2021年11月9日

黒島天主堂、お絵描き大会 Night drawing time



  

原画展が終わった。

その翌日も、松浦まで話をしに行ったので、バタバタ。帰ってきたら、真っ暗だった。

 原画展開催中、ナノカは学校から帰宅すると、自分で宿題を済ませ、オヤツも食べて、時には、ご飯も適当に食べていた。お風呂も済んでいる日もあった。いつの間にか、こんなに手がかからなくなってたんだなあ、と感心するばかりだ。

 さて、簡単な夕食を済ませた後、ナノカが、「黒島天主堂、描き比べしようよ」と言い出した。いやいや、仕事を思わせること、疲れた日にやりたくない、、、

 と思ったが、長らく、いろいろ我慢させてただろうし、付き合うことにした。寝る前の20分ほど、二人で、並んで、教会を描いた。

 建築物を描くのは、子どもには、まあまあ、難しいだろうと思う。実物があるので、適当に描くと、収拾がつかなくなる。建物、生き物、地図。ナノカは、見て正しく描くのが、好きなようだ。

 子どもの個性やら、人格やらは、本当にマチマチで、なにが好みで、どう描くかは、そこに関わる問題だと思うので、「もっと自由に」とか、「もっと大きく」とかも、ある意味、乱暴な言葉だなあ、と思う。なので、ナノカが描くものの本質部分に関わることは、言わないようにしている。

 具体的に、「色は混ぜても大丈夫だよ」とか、「消しゴムをあとで、かけたら、きれいだよ」とか、そんな言葉なら、きっとヒントになるだろう。あとは、自分で、成長していくものなのだと思う。

 好き、という気持ちで描かれた教会は、とても、やさしいラインで、魅力的だと思う。

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