2015年9月11日

まれ TV drama

朝ドラ「まれ」を見ている。
ナノカがいる時間帯はテレビをつけていないので、朝ぐらいしか、見られないのだ。
今週は、一緒に登園なので、とうとう、一緒に見ることになった。
ナノカは、日本語の会話が、新鮮だったようだ。

このドラマ自体は、いろいろ評価はあるようだけど、時に、ナノカがいつか夢を追って、壁にぶつかることを想像してみたり、 最近は、キャリアを中断したり、店を始めたところで双子できたり、「コンクールに出展して、撃沈」「8年のブランクに焦る」「子供に、焦りで、きつくあたってしまう」なんて所に、共感してみたりしていた。

子供がいること、仕事で成功すること、それぞれ100パーセントの自分のできる理想の姿がある。
働きながら、育てる、て、どちらも、追いかけきれない状態のことだと思う。
正直なところ、「完璧に、両立しています」なんて、ない。
どちらも、「どこか、欠けた」自分への、葛藤がある。
仕事も、子供も、自分が選んだ以上、落ち込むことも、グチることも、なんとなく、できない。
案外、孤独なのだ。

まれは、「母としての自分を、ケーキにぶつける」という結論に至ったようだけど(そこに到達するまでの期間が短かったが)、それが両立を目指して、葛藤していく女性の、だいたいの結論のような気もする。

いろいろな修羅場を踏んで、その中から、表現したいもの、伝えたいものが、沸き上がる頃、子供は手を離れる。必死で、両立してきた、バタバタな生活に終わりを告げ、すこし、こなれた人材が、社会に存在することになる。
途中経過では、いろいろ、社会に迷惑をかけることもあるのかもしれない。
でも、まあ、いろいろな渋みや、苦みを含んだ、人生の味わいを知り、人は傑作を作るのかもしれない。
金曜日。とうとう、園を休んで、へばりついているナノカを見ながら、そう思うのでした。
いつもはテレビを見せていないナノカ。今週は、私と登園なので、一緒に朝ドラ「まれ」を見ることに。Nanoka is usually not allowed to watch TV. This week, she walk to the school with me, so we watched morning TV.
普段、「ドキュメンタリー」「ドラマなら、英語で」という制限をしているせいで、べらべら日本語を話すドラマに疑問を持ったようだ。She is only allowed to watch documentary such as LIFE, or Gree in English. So she wonders why these people speak in Japanese.
スランプで、子供に余裕のない態度をとった「まれ」を見て、ナノカが、「ただ、見て欲しかっただけなのに、怒られて、悲しかったよね(こどものきもち)」と教えてくれた。胸に手を当てて、申し訳ない気持ちになった。She told me the sad emotion of the girl in drama that mommy did not listen to her but got mad to her. I felt sorry to her since I gave her similar moments.

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