弓矢を作りたいと、言い出した。
庭に落ちていた竹の破片に穴を開け、麻紐を通し、張り、
そして、中を通す棒も、割り箸を削って、それらしきものを、作った。
結構、飛ぶ。7メートルぐらいは飛ぶ。
さらに、新鮮な竹を求めて、裏山に登って行った。
青竹をノコギリで切り倒し、火で炙って曲げて、それに紐を張った。
その弓矢の飛ぶ勢いたるや、イタチぐらい、とれそうだ。
身近な材料で、子どもの手作業でも、意外に、できのいい道具が作れるもんだなあ、と感心した。
空白の時間は、人を違う方向に、育てる。
予定に、「においぶくろ作り」と書いたナノカ。
ポプリをつめる袋を作りたいようだ。
「えっとね、ここをパッチワークにして、それでここを縫い合わせて、ここをファスナーつけて、開け閉めできて、中身が詰め替えられるのにする」
うーん、どうだろう。ファスナーじゃなくって、よくない?
リボンとか、紐で結いとけば。
でも、すでにイメージがあるようで、短いサイズのファスナーをよこせと、しつこい。
まあ、いいか。
なんか、新しい発想が、そこから、生まれるかもしれないし。
「できのいい」「見栄えのいい」ものなんて、作る必要ない。
君の頭の中にある、それを作って、いっぱい、失敗したらいい。
そうやって、古代人だって、次の道具を編み出してきたんだろう。
ファスナー付き、においぶくろ。後日公開予定。
乞うご期待。
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