2018年7月31日

リトルアーティスト キャンドルホルダー2日目 Candle holder second day

1週間経ち、今度は彩色です。

今日は、最初に、ガウディの建築を見ました。
なるべく、いろんな分野のアーティストに出会ってもらえたら、
と、思っています。

1週間ぶりに持ってきてもらった、作品。
少し折れたり、取れたりは修正可能な程度。
みんな、色塗りに取り掛かりました。

ブラジリアンカラーで仕上がった、ヘビのとぐろホルダー。かっこいいですね。
ていねいに、塗りました。飾りの色がどれも、はっきり浮かび上がって、きれいですね。これは、観葉植物を入れても、いいかも。
うらがわも、猫の表情があります。
こちらは、貯金箱。ポップな色使いが、とっても、個性的で、かわいい!
もくもくと塗り進めた、クマくん。尻尾がキノコ。その他にも、イチゴや紫の花など、色使いも豊かに仕上げました。
表情がなんとも、かわいらしいです。
年長さんの作品。大胆に造形した粘土に、さらに大胆に、着色。
こちらも貯金箱。カステラに龍が巻きついている。長崎の物産館にどうでしょう。個性的な発想を、最後まで仕上げられて、こちらも、ワクワクしました。

紙粘土の作品は、毎回、とても、楽しいのですが、
どうしても、形成と着色で2回に分けないといけないので、
夏休み限定になってしまいます。
そして、2週連続、参加するのは、予定の多い子ども達には、
なかなか、難しい。

その中で、これだけの作品を見ることができて、本当に楽しかったです。

細かい作業が続くため、「ああ、もういいや」と
最後に来て、適当になってしまって、もったいないことは、よくあるのですが、
今回、みんな、最後まで、しっかり、仕上げました。
こういう、「楽しい作業」で、そうした根気を使う訓練をしていくのが、
人の発達には、いいんだろうなあ、と思います。

たぶん、紙粘土は、また、来年の夏ですね。

2018年7月30日

帰ってきた She came back home

ナノカが帰ってきた。

別れ際には、さよならのハグをして回り、
もらってきた写真には、どれも、最高の笑顔が写っていた。

たくさんの人に出会い、
自分の存在を受け入れてもらい、
のびのびと、活動してきたのが、
伝わってきた。

夏休みで、母と二人、好奇心とエネルギーを持て余していたナノカ。
それを、発揮して、ギュウギュウと押し込まれていた羽を
自由に動かしてこられた、という感じだ。

親がいなくとも、立派に、生きていた。
それは、頼もしくて、本当に、喜ばしいことなのだけど、
同時に、ちょっと、さびしい。

そう感じるのをわかっていたので、
不在の間、相方と二人で、小浜温泉に行きました。
温泉の蒸気で、蒸し料理をしました。

まあまあ、楽しかったです。
ちょっとずつ、親も自立。

2018年7月27日

ビッグアーティスト「イラスト教室」 

今日は、午後の時間に、イラスト教室をしました。
小3〜中2までの、ビッグアーティストさんが、7名参加してくれました。

平日で、相方のヘルプがないため、荷物の運搬や、写真を撮るなどの
多少の不便はありましたが、ナノカお嬢さんの妨害がなく、
とても、穏やかな時間でした。

最初に、エドワードゴーリー、アーサーラッカム、
アーノルドローベル、ピーターシス、そして、私のペン画を中心に
着色した作品を見ました。

それから、つけペンとインクで、ハッチングの練習をして、
その後、それぞれが描きたいイメージを、ホットプレズの水彩紙に描きました。

真剣!
大胆な構図と、なんとも言えない、ユーモアあるイラスト
こんなに、自由な着色で、仕上げました。タップダンサーみたいね。
丁寧に、薄めた絵の具で、塗っていきます。
ファッションイラストみたい!シリーズで、お洋服を変えて、並べて描いてもよさそう。
力強いラインで、覚えたてのハッチングも使って、景色を描く。
着色の入れ方が、絶妙で、余白の白が、とても、活きています。
繊細なラインワークで、丁寧に描いていきます。白黒でも、すでに、味わいが出てる。
東欧的な着色が、とても、素朴で合っています。
久々の参加。ペン使いが上達していました。着色まで見たかったなあ。
しんちゃんを、描いてくれました。実際に、ペンで描いて、着色することで、道具をコントロールすることが学べます。
ここで生まれた、オリジナルキャラクター。お話も展開できそう。漫画でも描かないかな?ペンを使いなれているようで、安定した道具使いでした。

旅立ちの前に flying girl

今年も、ナノカがサマースクールに、行きました。
昨日から、3泊4日。

夏休みが始まり、すべての好奇心とエネルギーを、母にぶつけてくる新一年生。
このところ、私は、会話にすら、疲れておりました。

本当は、ありがたいと、思わなくてはいけないんですよね。

ピチピチと、細胞が増えるに任せて、
健康な心と脳で、世界をまっすぐに見つめて、
あれも、これも、疑問に感じて、口にする。

離れると、そう思えます。

行く電車の中で、海を見て、
「なぜ、五島の海と大村湾の色が違うのか」と聞いてきました。
山では、ハルジオンの茎にいろいろな種類があることに気づいて、聞いてきました。
いずれも、なんとなくは、答えられても、正確なところは、
ちゃんと、調べなおさなくてはいけません。

