バッハ 無伴奏チェロ組曲。「星がキラキラ」と言いながら、こういう模様をいっぱい描く。Bach Cello Suite "Twinkle twinkle" drew the patterns with oil pastels |
途中で、絵の具に切り替え。change to the brush and paints. |
花?タコ?多少、具象を引きずりつつ、音楽のイメージを感じとる。Flower?Octopus? Feeling music, but still stick with some objects. |
完成。集中して、どんどん塗り進めているうちに、逆に、つぶしてしまった。本人は、ちょっと不満そう。Fin. Paint over the images too much? |
「海。悲しい海。女の子が船に乗ってて、沈んじゃって、死んじゃった」と、イメージを語りながら、なぜか、黄色と白を作っては、塗り続ける。She said, "Ocean of Sorrow. A girl was on board and the ship sank and she was dead." then paint the canvas with pale yellow. |
黄色のキャンバス。マークロスコーですか?Fin. Rothko? |
「ママも、一緒に」と言うので、隣で製作。出来上がりの完成度の違いが気になるようで、「ママみたいに、描けなかった」と気にしていた。She asked me "together" so I did one beside her. "I could not do well as mom" she cared. |
ナノカぐらいの年齢だと、「見て描く」が、まだ出来ないので、「音楽を感じて、それを絵にしてごらん」は、むしろ、いつもやっていること、に近いのかもしれない。
ただ、知能が発達してくるこの時期、親側も、説明を求めてしまうことが多く、だんだん、「これは、女の子で、このおうちに住んでいて、お友達が来て、ここに木があって、、、」と、 絵が固定化していってしまう。
感じる事(インプット)、描くこと(アウトプット)を、同時にしてみるのは、いい訓練になるなあ、と思った。
なかなかの集中力で、色を塗り続け、黄色のキャンバスを仕上げた後は、「もう1枚」と意欲的だったが、空腹に気づくと、急に片付け始めた。じつは、精魂使い果たしていたようだ。
その後、壁に全部貼ると、眺めて、「どうしたら、ママみたいに、描けるの?」と聞いてきた。
「ママは、ママの聴いた音楽を、絵にしただけ。ナノカのは、ナノカが感じた音楽を描いたら、それでいいんだよ」と言ったけど、
「うまく描けなかった」と気にしていた。
「難しいよね。ママは、絵を描く練習、いっぱいしたから、自分の気持ちを描く方法をい知ってるだけだよ。ナノカも、自分の感じたことを、描きたい、て思って、描いたんだから、いい絵だと思うよ。」と話し、
「でも、後から見て、やっぱり、もうちょっと違うな、て思ったら、また、上から、描きたしたら、いいのよ。明日、また、同じ曲かけてあげるから」
と言うと、納得した。この年齢でも、向上心があるのだ(負けず嫌いだし)。
このタイミングで、美術館で、いろんな抽象画を見せてあげたいなあ、と思ったが、身近に抽象を扱ってるところはなさそう。
とりあえず、リトルアーティスト用には、資料を紹介することになるのだけど、
図書館に、せめて、もう少し、たくさんの画集があればなあ、、、、
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