2018年7月27日

旅立ちの前に flying girl

今年も、ナノカがサマースクールに、行きました。
昨日から、3泊4日。

夏休みが始まり、すべての好奇心とエネルギーを、母にぶつけてくる新一年生。
このところ、私は、会話にすら、疲れておりました。

本当は、ありがたいと、思わなくてはいけないんですよね。

ピチピチと、細胞が増えるに任せて、
健康な心と脳で、世界をまっすぐに見つめて、
あれも、これも、疑問に感じて、口にする。

離れると、そう思えます。

行く電車の中で、海を見て、
「なぜ、五島の海と大村湾の色が違うのか」と聞いてきました。
山では、ハルジオンの茎にいろいろな種類があることに気づいて、聞いてきました。
いずれも、なんとなくは、答えられても、正確なところは、
ちゃんと、調べなおさなくてはいけません。

また、移動中に10個ぐらいお話を思いつき、
それを語り、その度に、感想を求められました。

彼女は、「お話を、どんどん、思いつくけど、
そのお話は、すぐ、羽が生えて、どこかへ行ってしまう」
と表現していました。
チョウチョみたいね、と話して、
「どんなチョウチョか、スケッチしておくと、見るだけで思い出せるよ」
とメモ帳をもたせました。

彼女は、成長過程にあって、まだ、母と一緒に、物を見て、問題を解決しようとする場面が多い。

でも、そろそろ、社会に、彼女の成長を任せることになるでしょう(そうしたい)。
これほど、一緒に行動したがるのは、今年が最後なのかもしれない。
ひとりで、サマースクールに堂々と旅立っていったのは、その前兆。

「お願いだから、黙ってください」は、最近の私の口癖ですが、
なんとも、余裕のない自分に、自己嫌悪にもなります。
それでも、とにもかくにも、解決を私に求める娘。
まだ、自分で解決できないから、助けを求めているのでしょう。

帰ってきたら、母も、
今年の夏が最後と思って、また、がんばろうと思いました。

0 件のコメント: