2020年6月8日

リトルアーティスト「うみをかこう」Art Class



今日の海の色は、光にかなり反射して、とてもうすい色をしていました。その淡さと色味と光をよく感じ取っています。また、強い松の木がいいアクセントになっています。
5歳の女の子。外でパパと絵を描く事がうれしくて、大興奮。海をいろいろな色で塗って、風の模様を描き入れました。魚やアリエルも描き込んで、とっても自由な海になりました。
こちらは、とてもグラフィックな海の風景画。石や光のキラキラに注目して、1枚をデザインしました。意外に、線画で、白黒で仕上げてもおもしろかったかも!
石と光の反射を、大きさや色を変えて描いて、シンプルな構図なのに、とても、おもしろい作品にしました。少し曲がった松が、また、かわいらしい登場人物みたいですね。
色や光を自分の表現で表すことにチャレンジして、最後まで、仕上げることができました。クリムトの風景画のように、地面、海、空、木、それぞれが色の粒のようで、とても、美しい1枚です。
ビッグさんの作品。風の波紋に注目した1枚目と、トーンの全体的なバランスに注目した2枚目(娘ちゃんのコラボ入り)。2枚目では、あえて白く抜いて、引き算の水彩で空間を描き出そうとしています。

海を目の前にして、テンションが上がってしまい、ずっとカニと遊んでた女の子。カニをきれいな貝に入れた「カニマンション」を、スケッチしました。ツートンの貝が、かわいい!この貝がはいった、楽しい海の風景画も描きました。波も山もゆらゆらして、楽しいね。
中学に上がり、久々に来てくれました。中間色をいっぱい使って、油絵のように塗り重ねていきました。今まで、繊細な線画に淡い色彩で描くことが多かったのですが、新しい描き方にチャレンジして、楽しんでいる様子に、変化や成長を感じて、こちらもジーンときました。
久々のリトルアーティスト。
気温が上がっていく中、風と木陰のおかげで、無事、屋外スケッチをすることができました。季節的に、屋外に出るのはギリギリだったかな、と思うと、やれてよかったです。

外で絵を描く機会は、なかなか、ないかと思います。
そして、1枚の絵をそこで、仕上げるのは、実際、とても難しい。
画家も、だいたいの場合、小さなスケッチに情報を集めて、家で制作します。

なので、2時間程で、どれぐらい描けるかな、と思いましたが、
思いの外、集中して、みんな、海という難しいテーマに取り組んで、
仕上げることができました。

「きれいだな」と思って、写真に撮って、あれ?とガッカリすることはないですか?
写真は、そこにある視覚的な情報を、データとして記録はしてくれるのですが、
光や色というものを、人は、意外と主観的に受け取っているので、
写真と、自分の目の間には、ギャップがあります。

なので、外で自然を見て描く体験をしてもらいたいなあ、と常々思っていました。

色が、光が、一刻一刻と変化して、それを捉えようとしても、捉えきれない、もどかしさ。それ自体が、多くの画家に絵を描かせてきた、原動力。
みんなも、同じ思いを、できたかな?

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