2016年5月30日

ミュシャ展 MUCHA

着いたよ
見るよ〜

こんなはめ絵がありました。楽しい!
ここのところ、週末ごと、自然の中に、連れ回していた。
久々に、私がオフになって、季節もいいし、たっぷり、自然を満喫させてあげねば、と思ったのだ。
しかし、そんな思いむなしく、彼女は、お洋服や手足が汚れるのが好きではなく、
「家で、絵本を読んでいる」などが、お好みなのだ。
(自然の中も、行ったら、行ったで、楽しそうだけど)

そこで、今週末は、前々から、チラシを見て「行きたい」と言っていたミュシャ展へ。
最終週だし、混んでいるかな、と思いつつ、長崎までドライブ。
私も見たかったし、なにより、彼女自身が「見たい」と言い出す美術展は
それほど多くないので、見ておかねば、と思ったのだ。

実際、それなりに熱心に、全部の展示を見ていた。
お花や、装飾いっぱいの、女の人の絵は、彼女のどストライクだったようだ。
うれしそうにポストカードも選んで、買った。

次の日、「ディオールと私」の映画を見せた。
フランス語と英語で、意味わからないだろうと思ったけど、
ファッション業界の人たちの雰囲気が伝わって、
もし、彼女が本当に、お洋服が好きなら、ここまでの世界があるのが
知ってもいいかも、と思ったのだ。

正直、ナノカの朝は、めんどうくさい。
性格もややこしいので、ただ、好きな服をさっと着るのではなく、
私に、着たい服を察知してもらい、薦めてもらいたいのだ。
「選んで」と言うけど、首を縦に振らないし、
「パンツが見えるから、ショートパンツを履いたら?」というアドバイスに
全てが嫌になって、裸で過ごすなど。

とうとう、こっちも、ブチ切れて、
「心に決めたって、ママには、わからないから、
口で言いなさい。」
「自分が、かっこいいと思って決めたなら、
だれに、何を言われても、気にしないで、着て、
堂々としていなさい!」
と、怒ってしまった。

小さいとはいえ、一人の人間。
でも、一人の人間としては、未熟。
そして、親もまだまだ、未熟。

はたして、彼女のこのこだわりは、単なる子供の気まぐれなのか、
大きな志につながる、なにか、なのか。
そんなの、だれにも、わからないから、
ぐにゃりとひねり潰すこともできず、
伸ばしてやる手段もわからず、
ケンカと、自由を、くり返し、日々が過ぎていく。

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