2019年9月3日

アンになった日 Nanoka became Anne

ワークショップ初日の最後に、配役が発表された。ナノカは、アンに選ばれた。On the first day of three day musical workshop, she was chosen to play Anne.
大好きなアンになれて、幸せそう。でも、家で楽譜も脚本も一切見ない。She was soooo happy but she never read the plots or notes at home.
保護者の見学オッケーだったが、ナノカから追い出された Parents were allowed to watch the lesson, but she did not allow us to enter the room.
当日、セリフもソロの歌も、バッチリだった。We found her doing very well on the stage.
1学期、選択授業で「演劇」を取っていたナノカ。
学校で一番、好きな時間なのだそう。

そんなナノカと、夏休みミュージカルワークショップの
チラシを見つけ、応募してみた。
演目は「赤毛のアン」
ナノカは、赤毛のアンを初めて読んだ時から、
「アンは私みたい!」と、心を奪われてきた。
楽しみ!とワクワクが止まらない。

そんな大好きなアンに、選ばれて、気持ちは、最高にハイ。
練習中も大声を張り上げていて、
「本番、声が出なくなるんじゃないか」と心配になるし、
家に帰っても、ずっと興奮していて、脚本も見る様子なし。
セリフ多いのに、大丈夫だろうか。
そもそも、あまり記憶するの、得意じゃないのに、、、

「見ないで」と追い払われたので、
練習を2日目から見せてもらえず、様子がわからず、本番。
活き活きと、ハツラツとした、屈託のないアンを演じていた。

好きなことは、頭に入るのか。

終わった後、
「もっと、ずーっと、アンでいたかったなあ」
とナノカ。
本当に、アンだったんだね。

当然のことながら、
「また、やりたい」
と言うナノカ。


舞台や芸能の仕事は、大変、きびしくて、
それ自体の仕事につくことは、狭き門だろうな、と思う。

でも、じゃあ、歌ったり、踊ったり、演技したりが
他に役に立たないかと言ったら、
本当に、多岐にわたって、影響があると思う。
度胸がつけば、プレゼンテーションもうまくいくし、
声が通れば、いろんな所で指示が通る。
人となにかを作り上げたり、人前に立つ時の心構えだったり、
それこそ、山のように、役立つだろう。

アートも同じだなあ、と思う。
アーティストで食えるのは、ほんの一握りかもしれない。
だから、そんなものはムダかといえば、
アートとは、ものの見方であり、考え方の転換であり、
発想の柔軟さでもあるから、
むしろ、なんにでも、関係があるのだ。

アンになれて、とっても、しあわせな夏でした。
Anne in green gables was Nanoka's one of the best books.
First we found the flyer of musical workshop,
she was happy that they would play Anne in the green gables.

She was not good at memorizing,
so I was worried that Anne got so many words,
but she actually could memorize all the plots
including others.
She can memorize what she liked.

After she finished the last day,
she said, "I wanted to be Anne longer."
I noticed that was the best moment of her.
She was really Anne.

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