2014年9月11日

postcards in progress 製作中

work in progress
溜め込んでいた仕事の提出が大方終わり、ようやく、ポストカードの下絵に着手。一枚で、文化や、雰囲気、メッセージを詰め込むため、写真そのままに描く、ということはせず、効果的な構図を考え、そこに資料をあてこんでいく。
三川内焼きでは、親子、孫子で伝統を受け継いでいく、職人の世界と、藍色の美しさがテーマ。主に、取材を受けてくださったのは、お父様だったが、仕事をしている背中に年期が出ていて、美しかったので、お祖父様の仕事姿と、それを小さな頃から、のぞいて育つ、未来の陶芸作家の組み合わせで、それを表現した。
浅子教会では、小さな教会で行われる、ささやかな結婚式に、受け継がれてきた、信仰と人々の暮らしを、描けたら、と。あまりに結婚式を前面に出すと、結婚報告にしか使えなくなりそうなので、遠景にさせてもらい、参加した、小さな女の子を主人公にしてみた。
朝市は、市場の活気と、お正月文化のブリ、買い出しにくる父子。年賀状にも使えるようにと(こんな年賀状、使わないか、、、)、季節感を出してみた。素材を目の前で見て、育つ、このあたりの子どもたちは、いい「食育」を受けている。生産地ならではの、特権だ。
色塗りに入ってからも、細かい作業が続きそう。三川内焼きなんて、それこそ、皿の絵を職人さんのようにかき込まないといけないので(何十年もお仕事されている人の傑作通りには描けないだだろうが)、なかなか、時間がかかるだろうが、取材に協力していただいた方々にも、喜んで使ってもらえるように、丁寧に仕上げたい。
I started to work on postcards. It is my private project, but I am trying to put much message since this town got a very sad criminal recently and city became famous for it. I would like to introduce Sasebo's beautiful life and friendly cheerful people and culture to cheer up citizen.
To put all the message and culture into one postcard, I rather make picture based on all the photos and sketches.

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