たのしい食卓 Happy Lunch

先週、長崎国際大学で行われた「こども食堂　I have a dream」プロジェクトに
ナノカと参加させてもらった。
私が、お手伝いさせてもらっている「もくもく」が、こちらの活動と連携しているので、
見学に伺ったのだ。
メニューは、佐世保バーガー。

バンズを切る。

 このプロジェクトでは、ホテルローレライが全面協力のもと、食材も道具も揃えてくれ、さらには、料理長が目の前で実演してくれる。それに合わせて、大人と子供も、作っていくのだ。
バンズを切り、フライパンで焼き、パテもベーコンも焼いて、さらに、順番にはさんでいく。

巨大な佐世保バーガーを独り占め！

 佐世保バーガーは、「大きい」のが特徴なのだが、顔と同じ大きさのハンバーガーに、顔を埋める子供達の、しあわせそうな顔！
学生さんに聞くと、「佐世保だから、佐世保バーガー」という発想だったそうだが、「大き過ぎるかな」と心配もしたのだそうだ。
でも、顔ぐらいのハンバーガーに顔を埋めた経験は、きっと、思い出に残るだろうな。

ソフトなお兄さんが、大人気。

この企画には、いろいろな事情の子供達にも、「大学」というものに触れて、いろいろな大人と出会い、進学や、将来の夢を、具体的に持ってもらいたい、という願いが、こめられている。

日々の忙しさや、家庭の問題などで、食事が、簡素になったり、大急ぎになったり、どうも、ならないことだってある。
でも、こんな風に、遊び心や、夢、喜びを、食事に乗せることもできる。

家庭で、家族揃って、手作りの美味しいご飯を囲んで、会話をしながら
ゆっくり食事をできたら、それは、素晴らしいのだけど、
それが、毎日、できなかったとしたら、
たまには、こんな風に、こどもの思う「たのしい食卓」で、
補えることもあるのかな、と思った。