MMJ August Issue "Cells" 8月号「細胞」 |
そこの少年は、以前プレゼントした「からくり玩具」を一人で仕上げ、
もっとしたいと、買いに行っていた。
一緒に旅していても、「なんとか式ダムだ」と言い出すなど、
機械、物理、科学に対する興味がハンパない。
一方、ナノカは、同じカラクリ玩具を買ったけど、
私に全部やらせた挙句、次の日には、踏んづけて、半分壊し、
今では、その存在も、どこへ行ったやら。
ダムは、海、川、ため池と区別がつかず、
「こりゃ、科学的、数学的なセンスは、ないな」と
しみじみ、感じるのだった。
土曜日、相方が出勤日だったので、久々に、科学館に連れて行った。
1年ぶりに行ってみると、どの展示にも、夢中になり、
プラネタリウムの内容には、「重力が海も引っ張ってる」と
いたく、感心し、工作、実験ショーで作ったものは、家でも、
くり返し、遊んだ。
興味、あるんだ!!!
そういや、小学校の時、科学館って、めちゃくちゃ楽しかった記憶がある。
自然界や、宇宙、物質なんかの「ふしぎ」を知るんだから、
おもしろいに決まってる。
「おしっこって、なんで、できてるの?」
「魚のウンチは、どうなるの?」
「海と空と、どっちが大きい?」
いずれも、ナノカの素朴な質問。
ぜんぶ、科学の芽だ。
ちゃんと、この人にも、芽がある。
科学者になる人間は、一部かもしれない。
でも、ふしぎと出会い、ワクワクすることは、
どんな子の成長にも、必要な事。
手作りでありながら、質の高い「ワクワク」を提供してくれる
科学館に、感謝の1日だった。
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