろ、春の訪れを感じる日も増えてきましたが、
たびたび、ぶり返す寒さ。
ということで、あったまるイラストも、飛び込みセーフかな。

まきストーブで、湯を沸かす生活に、憧れをこめて、描きました。
(本題は、ネックウォーマーと湯気で、喉を保護してることですが)
マンションで、火を扱うこともなく、過ぎていく日々。
うちの娘は、マッチで火をつけられないでしょうね。

先日、五島で、山から集めてきた、まきが積んであるのを、見ました。
今でも、まきを、経済的な理由で、使っている地域があるのだなあ
と、あこがれだけでは説明がつかない、いろんな側面を、感じました。

わたし達も、現代社会で、子供を育てている人間の一人だから、
必死をこいて、経済活動をして、稼いで、飯を食わせ、教育をしています。
そして、日々、忙しい。
でも、いろんな事に出会って、考えて、行動して、、、
そういう大人でありたい、とも思います。

今年は、簡単カセットコンロキャンプではなく、
ちゃんと、火を焚くキャンプをしてみよう!と思ってます。

I drew this illustration thinking about "life with burning stove"
We live in the building and no chance to touch the fire.

I saw the people still gather brunches from woods in island.
This is economical reasons why they do.
People sometimes forgot the rural life and gaps between cities and countries.

We are also working hard to make money to feed and educate my child.
We are busy enough to devote on only this.
But also I want to know many facts of the society, think over by myself
and act as much as possible.

Anyway we are planing to make fire at the camp this year.

2017年1月31日

ベビーブック「3びきのやぎとトロル」illustration for three goats

tiny goat met troll
middle size one ran through Troll
Big one fight and pushed away Troll and they all happily ate fresh grass on the other side.
小学館ベビーブックの挿絵をしました。
赤ちゃん用なので、「こわくなり過ぎないで」との注文に応えたら、
「いや、こわくなさ過ぎる」と、トロルのこわさ具合に、いったりきたり(笑)
赤ちゃんたち、泣いてないかしら?
I illustrated the story of Goats and Troll, the Norway folk tale
for baby magazine.
They asked me first, "please don't make Troll too scary"
but when they saw my rough drawing and said, "he was too non-scary"
After going back and force, I hope Troll is just right scariness for babies.

2016年12月19日

MMJ December Issue "About Sleeping" イラスト『眠る事』

MMJ 12月号 眠ること Magazine illustration "About sleeping"
今年も、あと、わずかに、なりました。
今日が、今年の仕事(提出物)納めになりそうです。
寒いし、眠いけど、頑張るぞ!


2016年7月7日

青空の下、思うこと Under Blue Sky, We are all equal.


昔、ニューヨークで、わりとな貧乏生活を送っていた時のことだ。

世界中から、いろいろな背景を持って、移住してきた
貧しい人たちと、
世界中の富める人たちが、
隣り合わせに、暮らしている街だった。
だから、不公平さを感じることもあったし、
貧乏だから、損をすることもあった(不動産屋に足元見られる、など)。

週末がくると、公園に、ちょっとしたお弁当を持って、出かけた。
晴れ渡った青空の下、敷物を敷いて、本を読んだり、
野外で音楽を聴いたり、友達とおしゃべりをして、
みな誰もが、その時間を平等に楽しんでいた。
ペントハウスに住む大金持ちも、
20時間労働しているメキシコ移民の家族も。

その時、私は、青空は、誰にも平等で
その下にいる今、私は、どの人とも、対等なのだ、と思った。
そして、いろいろな世界の不条理があったとしても、
この「心の自由」だけは、みんな、生まれながらに、持っているのだと思った。
そう思ったら、とても、幸せに思えた。

選挙権、というのは、そういう「心の自由」の一つだ。
たとえ、会社がいろいろな利害関係で、だれかの支援を決めて、
名簿に名前を書かされても、
それは、会社の仕事の一部であって、
その「心の自由」を渡さなければいけないわけではない。
(会社や組織の推す、候補に入れなかったことで、
仕事がなくなったりすることは、ありません)

この「心の自由」は、人間の当然の権利なのに、
簡単に、奪われてしまった時代があった。

戦争中、「産めよ増やせよ」と言われた。
国が、兵隊や安価な労働力として、必要だったからだ。
そうして、コマとして数えられた「国民」は、
爆弾代わりに、飛行機に乗せて、飛ばされたし、
沖縄では、本土決戦前の時間稼ぎに、降伏しなかったため、
4人に1人の普通の人がなくなった地域もあった。
10ヶ月の赤ちゃんを、防空壕で泣かせないために、
自らの手で窒息させて、その事を、一生、十字架にして生きている
お母さんもいた。
自由な心で、そんなことを選ぶ人がいるだろうか?

