She was studying under the sky青空の下、お勉強 |
It was at our car parking beside the farm 車置き場で、ティータイム。 |
She started to study English during this school off ナノカ、最近、英語始めました。 |
日曜の午後、窓を全部開放して、布団を干し、よい季節の、よい空気を家に通す。
さらに、自分たちも虫干しを。
アウトドア用の椅子とテーブルを出して、お茶をする事にした
そのまま、ナノカが外で勉強し始めた。
もし可能なら、自宅学習も自宅勤務も、ベランダとか窓際とかでやったら、気分が変わるのでは?
ナノカが最近、英語を始めた。
私は、海外で出版文化に携わった身として、
「もっと、根本的に、ネイティブと張り合える文章が書けたなら」
と思うことが、何度かあった。
「小さな頃から、英会話をさせる」には、必要を感じないが、
「美しい英文を味わい、生み出せる」ことには、価値を感じる。
堂々と世界と渡り合える英会話の力(交渉力なども含め)を求めてる親は多いと思うが、ビジネス英語なら、それほど焦る必要ないのではないか。
一方、英文を文学レベルで読み書きしようと思うと、それは一筋縄ではいかない。
ここ数年で、ナノカの日本語読解力は、定着した。知らない言葉や漢字で引っかかることがあるものの、かなりのスピードで、大量の活字を処理して、正確に理解できる。
人に得手不得手があるなら、この人は、言語が得意分野なのだろう。
もしかしたら、文を生業とする可能性があるかもしれない。
私自身が文章に関わる業界にいて、斜陽を肌で感じてきた。
それでも、万が一、娘がそうしたものを生業として選ぶ可能性があるのなら、応援したい。そのためには、この小さな市場を生き抜くため、日本語の小さな世界で島を取り合うよりも、より読者数が多い、英語圏の文章を操れた方が、よっぽど風通しがよいだろう。
同時に、こうも思う。
翻訳できない言葉が多々あるように、英語だけでは、日本の文化の微妙なニュアンスは表現しつくせない。こぼれ落ちる感情、感性、風景が出てくる。
アイルランドという国には、ゲール語という独自の言語があったが、英国統治下で、英語に転換。今、自国の言語を自由に操れる人間は、ごくわずかとなった。失った文化は戻らない。
自分のルーツから得られる個性を、最大限に取り入れること。自分のベースとなる文化を、しっかり自分の言語で吸収してほしい。
こちらの複雑な思いと裏腹に、辞書を引けるようなったナノカは、そもそも、アルファベットにまったく馴染めていないとわかった。
やり方を変えないといけなさそうだ。
まあ、のんびりいきましょう。
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