2010年6月28日

Marriage education 結婚教育

ここ数年、「人生のパートナーに求めること」のような話を、かなり多くの人とした。お年頃というには、若干、遅い時期なのだが、周りにちょうど、そういう話がひしめいていたからだろう。
For last a few years, I got chances to talk with many people about what is the most important for choosing life partner.

文化の違いはあっても、このあたりは、話のネタとしては、世界共通。特にニューヨークは、周りに様々な習慣の違いがあふれているからこそ、「ここまでは、我慢できる」「わかっていても、これだけは無理かも」のような、本音が飛び交っていた。2人の違う人間が、一緒に生きていく訳なのだから、理想どおりに完璧、というのはあり得ない。「何がどうしても譲れないか」、「それさえあれば、他の事はたいした事じゃないと流すべき」を知っているのは、大事だと思う。
In NY, there are so many different cultures and way of life. So it is common to think about "which point we cannot accept" and "which points are not so serious and we have to take it easy" for two different people to live a life together.

その中で、友人Aが言ってたことが、心に残っている。「私は一人っ子だから、いつか、両親が死んだら、一人になるわけでしょう。だから、自分が、一生を一緒に過ごすのは、パートナーなのだと思って、小さな頃から、結婚のことを意識してたよ」私は、結構な年になるまで、結婚の事なんて考えた事もなかったので、「へえ〜」と思ったものだ。彼女のご両親は、信頼関係で結ばれた、素敵なご夫婦だが、そういうのを見て、彼女の中で、「人は、パートナーと人生をつくり上げるもの」というイメージがあったのも大きいのだろう。
My friend, A, told me her thought of marriage. "I am only child and I have no brothers or sisters. So I will be alone after my parents died. It means that my husband is the person to share my whole life. I have been thinking of marriage since I was a child." Her parents are very good couple who is necessary for life each other. That gave her image "the life is created by two people as unit." Then She chose her "funny comfortable life partner"

私の両親は、人生の選択(進路、職業、結婚)において、多少の意見は言うものの、「自分で決めなさい」と、常に私自身に選ばせてきた。受けた高校や大学の名前も、母親が知っていたか、微妙なぐらいだ。だから、私の中で、「何かを選ぶ」という事は、それに伴う責任を含めて、人生の中で度々しなくてはいけない、当たり前に自分の問題だと思ってきた。
が、どうやら、世の中の全ての人がそういう訳ではないらしい。先日、親御さんのちょっとした反対で、すっと結婚を辞めてしまった話を聞いた。私に言わせると、親はちょっとでも問題があれば、「大丈夫なの?」「辞めておいたら?」ぐらいの意見はするもので、親を説得をするのも、結婚する本人たちの役割の一部だと思う。30を越えても、自分に基準を持たないのも、どうなんだろう?そんな事で揺らぐ愛情なんて、本当に愛情なんだろうか?と感じた。でも、年齢がいくつでも、「親」がかなりの影響力を持つ人を、たまに見かける。考えてみると、ちょっと前まで、結婚も就職も進路も親が決めていた時代があり、今でも、根強くそういう慣習が残っている文化圏もある。それが間違ってるとは、言い切れない。結局、結婚観は、育った環境によって、一番、価値観が分かれる所なのかもしれない。
My parents gave me some advices but fundamentally they left me final decision of any life choice(schools, occupations, and marriage). So it is common for me to choose one as my responsiblities(I made some mistakes in my life maybe). About marriage, it is one of them.
But I noticed that it is not always common for everybody. Especially about marriage some cannot make their own decision. Recently I heard the story that 34 year-old woman gave up marriage just because her parents light objection. Well, parents can have some objection to some aspects, but it is the couple to let them understand that two can do well as a unit. If it is easily broken by a small objection,I doubt if the love there is true. But it might be so different for each person. Until recently there had been no freedom for themselves to choose job, school and partner. In some cultures, it still goes on. I cannot understand from my point of view. For those, I am wrong. I am also educated by my parents about life, about marriage, in other way around.

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

します、します。そんな話。
パートナーに求めること。
まぁ、僕の周りは若いのばっかだから、結構、おいおいって思う事言ってるやつらが多いんですが… 多分、自分も10年前は、間違いなく”こいつ、大丈夫かな~”って思われてただろうなと、イロイロ思い出します。

今の職場は、イタリア人をはじめ、スイス、ドイツ、ロシア、セネガル、ルーマニア、モロッコ、そして唯一人日本人。みんな、恋愛事情に興味津々で、いい加減にしてくれって思うくらい質問攻めです。
聞いてるだけでも、面白くて結構自分も興味津々。特にイスラム圏の恋愛事情の厳しさにカルチャーショックでした。
不良外人的なセネガル人が多いイタリアで、初めて出会った敬虔なイスラム信者。まねできん。としみじみ思う今日この頃です。

イタリアは、古くからのマザコン文化。マンマ~、マンマ~ゆって、毎日電話してます。俺のマンマがね…って話もしょっちゅう聞かされるし。もう、半分聞いてませんが。

30代になってから、多分に、両親からの影響を感じてしまうことが多くなりました。放任の父と、心配性の母。一般的な構成だろうと思います。この子は言い出したら聞かないから…で、ほったらかされてますが…好き勝手やらせてくれてる親に感謝です。

A嬢のご両親は、ほんとに素敵な方です。本と思います。人違いでなければ…

にしむらかえ Kae Nishimura さんのコメント...

剛さん、
あはは、やっぱり、しますか〜。
おもしろいですよね〜。いろいろな人の恋愛観、結婚観。
おもしろいなあ、と思ったのは、必ずしも、日本人同士が近い訳ではない、ということ。「階級が同じ人と結婚したから、親が喜んだ」、て同世代の日本人から聞いた話です。ひじょーに、びっくりしました。日本に階級って、あったんでしたっけ?て。
逆に、人の話を聞いて、「そうだなあ、そういう所はがんばらなきゃいけない所だなあ」とか、「現実は、そんなものなのか」とか、納得させられる事もあります。案外、世代の違う、経験者の話が、とーっても深みがあって、リアルでおもしろいです。じじばばの話は、いいもんですよ〜。
「このこはいいだしたら聞かないから、、、」て、とても馴染みの深い言葉です(笑)まったく、私も同じ事をいわれて、育ってきました。うちは逆ですがー放任の母と、心配性の父。
A嬢のご両親、ご存知の方かと思います。「いいふーふ」の日に、表彰したいですよね。