また、移動中に10個ぐらいお話を思いつき、
それを語り、その度に、感想を求められました。

彼女は、「お話を、どんどん、思いつくけど、
そのお話は、すぐ、羽が生えて、どこかへ行ってしまう」
と表現していました。
チョウチョみたいね、と話して、
「どんなチョウチョか、スケッチしておくと、見るだけで思い出せるよ」
とメモ帳をもたせました。

彼女は、成長過程にあって、まだ、母と一緒に、物を見て、問題を解決しようとする場面が多い。

でも、そろそろ、社会に、彼女の成長を任せることになるでしょう(そうしたい)。
これほど、一緒に行動したがるのは、今年が最後なのかもしれない。
ひとりで、サマースクールに堂々と旅立っていったのは、その前兆。

「お願いだから、黙ってください」は、最近の私の口癖ですが、
なんとも、余裕のない自分に、自己嫌悪にもなります。
それでも、とにもかくにも、解決を私に求める娘。
まだ、自分で解決できないから、助けを求めているのでしょう。

帰ってきたら、母も、
今年の夏が最後と思って、また、がんばろうと思いました。

2018年7月24日

デコデコキャンドルホルダー1日目 First harf candle holder

キャンドルホルダーの1日目でした。
まず、ニキ、草間彌生、ルネラリックの作品を見ました。
それから、スケッチをして、成形に入ります。
こちらは、貯金箱。大きな作品は、全体を覆うのが、大変。
ヘビがぐるぐるぐる、ととぐろを巻く。
紫陽花だそうです。
熱中してるうちに、お顔がアーティスト風に!
ネコを飼っている人ならではの、こだわりのポーズ。ネズミが頭に乗るなど、ドラマが展開中。
くまに、装飾。表情がかわいい。
しっかりと覆って、ネコの顔を作り上げました。スケッチ通り!
これは、カステラにヘビが絡みついてる図。色を塗ったら、どうなるか、楽しみ!
真っ白になりながら、みんな、がんばりました。
これに、1週間後、色を塗ります。

2018年7月23日

夏休みはじまる First Summer Holiday

夏休みが始まった。張り切ったお嬢さんは、昼のバレエの前に科学館に行くという。
宿題とピアノが終わったらね、と言ったら、5分おきに、呼ばれる。ピアノは、間違えるたびに泣いている。こっちは、出かける準備で、忙しいのに。
でも、約束通り、宿題とピアノが終わったので、バスに乗り、科学館に向かう。ずーっと、質問し続けている。
で、科学館でプラネタリウム見て、バス乗って(灼熱の移動)、バレエして、買い物して(灼熱の移動)、家に帰って、それから、小佐々まで、風の子九州「いまから、いえでにいってきます」の舞台を観に行った。

日曜日、朝起きると、ナノカの顔が腫れ上がっていた。汗でかぶれたらしい。
でも、おとなしく、できない。昼ご飯を一緒に作って食べて、バス乗って(灼熱の移動)、下船越で、燕屋さんの「さんまいのおふだ」を観て、街に戻り(灼熱の移動)、買い物して、家に帰り、そして、夕方帰ってきたパパと、武生の図書館に行った。
「ねえ、明日は、藤原幼児園に行きたい!」と言い出すナノカ。「お願いだから、学童に行ってください。普通の日はあっては、いけないんですか?!」と、少々、キレ気味の私。飛ばしすぎでしょう、ナノちゃん、、、
保育園っ子だったナノカにとって、生まれて初めての「夏休み」。
張り切り過ぎていて、こっちが、過呼吸になりそうだ。

細胞がプッチプチの、溢れるエネルギーでぶつかってこられても、
応えきれない母。
脳みそも、新鮮そのものだから、質問につぐ、質問。
こっちは、お答えするのに、数秒、脳がきしむ。

学童さま、ありがとう。
仕事もできるし、なにより、この静けさが生き返る。

40日間、ちょっと、怯えながらも、
こんなに、まだまだ、母を求めてくれる娘と、いい夏を過ごしたいな、と思う。

2018年7月17日

デコデコキャンドルホルダー猫 Candle holder cat

キャンドルホルダーのサンプルが、できあがりました。
decorated vividly
other side
face
back
もう少し、テカテカさせた方が、キャンドルホルダーには、いいかな。

7月24日、31日の2日間で、形成、色塗り、と仕上げます。
でも、2日間の参加が不可能な場合、27日のイラスト教室のはじっこで、
色付けをすることも、オッケーとしようと思います。

水にぬれた紙の強度について Paper storength in water

山登りへの出発を夕方に控えた、土曜日の朝、「トイレットペーパーとティッシュの溶け方」
実験シリーズの続きを、ナノカが始めた。

「さまざまな紙が、水にぬれた時、どう違うか」だ。

同じ大きさに切った、さまざまな紙を、水に同時につけて、
3分、5分、10分 で、破れるかチェックしていく。
(実験の条件をそろえる、などは、手伝ってやる必要がある)

