2015年3月23日

西地区公民館講演会 community center meeting

21日、西地区公民館での「親子で楽しむ絵本」が開催された。
「家庭での、絵本の読み聞かせの大切さを伝えて欲しい」という主催者側の希望だったが、集まったのは、小学高学年(4年生中心)の子供だけでの参加と、未就学児親子。大人向けの話を、小学生も交えてする、というハードルの高い環境だったが、赤ちゃん絵本3冊とものしり五郎丸をまじえ、さまざまな年齢の、さまざまな興味の子供達に楽しめる絵本を紹介した。絵本は、万能。小さな子向けのものでも、4年生のお兄ちゃんですら、楽しそうに聞いてくれた。
ただ、こういう場所に集まってくれる子供達は、本に普段から触れている子や、積極的に家族で地域活動に参加している子がほとんど。どうやって「本に触れる機会」がない家庭に、お話を聞いてもらうかが課題かな、と思った。

後半は、「お絵描き」体験。
親子で参加、ということだったので、お互いの顔を、描きっこすることにした。
まずは、「怒った顔」を見ながら、「オニ」を。
2番目は、「おもしろい顔」を見て、「河童」を、最後は、「にっこり、かわいい」顔をして、「天使」を描きましょう、にした。
ずっと講師をしていて、写真を撮れなかったので、記録が残せなかったのが、本当に残念。
小さな女の子たちは、お母さんの天使を描くとき、ミュールみたいなかわいいサンダルをはかせてあげたり、ピンクのお花のワンピースを着せたり、ものすごく、オシャレをさせてあげていた。
お母さんの顔を一生懸命、どうやったら、ひどくできるか考えている、男の子たちのいたづらなんて、 まだまだ、甘えと愛情の真っただ中、という感じで、小学生って、かわいいもんなんだなあ、としみじみしてしまった。
文を書いたり、絵を描いたり、と自己を表現することは、心の中にあるものを外に出すことで、ストレス発散にもなるので、たまには、親子でこんな機会があるといいな、と思う。

手元に残ったのは、ナノカが描いた、絵だけなので、参考までに、公開。
ママのオニ。Mom as ogre.
パパ。眼鏡をかけて、首から、鞄を下げている。Dad with glasses and bag.
「おとうさん」に絵本を、ぜひ、読んで欲しい。育児、家事の分担が増えてきているのなら、絵本の読み聞かせも、お父さんがしてくれたら、2馬力?2人力?選ぶ本も、読み方も、根気も違うため、楽しみも2倍になる。
最近、相方が何を思ったか、長編「長くつ下のピッピ」を読みきかせ(自分が、長めのものが読みたかったのもある)始めた。半分も理解できてないのでは、と思うが、ナノカは、自分の名前を「いとう ピッピ なのか」に改名するほど、ピッピに憧れて、はまっている。私は、日常で、長編を毎日読んでやる発想が、まだ、なかったので、うれしい驚き。

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