本当に、今、憲法改正が必要だろうか?
「現状維持」と思っているのなら、
今まで、70年間、守ってきたルールが、
現状維持、なのではないだろうか。
憲法改正をうたっている「現政権への投票」ではないと思う。

曲がりなりにも、今、私たちには、「心の自由」がある。

選挙に行きましょう。

2016年6月6日

歯 MMJ June Teeth

MMJ「からだの歌、こころの歌」6月号は、歯のメンテナンスのお話。

家族で、歯磨きの習慣を身につけていく、という姿を描こうと思い、
この構図。
歯みがきする自分の姿、毎日、鏡で見るので、見慣れていますよね。
時間が重なると、鏡の中で、目を合わせることになったりして、、、

ちなみに、「ちゃんと、左ききと右利きがいますね」と指摘され、
気がつきました。
わが家は、私と夫が右利きで、娘が左きき。
知らないうちに、この風景に、馴染んでいたみたいです。

2015年4月6日

Spring Kids Songs 春のわらべうた

Dandelion song
ume and sakura blossom song
母の友 4月号 春のわらべうた。
ナノカは、前より、季節の歌を喜んで歌うようになった。
園で、おあつまりの時に、先生が歌ってくれるのだろう。「ひなまつり」も2番、3番を歌ったり、「春よ、こい」「春の小川」も、口ずさむ。私も、記憶をたどって、一緒に歌うと、美しいリリックに、じーんと来る。
「菜の花畑に、入日薄れ、見渡す山の端、霞ふかし」なんて、
美しい日本語だなあ、と思う。
日本語の素晴らしさは、一つ一つの言葉に、季節感や、叙情感があり、彩りや匂いまで感じられることだと思う。春めいた山の風景を見ていると、俳句の季語の「山わらう」っていう感じがして、うまい表現だなあ、と思う。
子供達にも、そうした言葉を日々の中で吸収していってほしいが、親の普段の生活が、いたって俗っぽく、現実的なので、触れさせてやることができない。
わらべうたや、唱歌を歌うっていうのは、 言葉を子供に、つなぐために、必要なことなのかも。
These are the illustration for magazine for Japanese old kids songs for spring.
Each words of Japanese contains 4 seasons and emotions that gave us smell and color. In Haiku there was word, "mountain smile" meaning spring mountain. What a beautiful way of showing "spring comes to the countryside.
I wish I could give kids chance to gain those beautiful vocabulary of lyrical Japanese, but it is hard through my busy typical modern way of living. Then maybe old kids songs are important to enrich the kid's word experiences.

2014年12月19日

広報させぼ Sasebo City Press

さきほど、「広報させぼ」を、担当者さんが、持ってきてくださった。Editor brought the finished piece of city press which I did the cover illustration.
広報紙表紙 city press
原画 original piece
印刷の紙の具合で、少し、うすいかな、と思うけど、水彩のやわらかさが出て、新年らしい表紙になったかと思います。いろいろ、みなさん、ご意見、ありがとうございました!!!A bit pale compared with original painting because of paper quality, but it has soft impression of water color and fit for the new year issue. Thank you for everybody's advice!
この後、このまま、ポストカードにする予定です。みなさん、寒中見舞いなどに、いかがでしょうか?

2014年12月5日

わらべうた 冬 「母の友」Traditional Japanese kids songs Winter

わらべうた冬「たこ」Traditional Japanese kids song winter "kite"
「おもちのうた」"rice dumpling"
今週は、寒かった。そのせいか、ナノカの寝起きが悪く、グズグズ、行きたくなさそうだ。私もお迎えに出るのが、億劫になるのだから、子供だって、当然か。
そんな日は、「おおさむ こさむ」が、自然と口から出る。ナノカは、「雪の小坊主」という歌を歌っていた。園でも、季節がテーマのお歌を、先生達がいろいろ歌ってくれているのだ。
バス待ちをしている数分間、少しでも、体を動かそうと、挿絵で描いた「たこあげ」と「おもちのうた」を二人でやってみた。うろ覚えで、適当だったが、二人で、ぺったんぺったん、手をついているうちに、おもちつきが楽しみになってきた。
忙しく日常をまわす大人と、ついて回る子供。大人が用意した行事や生活だけど、それを子供に結びつけるのが、わらべうたなのかなあ、と思った。
It  is cold this week. Nanoka did not want to go to school, but she has to. In the cold wind, we naturally started to sing "windy song" and Nanoka sang "snow boy" which teacher taught her at the class meeting.
We tried to do this song which I illustrated in the magazine. It was about rice dumpling making and we enjoyed it. Gradually we feel the season is coming!