 地区の七夕まつりに行く前、そして、山登り準備中の合間に、
「やりたい!」と言われて、う〜っと思ったけど、
一緒に、割り箸で引っ張って、実験してみると、
「あ、もう、ダンボール、破れた!」
と、意外な結果も出たりして、結構、たのしかった。

目的なく、はてなを追求できるなんて、
今しかできないことなのかもしれない。

ちなみに、金曜日、わたしは、急遽、アポが取れて、
県庁の農林課の害獣対策課の方に会うため、長崎市に日帰りした。
上五島に通っているうちに、「イノシシ対策」の実情が知りたくなったのだ。

私には、記事を書く、という目的があるので、
無秩序に調べ散らすわけにはいかないけど、
社会はつながっていて、 さまざまな方面から、見ることで
解決につながっていくこともあると思う。

つなぐのが、書いて、伝える人間の、
唯一できる、仕事なのだとすれば、
自分の感覚で「はてな」を追いかけることも、とても、重要。
調べた内容の9割は、小さなスペースの記事には、入らないけれど、
それは、屋台骨のように、裏から、記事を支える。

意外に、娘と私は、同じことを、してるのかな、と思った。

はてなを、大切に、してほしいな。
She cut various papers and marked them
check them in 3 min, 5min, 10 min, if it teared by chopsticks.

2018年7月16日

海の日に山 Climing up the mountain

海の日に山 We climbed up the mountain
監視カメラに写ってしまった親子 だそうですAt the camping area
山男のロマン She climbed up without tears this year
年に一度の、法華院温泉登山&テント泊。
今年は、山の日ではなく、海の日に決行しました。

3年目になるナノカは、とうとう、涙なしで、登頂成功。
体力も根性もついたのか、スピードアップして、
それに、ついていったら、
私が、熱中症になってしまいました。

でも、行ってよかった。
山の素晴らしさは、山に登る人たちのマナーのよさ。

自己完結をモットーにして、
自分の運べる分の荷物に、すべてを収めて、
自分の力で運び、自分で持ち帰る。

自然への負荷をかけないよう、
細部にまで意識して、行動する。

ゴミはもちろんだけど、煮汁や茹で汁の処理にまで、意識をする。
温泉はあるけれど、石鹸もシャンプーも使えない。
でも、みんな、それで、さっぱりした顔で、語り合っている。
便利さからは、かけ離れたところへ、わざわざ人はやってきて
そこに集う。
そうやって、人は、自然の中での、人間の立ち位置を、
意識し直すのだろうか。

子どもに、そういう世界があることを見せてあげられて、
よかったな、と毎年思う。

そして、山で、ナノカは、たくさんのはてな、を見つけた。
「あさつゆは、なんで、でてくるの?」
「赤い石は、水に濡らすと、色がつくけど、なんで、できてるの?」
などなど。
本にも書いてあるし、よくある謎なのだけど、
それを、体験の中から、自分のはてなとして、出会えるって、
幸せなことだな、と思う。


いつか、人生の山に登る時、
この経験が、少しでも、役に立ったらいいな、と思いながら、
今年も、父と母は、筋肉痛をさするのであった。

2018年7月12日

デコデコキャンドルホルダーカラー Candle holder work in progress

色を塗り始めました。
まだ、完成ではないけど、色がつくと、こんな感じです。 I did coloring the candle holder.



It's still work in progress, but I hope that you can see how it goes.
明日は、長崎市の新しい県庁に、
上五島の農業について、取材に行くし、
週末は、山に登るので、しばらく、完成、とは行きませんが、
雰囲気は、わかってもらえるのでは、とアップしておきます。

七夕2018 Tanabata

今年の七夕 切り紙。 cutting paper work every year
今年の笹かざり Handmade bamboo tree wreath
今年の短冊 her wishes-I want to dance ballet better, draw better, and no war.

毎年、七夕には、飾りを作ってきた。
一昨年、山から採ってきた笹には、虫がいて、私がかぶれてしまった
ということで、去年からは、笹は廃止
でも、笹がないのは、寂しい。
今年は、和紙で作ってみた。

短冊に、娘が書いた、個人的な「習い事の上達」と世界平和への「ねがい」。
子どもの心には、世界を思う気持ち、隣人をいたわる気持ちが、ある。
それを、すこやかに、育てていくのは、社会の仕事。
Her wish were both individual growth of ballet, paintings and world peace.
Kids have love to neighbours, think about the world by nature.
It is the task of the society for them to bring up as they are.

子どもが学校に上がり、社会との接点が拡がり、視野が大きくなるにつれ、
考えさせられることが、いっぱい、ある。
無力に思える事も多いけど、大人も考え続けたい。
Now my daughter started the elementary school,
she got more connection to the society, expand her view,
I got to think more carefully about the society.


今年の七夕は、全国が豪雨に見舞われて、大変な被害が出ました。
被害に遭われた方々に、心から、お見舞い申し上げます。