まずは、抽象画の説明。りんごや、人や、風景、何かを描くのは「ぐしょう」、モノではない、色や形を描くのが「ちゅうしょう」。音楽を題材にした抽象画を中心に、カンディンスキー、クレー、モンドリアン、ミロ、フンデルトヴァッサー、ポロックを紹介。
狐につままれた顔の子供たち。難しいよね、、、
そこで、最初は、すこし、ウォーミングアップ。音を聞いて、線を引いてみる。
「モノ叩く音」「紙をくしゃくしゃにする音」「鈴」
すこし、音を聞いて、線を引く、ていう意味が、つかめたかな。
After introduction of the abstract paintings of Kandinsky, Klee, Mondrian, Miro, Hundertwasser and Pollock, kids got worming up lesson listening some sound to draw-drum, paper crash and bells.
そして、一曲目。
最初は、Sakamoto Ryuichi の戦場のクリスマス、のテーマ。
Then they listened to the first music, Forbidden colors.
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音を、迷いながら、線にする。Drew the wondering lines,,, |
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小さな模様を、ていねいに、描いていく。making small patterns |
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おかあさんも、参戦。One of moms joined inspired by the music. |
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あら、大胆。家で何度かやっていたので、自信たっぷり。Nano was confident to draw since she did the same at home. |
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1枚目は、まだ迷いがある感じだけど、それぞれの世界観が出てくる。First ones. Each has completely different impression to the same music. |
2曲め、太鼓を使った鼓動の曲をかける。Second music-Kodo, the drum music.
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なにか、風景が見えているのかな?ものすごい、集中力。Concentrate. Look like a landscape. |
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太鼓のリズムに合わせ、勢いよく、点を描く。とても、いい表情。feel the rythm of drums and drew them with colors. |
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ナノカは、自分の世界にどっぷり。2本の筆で、ノリノリに、人を描く。 |
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音楽を、風景として感じられる感性。スバラシイ!Beautiful sense of feeling music as landscape. |
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太鼓のリズムを、美しい色で、キャンバスにたたきつけた、勢いのある絵。なにかを、つかんだ!He got the way to feeling brings to the drawing. Energetic and direct from the heart. |
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ナノカは、「おとなとこども」だそう。抽象画、無視ですね(笑 Nano drew the person-object. |
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お母さんの作品。一緒に、親子でこういう時間を持つのも、いいことだと思いました。Mom also finish the drawings. It was great to have the time together. |
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3曲め。ジャズ。カートエリングのネイチャーボーイ。
みんなで、大きな紙、そして、棒つきの筆を用意してみた。音楽に反応して、自由に描くことに慣れてきたところだったので、解放されたように、楽しそうに描き出す。
Third music. Kurt Ellings. Big paper and big long brush to expand their expression.
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新しい道具への好奇心で、活気づく。Fun! |
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やっぱり、足につけちゃった。Of course they got wilder! |
4曲めは、マイケルナイマン「ピアノ」 Michael Nyman, the Piano.
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線と線が、コラボしたり、 on the paper, the lines coraborate |
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人の絵の上に、反応して、また、違う色が重なっていく。react to the other's color and lines |
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「何かを描こう」とするのではなく、感じたまま、絵を描く「心地よさ」に、大興奮。They did not expect to draw something, but just draw what they feel. It was free and comfortable for them. |
ジャクソンポロックが、感情や、創作意欲を、無になって、キャンバスに叩きつけたように、 大きな絵を2枚、ノリノリで仕上げた、子供たち。
子供は、もともとは、「喜び」として、絵を描く楽しさに、近い存在だけど、うまい絵を描こうとしているうちに、その感覚を、次第に失っていってしまうことも。
ジャクソンポロックの作品を、「絵の正解」とは思わないが、彼の描き方を体験することによって、日常生活や、固定観念から解放されて、 もともとの「表現する喜び」を感じられる時間となった。
学校や課題でも、抽象画を描く機会は、あまりないと思うが、ふつうの絵を描くときも、この「表現する喜び」「感性で描く」という感覚を思いだして、自由に大きく、はばたいていってほしいな、と思う。
Like Pollock, they directly throw the passion onto the big canvas.
I do not think Pollock's paintings are the goal of art, but it is a great way to break the idea of drawing nice. Kids originally very close to the joy to draw, but even for them, "the art should be this" or "the world should be" idea is getting narrower their view.
I wish that this experience helps them to draw any kinds of art free from all the "should be" ideas.