腹痛から始まった、ナノカの症状。頭痛に、目眩。不眠。夜尿。唇にヘルペス。鼻血。貧血で、転倒。口内炎に、目のかゆみ。体重減少。胃炎。下痢。
お医者さんに相談して、漢方薬を処方してもらう。
新たに出てきた、違う症状に合わせて、新しい薬をもらった。すると、大泣き。
そして、しゃくりあげながら、何かを言っている。
「おひなさまの、バカ」
わたしが、ナノカの言った言葉を、聞き取りながら、繰り返すと、相方が
「は?ママの聞き違いでしょ。そんな事、ナノカが、言うはずがない。」
もう一度、ゆっくり、言わせるが、同じことを言う。
「おひなさまに、おねがいしてたのに、、、」
ナノカは、薬が減るように、おひなさまに願掛けをしていたのだ。それは、体が良くなるように、との願掛けでもあった。
薬が増えることで、症状が悪化したように、感じたのだろう。もちろん、薬自体が負担だったのも、事実だろうが。
お医者さんに相談して、今の症状の困りごとに合わせて、薬を減らしたところ、落ち着いて、飲めるようになった。
「おひなさま、ありがとう」
と、お礼を言ったそうだ。
おひなさま、ナノカの気持ちを、教えてくれて、ありがとうございます。
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