2020年3月22日

リトルアーティスト「とってもわかりやすい、自画像」

今日のスタートは、フリーダカーロを中心に、たくさんの自画像をみるところからです。背景、表情、服装、それぞれに自分の内面を表現するものが散りばめられています。
みんなも、ちょっと「わたし」について、考えてみよう。1年前の自分、今の自分、20年後の自分。
さあ、どんな「わたし」を表現してみよう?アイデアスケッチ。
アイスクリーム型(バニラ味)宣伝カーに乗って、落語をしゃべりながら、アイスクリームをばらまく「わたし」。おしゃべりで、シュールな発想の「わたし」が、よく、わかります。
1年生の女の子。工作が大好きな「わたし」。画面の半分を使った、大きな作業台も、「わたし」を表してますね!絵の具の丁寧な使い方も、いいですね。
カラフルなアクセサリー屋さん。かわいいものや、手作り、なにより、お友達が好きなんですね。たくさんのアクセサリーに、「わたし」の好き!が詰まってます。
小3男の子。癒し系パティシエ。お菓子作りが大好きで、オリジナルのお店に立つ「ぼく」を描きました。服装も、お店の飾りも、ケーキも、「ぼく」らしさが出ていますね。将来、お店を持ったら、この絵を店内に飾ってほしいなあ。
年中、女の子。カラフルなアイスクリームを売り歩く、3階建ての車を描きました。ものすごい根気です!カラフルなアイスクリームと同じように、ファンキーな女の子が、とっても「わたし」らしいですね。
工具がいっぱいの作業場で、乗り物を作る「ぼく」。ワクワクするね。時間があったら、いろいろ道具をかきこんでいったら、すごくなりそうだね!
 今回は、自画像を描きました。
鏡を見て、リアルに描く自画像ではなく、シンボルや背景を描き込んで、「わたし」はこんな人だよ、と見る人に、積極的に教えてくれる自画像です。

以前、子ども達に、「わたし」を分析してもらった時、とまどって、なかなか進まなかったので、今回はわかりやすく、去年の「わたし」、今の「わたし」、未来の「わたし」という流れで、どうありたいか、なにが好きかな、というアプローチをしました。

このプロジェクトの肝は、「わたし」と向き合うことと、そして、
それを、どう表現したら、伝わるか、という所です。 それは、なかなか、難しい。
その中で、ワクワク感を失わずに、描き進めていく。
1枚、仕上げるって、大変なことですよね。

そんな中、みんな、それぞれの事がわかる絵を、最後まで、仕上げる事ができました。

実物を見て描くことが、どちらかといえば、最近、多かったので、
こうした、心の表現なども、増やしていきたいと思います。

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