Several years ago, I worked with NHK educational to make some stories for English program. During term, I tried not to see any internet rumor about my program since I knew I would mind. I just devoted on my job.
After handing all the works, my sister sent me the good reputation about my program in the internet. I read it and clicked the next page, then found an internet bulletin board.
They criticized my works. OK, people thought many things when seeing something. I tried to accept them. But gradually their discussion became groundless. They believed that I got this job through the NHK President, because this artist must be a relative or something of him, otherwise, this silly bad work never got on the TV program! Then all other people started to blamed on me.
I was just surprised that they discuss based on somebody's groundless specurations. Gradually they believed it was fact. I got no connection to TV people. The fact was that producer of NHK found my book and just asked me to participate to the competition and I won it. Artists has no chance to explain how to get the job or even no need to explain it usually. We just created the works.
My family said, just not to mind it since it was not fact at all, then only I could do was ignoring them. But I was still very scared feeling their negative emotions under their words. I was down for a while.
Now I understood that they were just Minority got together on internet. They need something to threw their dissatisfaction.
Most of people felt the responsibility about what to say, so they were careful to say something. Then careless opinions were more and more on the internet.
Through Princess Mako and Mr. Komuro's fuss, I just sorry for them. I wish that they spent happy life in NY.
以前、NHKの教育番組で、英語のお話と作画を担当したことがある。
その際、子育てと仕事でてんてこ舞いで、忙しかったのもあったが、ネットの評判は、一切見ないようにしてきた。
1年間の仕事の提出がすべて終わった後、姉が、ネット上のよい評判を見つけて、送ってきてくれた。その時、読んだ流れで、別のページを開いてしまった。わたしの作品で、盛り上がっているページに出くわした。
稚拙だとか、登場人物の設定があり得ないとか、まあ、人はいろいろと思うのだから、いろんな意見があるのは仕方のないことだろう。
しかし、「こんなレベルの低い作品、絶対、コネとかじゃん」と言いだしたあたりから、雲行きが怪しくなった。「会長の親戚とかだよ」「NHKだもんね。さいあくー」「コネとか、許せん!」と、コネ前提で、話がどんどん盛り上がっていったのだった。
根拠のないことが、事実のようになり、それを前提に、さらに意見が進む様子を、あ然と読んだ。
そもそもNHKの仕事は、担当者が、アメリカで出版した絵本をどこかで見つけて、出版社に問い合わせて、連絡してきた。
公共性を保つために、コンペとなった。当初は、お話だけと言われたけれど、絵も自分でやりたかったので、絵コンテ付きでプレゼン資料を作った。1ヶ月ほどの審査ののち、採用が決まった。
仕事を手にした経緯なんて、ふつうは、説明することはない。ただ作品を見てもらうのみだ。匿名の掲示板に本人が降臨して、反論したところで、収拾がつかないだろう。
ネットの発言は事実無根だから、家族は「気にするな」と言って、その通りだと思ったけど、そこにある、作品に対する嫌悪感と、ネガティブな感情だけは伝わってきて、傷ついた。
しかし、わたしの作品は、幼児番組内に数分だけある、小さな存在だったため、自分が避ければ、以後、曲がった情報を目にすることはなかった。
娘が、「伝言ゲームをすると、いつの間にか、情報が変わってしまう」という話をしていた。思い込み、「こうだったら、よかったのに」や「こうあっては、困る」という、それぞれの感情が、情報をすこしずつ、変えていく。その情報をもとに、次の情報が生まれる。事実も、多人数の人が「なかった」と言えば、消えてしまう。真実を知っているのは、当事者だけ。
多くの人は、情報の取捨選択をしているし、言葉の責任を考える人は発言に慎重だ。すると、よけいに、慎重ではない人の言葉で溢れてしまう。
わたしは、皇室の今回の騒動が、いろんな感情のはけ口になっているようで、気の毒にしか思えなかった。
憶測が、事実をぬり替えて、孤立を生み、人を苦しめる。学校のライングループのような小さな規模から、日本中を巻き込んだ騒動に至るまで、同じように起こっている問題だと思う。そのことを、彼女は言いたかったんじゃないだろうか。