2018年2月12日

リトルアーティスト「ラベル:あいのはこ」Little Artist Rable and box

ラベルの中身を、くじ引きで決めます。
くじの中身は、「うるさい、まちなかの 音」とか、「じょうひんな かおり」とか
ねっとりとあまいあじ
こげくさいにおい
赤ちゃんの泣き声
そのワークが終わったら、次は、丸い箱のデザインをしました。
中身は、「愛」です。


「まる」という形の、特徴を活かすことを、説明しました。
デザイン画から、すばらしくて、期待してしまいます。
お菓子のパッケージに、いますぐ、採用されそうな、美しいデザイン。白の活かし方が、素晴らしいです。
大好きな、機械類の部品を使って、「まる」と遊ぶデザインです。
メタリックな色をフタに、下はカラフルな虹色に仕上げました。
シンプルイズベスト。白地に赤の小鳥が、鮮烈なデザイン。
忠実に仕上げました。こちらも、白地に原色が、とても映えます。
「まる」を活かしたデザイン。リボンのお花が、かわいいです。カラフルな色も、遊び心いっぱいで、楽しいです。
小ぶりな表紙の線画(ペンギンとネズミ)が、とても、愛らしくて、それを雪を散らした無地の横面が、引き立てていました。
小学生の男の子の作品。側面に、「スキ、アイ」などの言葉が入り、表面はハートが散らしてあります。ロマンチックな面が、渋い色合いで仕上げてあり、おしゃれな箱になりました。
こちらは、虫をイメージした切り紙を、コラージュして、最終的には、箱から、はみ出すデザインとなりました。
白地に、切り紙。そのシンプルさが、レトロな、雰囲気を醸し出しています。
ビッグさんの作品。二つのハートは、サクランボのように、寄り添っていて、ロマンチックな人柄が垣間見えます。
こちらも、ビッグさんの作品。とても、しっかりと、デザイン画を仕上げてからの、本番。青と赤のハートは、愛の複雑な気持ちを表してるのだそうです。大人のビターさが、感じられますね。
ラベルのゲームは、「コミュニケーションデザイン」の練習。
理解するのも、実践するのも、難しいものですが、
みんな、一生懸命、取り組んでいました。

「愛」の箱では、「愛ってなんだろう?」という哲学的な問いにも、直面。

また、丸い箱をデザインするのに、絵を描く紙は、平面。
ちょっとだけ、数学的なアプローチでもあります。

そう思うと、ものづくりとは、ドリルや教科書じゃ出会えない、
複合的な、大きな課題に取り組むことなのかな、と思います。

その中で、ひとつのデザインを、最後まで、仕上げるのは、
並大抵ではない、集中力が必要です。
小さな子は手伝ってもらいながら、
大きな子は、ほぼ自分の力で、完成まで、持っていきます。

何年も、通ってくれている子が、集中できる時間が増え、
工程を一人で、できるようになり、表現を自由自在に操れるように
なっていく成長を見ると、自分のことのように、うれしく思います。

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