2014年8月19日

MMJ Organ transplant 臓器移植イラスト

今号のMMJの連載のテーマは、臓器移植でした。こうした、そのままは絵にならない(絵にはできるけれど、グロすぎますよね)ものに対して、彩りを添えるのは、挿絵の重要な役割です。遠からず、近すぎず、、、で描いてみましたが、いかがでしょうか?
The theme for this issue is organ transplant. The important meaning of illustration is to give not too har or too close to the theme(it would be gross if illustrating the real organ transplant). I hope I could do effective one.
Scan10092
Illustration for medical essay about organ transplant.

2014年7月31日

Kids song わらべうた


9月号の母の友。に続き、今度は、秋のわらべうた。もう、お芋ほりの季節かあ、、、
今年は、ナノカもお芋ほりに行けるのかな?そうしたら、お芋のわらべうた、ぜひ、やらせてあげたい。わらべうたって、確かに季節感があるものが多い。風物と一緒に、歌ってあげられたら、素敵だなあ、と思う。
This is the autumn articule of the kids traditional songs. One is about beautiful full moon and another is harvesting the sweet potates. Both are typical Japanese kids seasonal events. It would be richer if I sang the songs on season.
DSCN6160
秋の歌。Autumn songs
DSCN6161
How to play 遊び方

2014年7月1日

MRI

イラストの仕事が、おもしろいのは、自分の得意、不得意な分野に関係なく、関わることができることだ。
私がよく、依頼される仕事のひとつは、「子供、保育、教育」関係。こどものやわらかさや、人種、年齢を細かく描き分け、ストーリーを、表情、状況や仕草で、描きわける必要がある。
もう一つは、英語分野。向こうの雰囲気が伝わる絵を描いてほしい。あるいは、原稿が間に合わなかった時に、原文でも対応してくれるかも?とにかく、たぶん、得意だと思われているため。
一方で、シリアスだったり、重い内容の大人向けの記事に添えるイラストを依頼されることも、わりと多い。その意図は、「固い内容、暗い現実、などの雰囲気を、そのまま描いてしまうと、ページ自体が沈んでしまうので、イラストで(しかし、内容に適したもので)、紙面をやわらかくしてほしい」というものだ。
というわけで、医療関係は、意外なところで、わりと縁がある分野。こちらは、歌人の松村百合子さんの連載のイラスト。今回は、MRIだった。MRIは、でかくて、スペース内に収めて、それっぽく見えるように配置するのが、なかなか大変だった。しかも、まっ白な機械なので、つまらなくならないように工夫した。知らない分野に対して、果敢に(?)チャレンジするのは、イラストレーターの醍醐味ではないかとも思う。
I am usually asked to illustrate my bright field such as parenting, education, or English related, but also I got many offers to the field which I totally had no connection such as desease, medical or science. They attempt to make the artcle lighter and softer by my illustration since they are originally serious and dark, or heavy.
It is difficult to illustrate the MRI in this small space since they are huge and it is so white. I think it is illustratore's challenging job to do illustrating "not good at field"but good challenge!

Scan10017
MMJ june

2014年6月6日

Japanese Kid's songs わらべうた

illustration for Japanese songs for parenting magazine母の友7月号

showing how to play遊び方

前回の実家滞在の時、古いわらべうたの絵本を見つけ、ナノカに読んだところ、案外、反応がよかった。子供がわらべうたを歌う様は、なかなかかわいらしく、祖父母世代との交流にも良いと思い、その後、お手伝いしている、支援センターの絵本の棚に、わらべうた特集を組んだ。その時、出会った絵本の作者さんが、「こばやしえみこ」さんだった。
先日、母の友の挿絵を頼まれたが、聞くと「わらべうた」の特集だという。なんか縁があるなあ、と思いながら、原稿を読むと、文章を書かれたのが、こばやしさんだった。さらに、ご縁を感じた。
わらべうたは、私たち世代でも、あまり記憶がなく、子供に歌ってやるのが難しい。フレーズの一部は覚えていても、全体像が思い出せず、歌ってやれない。遊び方もわからない。幸運にも、わらべうたの講習に子供と参加して、一緒に遊ぶ機会があったが、子供は、とても楽しそうだった。子供はわらべうたが、好きなのだ。
わらべうたは、口伝えで伝承されてきているので、音中心で作られ、歌いつがれてきている。歌いやすいように、音程は2~3音を行ったり来たりし、幼児の耳に、心地よいし、歌いやすい。親しむ機会がないまま、どんどん、わらべうたが消え去って行ってしまっては、残念だな、と思う。語源がわからないが、言葉を繰り返し、体に染みついた「かごめ かごめ」「あぶくたった、にえたった」なんかも、文化。
Japanese kids songs are almost extinct since there are no mommy who can sing the songs. I also did not rememner the songs and it was hard to sing for Nanoka. But actually she love to listen. They were originally made by sound, limited tone and very easy to sing. I got the chance to illustrate the song on the magazine article by famous Japanese song study.
It is a culture to have own language, songs and play. I want our culture to keep those for next generation that means pride.