朝活。ナノカに、箱を一個渡して、展開図にチャレンジしてもらった。
she was trying to understand the construction of the box by herself. |
今朝、ナノカに、展開図を作らせてみた。難しい作業だったよう。大混乱の中、やり切れず、、、途中まで、がんばったんだけどね。(2回目のチャレンジで、ノリシロがなかったことに気づいた所で、涙)
定規を出して、測ったり、直角にしようとしたり、いろいろ、やってたが、30分ほどで、力尽きた。もう少し、根気が持つと、いいんだけど、、、
しかし、ここは、親も根気。やりたい気持ちになるまで、のんびり、構える。また、時間をとって、やってみよう。
今、思い返すと、小さなナノカに、何度か厳しい対応をしたことがあった。
ナノカが、5歳ぐらいの頃、保育園帰りに、傘をうっかりバス停に、置いてきてしまった事がある。夕方の18時、もう一度マンションから30分かかる道のりを歩かせて、取りに行った。帰りはバスに乗るので、合わせて、結局500円近くかかる。私もその道を一緒に歩くから、仕事が終わって疲れた身に、夕方往復1時間のロスはきつかった。
でも、ナノカが自分で、「取りに行く」と答えたのだ。物を大切にすることは、そうやって体を使ってしか覚えられないと思ったので、付き合った。傘をバス停で見つけた時の、ホッとした顔が忘れられない。
世の中、使い捨てられるものがいっぱいある。今、子どもに、ものを大切にすることは、意識しないと、教えられない。
ものには、物語がある。商品として並んでいる時は、値段通りの価値しかなかったものが、人の手に渡り、誰かにプレゼントされ、歴史を紡いで、重みを持つ。普通のコップに見えても、誰かの形見かもしれない。だから、人のものの価値を勝手にジャッジして、ぞんざいに扱ってはいけない。それを、大人がまず、理解してなくて、子どもに伝えられていないなあ、と感じる。
ナノカは、ものを大切にする子に育った。やらせた時は、自分は鬼のようだと思ったけど、あの時、取りに行く選択をして、本当によかったと思う。
話がずれた。
子どもが、習慣を身につけていくには、時間と手間がかかる。それに親も付き合わなきゃいけないなあ、という話。
「根性なし!」て、叱っても、効果ゼロだろう。最後までやり切って、達成感を味わう経験の長さを、少しずつ、延ばしていくしかない。
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