2020年1月11日

倉敷にて、文化とは Culuture day at Kurashiki

倉敷の町並みをスケッチしてるらしい She was sketching the town scenery of Kurashiki
橋でも At the bridge
お正月の寅さんみたいなの、見つけた!口上を述べるフリのナノカと、笑う観客役の相方。She was trying to sell the fortune telling as Tora-san did in his movie.
大原美術館だけで、半日。Oohara Museum for three hours.
帰りの道中では、親戚の顔を見て回ったこともあり、
途中の倉敷で一泊、休むことにした。

というわけで、半日だけ、倉敷を見て回る時間ができた。
 初「大原美術館」。

メトロポリタン美術館やMoMAなどに比べれば、
そのコレクションの規模は、小さいのかもしれない。

でも、商売で得た富で、真摯に、芸術とそれに携わる人々を
支えてきた、文化的な豊かさが、心に、響いた。

繊維業で、ここまでのコレクションをする事ができたなんて、
今では、想像できない。
一時期の隆盛後は、そこにある文化自体が、
他の支援者を引きつけ、今は、多くの人に支えられている。

敬意を持って、倉敷デニムの布を1メートル、購入してみた。

ナノカの抱えていたノートを覗き見ると、
画家の名前が、いくつも、書き写してあった。
ミュージアムショップでは、「西洋美術のみかた」という本を欲しがった。

人が、好奇心を持ち、
学び、知性を育てていく。
それは、きっと、教え込むことでも、強制することでもない。
ただ、そこに、静かに、あればいい。
たぶん、光の中で、人は、それと、出会う。

「ただ、そこに、ある」は、
余裕がないと、できない姿勢だ。
今の余裕のない世の中で、それは、
どれほど、許されてるんだろう。

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