2018年10月26日

世界の中心 The core of the world

時間があったので「子どものための哲学対話」を読む。「世界の中心への愛、世界の中心からの愛」
おもしろそう!と大喜びするので、地球の内部の話と思ってないかな、と思い、「ナノカは、世界の中心って、どこだと思う?」と聞いてみた。
ちょっと考えて、「ここ」
「もし、誰かに対して、そういう世界の中心があるって感じたなら、それは愛だよ」なに、これ、よくわからんんなあ、と私は思ったが、ナノカは、「あー、なんとなく、わかる」本気?
世界の中心が、「ここ」と答えたことに、
新鮮な驚きを覚えた。

子どもって、やっぱり、自分を中心に世界が回ってるんだ、ということと、
迷いなく、それを、答えられる精神構造。
発酵しかかった、大人の脳には、回路が読めない。

子どもは、哲学的な存在というけれど、
こうして、一緒に、哲学の問答を読んでると、私が、立ち止まってしまうことも、
「あー、わかる」
と、すんなり、受け入れてしまう。
子どもって、すごいなあ、と思った。

いつか、この率直な世界観が、知識や常識で消えていくことを考えると、
今、この時期に、垣間見せてもらって、
たいそう、楽しい、観察ができた。

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