2018年4月20日

登校 Going to the school

美しきかな、児童の登校を上から見る
映画の撮影隊が、上から撮りたがったのがわかるぐらい、
上から、すべてが見渡せる、高台のわが家。
毎日、登校する姿を、上から、見守っています。
子どもが、あちこちの路地や家から、飛び出してきて、合流して、
駆け下りていく姿は、感動するほど、美しい。
毎朝の楽しみです。

さて、今夜から、上京。
なんとか、行く前に提出すべき書類をこなし、
準備も最低限は、整いました。
約20年ぶりの出身大学に、顔を出してきます。

でも、正直、言うと、ちょっと、気が重いです。
なにせ、意外と出世して、エリートな人も多い、わが母校。
夢を追って、、、と言えば、聞こえはいいものの、
どう考えても、場違いな人生を、歩み続けてる身としては、
肩身が狭く、今まで、足が遠のいていたのです。

「五島の取材を続けたい」
「そのための、資金源が必要だから、なにか、きっかけになれば」
という、気持ちもあって、同窓会への出席を決めました。
純粋な理由じゃないんで、それも、後ろめたい。

でも、こうやって、一個ずつ
人と出会い、話をして、ものごとは、動いていくもの。
それは、島に行く時も、東京に行く時も、同じ気持ちです。

毎朝、さまざまな不安をいっぱい抱えていても、
駆け出していく、新一年生。

「私も、やってくるぞ!」
と、思うのでした。

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