今年も、ナノカがサマースクールに、行きました。
昨日から、3泊4日。
夏休みが始まり、すべての好奇心とエネルギーを、母にぶつけてくる新一年生。
このところ、私は、会話にすら、疲れておりました。
本当は、ありがたいと、思わなくてはいけないんですよね。
ピチピチと、細胞が増えるに任せて、
健康な心と脳で、世界をまっすぐに見つめて、
あれも、これも、疑問に感じて、口にする。
離れると、そう思えます。
行く電車の中で、海を見て、
「なぜ、五島の海と大村湾の色が違うのか」と聞いてきました。
山では、ハルジオンの茎にいろいろな種類があることに気づいて、聞いてきました。
いずれも、なんとなくは、答えられても、正確なところは、
ちゃんと、調べなおさなくてはいけません。
また、移動中に10個ぐらいお話を思いつき、
それを語り、その度に、感想を求められました。
彼女は、「お話を、どんどん、思いつくけど、
そのお話は、すぐ、羽が生えて、どこかへ行ってしまう」
と表現していました。
チョウチョみたいね、と話して、
「どんなチョウチョか、スケッチしておくと、見るだけで思い出せるよ」
とメモ帳をもたせました。
彼女は、成長過程にあって、まだ、母と一緒に、物を見て、問題を解決しようとする場面が多い。
でも、そろそろ、社会に、彼女の成長を任せることになるでしょう(そうしたい)。
これほど、一緒に行動したがるのは、今年が最後なのかもしれない。
ひとりで、サマースクールに堂々と旅立っていったのは、その前兆。
「お願いだから、黙ってください」は、最近の私の口癖ですが、
なんとも、余裕のない自分に、自己嫌悪にもなります。
それでも、とにもかくにも、解決を私に求める娘。
まだ、自分で解決できないから、助けを求めているのでしょう。
帰ってきたら、母も、
今年の夏が最後と思って、また、がんばろうと思いました。
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