朝7時半、水を補給して、いざ、出発 |
あんなに張り切ってたのに、ものの15分で、グズグズに。 |
行動食で釣って、励まして、なんとか坊ガツル到着。 |
ゴールが見えて、達成感。 |
今回は、テントの隣に、、 |
年の近い女の子がいて、友達になって、楽しそう! |
1日目夕食はパスタ。 |
お花遊び。 |
蕗の葉で帽子。 |
2日目は、平家岳登山 |
こんなのがあったので、挑戦。 |
山での行動は、一つ一つ、勉強になります。 |
自分たちが泊まっていたテントが見えます。なんて、遠くまで、歩いたんだろう。 |
急斜面を、自分の力で、登ります。 |
2日目、昼はインスタントラーメンを、山の頂上で |
3日目、下山します。 |
無事、下山。また、ひとつ、たくましくなったかな。 |
テントを持って、去年と同じ、法華院山荘の脇に泊まった。
2泊なので、合計6食分の食事と、行動食を持って行く。
山に登ると、1年分の不摂生が一気に精算されるような錯覚がある。
運動量も、さることながら、
自分の体で、地球の重力を感じて、
ある意味、命を、リスクにかけることで、
野生の勘、みたいなものを、リハビリしてるような感覚だ。
正直、ああ、ここ落ちたら、命落とすな、
という急斜面を、子供と登って行くのは、母としては、しんどい。
慎重に、ひとつひとつ、登っているけれど、
万が一を考えると、気が気でない。
人によっては、「なんで、そんなこと、してるの?」と思うだろう。
体を使ってしか、覚えられないもの、感じられない感覚がある。
わたしは、口やかましい母親だなあ、と
時に、自分が嫌になるのだが、
膝の曲げ方、転びそうになった時の、体の使い方。
グラグラする足元の処理の仕方。
そんなの、言葉じゃ、伝わらない。
この3日間、彼女は、
どんなに不平を言おうが、泣こうが、
自分の体を自分の足で運ばないといけなかった。
結局、泥だらけになり、転び、そして、覚える。
気を抜いたり、ふざけたりしたら、危険が伴う、真剣勝負の中で、自分の大きさ分の
自己責任を味わう。
山登りでは、自分の身を守る、テントも、食料も、燃料も
カッパや、絆創膏、すべて、リュックに入れて、移動する。
緊急時しか必要ではないものも、万が一のために、持ち歩く。
当たり前だけど、コンビニどころか、飲み水すら、手に入らない状況になる。
その「いつでも、手に入る」から、寸断されるというのは、
現代で、便利な生活に慣れきっている、わたし達には、緊張感のある時間だ。
父はテントを運び
母は食料を運んだ。
そして、娘は、自分の体と、自分を励ますお菓子を運んだ。
運んだ分だけで、「生きる」。
今年は、3日間。
達成感と、筋肉痛のみが残る、名残惜しい夏休み。
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