2018年11月21日

2万グラム twenty thousands grams

カンコロが320gだった。「どれぐらいか、わかる?」と聞くと I asked Nanoka how much she thought 320g.
「これぐらいかなあ」と予想。重さを実感するために、「ナノちゃんは、20キロだから、20000gね」と言うと、、、She guessed it. In order to help her feel the weight, I told her Nanoka was 20kg=20000g.
「20000gはイヤだ!」と「やせなきゃ!」と坂を走り出した。"I do not want to be such a big weight!" she started to run.
20メートルぐらい走ったところで、「1000gぐらい減ったかな?」というので、「それで、1000g減ったら、家に着く頃は、豆みたくなっちゃうよ。」She ran 20 M and asked me if she lost 1000g by this running.
「せっかく育てたのに、豆みたいにちっちゃくなったら、困る」と私が言うと、「大丈夫だよ。ママのポケットに入って、移動する」と言う。"In that way, you will be tiny like pea when you reach home." I told her.
「それでさあ、字を書く時は、大きい習字みたいになるね。」とやって見せてくれた。あ、い、うまで、やってくれた。"So I had to write the letter like a big calligraphy!" She showed me how to write when she became a little person.
わが家は、私が車を持たないため、朝の登校、夕方の帰宅までを、
徒歩で迎えに行っている。
保育園の5年間のバス徒歩通園が終わったと思えば、
今度は、朝晩の坂登り。うんざりする日もある。

でも、こんな風に、毎日、くだらない例え話をするのは、
じつは、大切なことなんだろうなあ、とも思う。

たぶん、ナノカは、1日に起きた、さまざまな不条理、
不満、その他もろもろを、帰り道に、私としゃべりながら、
道端に捨てて行っている。

昔の人は、よく歩いた。
84歳で亡くなった祖父は、散歩が日課だった。

人は、歩いて、無になり、
歩いて、素になり、
そして、自由になる。

点と点を、瞬間移動のように、通り過ぎていけば、時間は短縮できる。
そこで圧縮された「親子の時間」が、他に用意されていればいいけれど、
一度、家に戻れば、
やれ、夕食の準備、宿題、明日の準備、と忙しい。

意外に、この時間は、貴重だぞ。
そう思う、今日この頃。

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