2018年12月11日

リトル&ビッグアーティスト展覧会準備 Prepare for the exhibition

サンプルでナノカの作品を、まずマッティングしてみる。Started to mat the works.
やわらかな色といい、全体のほのぼの感といい、いい感じに。Soft color and warm and tender way of using the spaces
こういう絵は、額に入れると、有名な抽象画みたいに、引き締まる Almost like abstract painting. Much better in the mat and frame.
目が、登場人物に、より惹きつけられる。Eyes go to the snowmen. Very cute.
清廉とした世界がしっかり、とじこめられた。Clean icy world was blocked in the frame.
子どもたちの作品を、手元にあるものから、額装していく。

親御さんが理解してくれたので、この「うたの絵」だけは、しっかり額装してみた。
ものすごく、いい。

わたしも、ナノカに山のように絵を描かせて、
その都度、部屋に飾ってきたけれど、
改めて考えると、きちっとマットを入れて、いい額に額装してあげたことはなかった。

絵の見方が、ぐっと、変わる。
あ、こんな風に、散らして描いてもいいんだ、のように、
すこし、リラックスして、絵が描ける部分もあるかもしれない。
(学校の張り出し方だと、どうしても、元気に、押し出し強く、
描かないと、成り立たないところがある)

このプロジェクトは、あと2人、女の子が仕上げてくれるのに加えて、
私とナノカも制作中なのだけど、
ひとつのうたが、描いている場面も、ほぼ同じで、
画材や大きさの条件なども、ほぼ、変わらないにもかかわらず、
これだけ、それぞれの個性で、描かれてる所が、本当に、美しいと思う。

私が、アイルランドやアメリカの美大で、一番、大切だと学んだのは、
絵の上手さではなく、「何を描いても、〜って感じだね」という
その人から、にじみ出る、コアな何か、だったと思う。

子ども達は、それを、持って、部屋にやってきてくれるので、
いつも、感動させられる。
それが、展覧会でも、伝わるといいな、と思う。

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