2016年1月24日

「ティファニーで朝食を」ナノちゃん Nano watched "Breakfast at the Tiffany's"

雪国、佐世保。
マンション窓からの風景。真っ白。
暴風雪の予報に、土曜日のうちに、買い物をして、ビデオを借りて、
家に立てこもり状態。
ナノカが、自分で選んできた映画は、「ティファニーで朝食を」。
渋すぎる、、、
ヒラヒラを着て、熱い視線の先には、、、
ホリー様が。ていうか、これ、子供に見せていいんだろうか?
去年の終わり頃から、ナノカの朝の洋服選びで、モメるようになった。
服へのこだわりが強くて、思った服が着れないと、泣いて、着替えない。
朝は、時間制限があるので、焦る私と、ぶつかる。
朝が来るのが憂鬱になる程だった。

いろいろ、工夫しみるしかないかな、と、一個ずつ、つぶしていく。
一人で完璧に洋服を選べるように、タンスから、着ないであろう服を間引いた。
そうして、一切、私は口出しをしないことにした。
寒かろうが、スカートを2個履いてしまおうが、見なかったことだ。
(最後に、ジャンバーを着せれば、なんとかなるだろう)

さらに、お正月に、一緒に服を選んで、買い足した。
嬉々として、試着するナノカ。
自分で選んだ服が加わることによって、ワードローブにも満足して、
スムーズに朝の服選びができるようになった。

「自分でショッピングなんて、まだまだ」と思っていたが、
ここまで、服にこだわりがあるのなら、予算の範囲内で、
相談しながら、買い物をした方が、よっぽど失敗もなく、楽だ。

自分が子供の頃には、あまり奨励されなかった「子供のヒラヒラ願望」だけど、
「なんらかの、本能から来るものなのかもなあ」と思うほど、
子供は勝手に、女子女子していく。
100%、満たされている様子は、決して、大人の目から見て、
センスの良いものとは言えない時も多いけれど、
大切な何かを、大事にしてあげているような、気もする。
失敗しながら、センスを学んでいくものなんだろう。 

考えてみれば、大人だって、気に入らない服を着て、
1日を過ごすのは、楽しくない。
まあ、「レディの原料」と一緒に暮らしてるのだし、
楽しんで、付き合っていこうと思う。

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