2016年5月23日

潮干狩り Wild Shell Picking

土谷の棚田
ここまでは、機嫌が良かったのだけど、、、
干上がった泥に足を取られ、大泣き
相方は、木の陰に、穴場を見つけ、
プロのおばちゃん(地元の人)と黙々と掘り続ける
こんな、おおきな貝が取れました。オキシジミ?
今週末、ナノカと相方は、「キャンプで星を見よう」と、勝手に、話をしていたらしい。
私の原稿が先週末に提出され、返信が来るまでは、つかの間のオフ。
梅雨、夏になれば、キャンプは不快になる一方だし、まあ、いいか。

調べてみると、満月で星空観測には、向きそうもない。
大潮に合わせた「潮干狩り」キャンプにしよう、ということになった。
残念ながら、私の体調不良があり、当日になり、キャンセル。
しかし、日曜日にキャンプする予定だった松浦市の福島まで、行ってみることにした。

長崎という県は、島だらけで、北側にも大小の島が浮かんでいる。
そのひとつである福島は、椿の島。
島々が、自然の波消しブロックの役割をして、海は、おだやか。
今は、橋一本で渡れるが、特徴的な観光といえば、海を望む棚田ぐらいで、
ひたすら、のんびりした島だ。

潮干狩りをするには、島入ってすぐの漁協にて、一人500円の環境整備費を払う。
漁協の人いわく、「あさりは、1、2月。今はミナ貝ぐらいじゃないの」とのことで
特に、潮干狩り場があるわけではなく、自力で、天然の磯を漁らなくてはいけない。
私は、その辺を掘って、一個でも、貝が出てきたら、まあ、
よかったねーて感じになるかと思ったが、相方は、車で島内一周ドライブした際、
漁場を偵察していたらしい。
裏道から、細い道路に入った磯場を選択。

ナノカは、最初のほうこそ、「カニがいた!」とか、すこし、乗っていたが、
水が引いた後の泥池に、足を取られ、すぐにブルーになり、
「ムリ。もう、帰る」と言い始める。
掘っても、何も出てこない場所で、ミナ貝を私が集めていると、
「ちょっと、行きたいところがある」
と相方が、木の陰をのぞく。すると、そこには、、、

ほおかむりして、大きな籠に、長靴を履いたおばちゃん(プロ)が二人
隠れて、何かを掘っていた。
どうやら、道路に止めてあった、軽トラックの主のようだ。
「なにが、取れますか?」
と私が聞いてみると、見せられたのは、5センチの 巨大なシジミ(のようなもの)。
こんな、隠れて、必死に、おばちゃん達がとってるんだもん、
絶対、おいしいはず!

その場所は、木からの落ち葉が堆積してできた泥がねばっこく、
かなり、足を取られる。
ナノカが、数分で、「もうダメだ」と大声で泣き始め、
しかたなく、私はナノカを連れて、撤退。
その後、相方が一人で、戦い続けた。
縄文の血が燃えたか?およそ2キロほどの貝を採取した。

うちの娘は、あまり、こういう荒々しい自然がお好きではないようだが、
帰りの車で食べたポテトサラダは、とても、おいしかったようで、
トータルで、オッケーということで、
気持ち悪かったこと、も含め、思い出だと思ってもらえたらと思う。

漁協に寄り、貝を見せると、「マングウ貝」と言う。
(マンジュウガイ、と言ってたと思われる)
アサリと同じように食べられるよ、と言われた。
(これが、取れることも、取れる場所も教えてくれなかったので、
ちぇ、見つかったか、と思ってるだろう、と相方は(うれしそうに)言っていた)

家に帰って調べると、オキシジミというらしい。
東京湾でとった人の話では、「ケミカル臭がして、臭い」というが
島の人は、「おいしい」と言っていた。
2日ほど砂抜きして、食べてみようと思う。

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