2021年6月2日

じぶんの木 My Tree

 Nanoka asked me to draw own tree yesterday after homework. They were work in progress.

Nanoka's tree. Big tree with spreading roots underground.

my tree. Lots of animals living in the leaves. Comfortable and safe.
家に帰ってきたナノカが、突然、「じぶんの木を、描こうよ」と言い出した。

いつも、テーブルに新しいアートの題材が乗っかり、一緒に、作業をするのが、当たり前の日常だったけど、長らく、一緒に絵を描いてなかった。余裕がなかった。

わたしが、仕事を提出し、気持ち的に落ち着いたタイミングで、声をかけてくるなんて、よく見ている。

この「じぶんの木」は、ヨシタケシンスケさんの絵本に出てきた、「人は、それぞれ、じぶんの木がある」というのから、来たようだ。

ナノカの木は、根っこが張り巡らされていて、すごく、どっしりとしてるのだそう。

「すごく、大きいから、太陽はこの辺」

と言いながら、描いている。

「この鳥はね、魚をくわえてるけど、草食なので、食べないの。この魚は、新種の珍しい魚で、魚博士の研究所から取ってきたの。これ、水槽。あちこちの研究所から取ってきて、コレクションしてるの」

ナノカの絵は、いつも、物語になっている。

ナノカは、体調を崩してから、心理カウンセラーさんと、何度か面談をしてきたが、先日、「あの部屋にある、ミニチュアやってみたいなあ」と言った。箱庭の事だ。

その日、自分でカウンセラーさんに言えたようで、箱庭で、たくさん遊んだそうだ。聞いていると、ナノカが絵を描くときと似ていて、お話のようになっていた。

ストレスを抱えていて、疲れ切っていたはずなのに、箱庭した帰り道は、ものすごく元気だった。

物語る、とは、頭の中にある、未整理な混乱を、糸をほぐすようにして、棚に並べていくような作業なのかな、と感じた。自分の混乱自体を、分析・理解しなくてもいい。ただ、ごちゃごちゃに押し込まれた倉庫の中が、魔法できれいに整頓されていくような感覚か。

このすき間時間が、子どもの心の健康に、どれだけ大切か。子どもはタフだから、あれもこれも課されると、がんばって、こなしてしまう。そして、それが、すぐ結果につながるものだと、大人は成果が見えるので、「やった!」「やらせた!」気分になる。

余裕のある子が、自主的に勉強したり、何かの活動に打ち込むのは、構わないと思う。でも、日々、心の休息や、解放も必要だ。すき間時間を、残してあげたい。

0 件のコメント: