なつとも、ドリル類が終了して、ホッと一息ついていたが、
これから、まだ、いくつかイベントがあるし、
残りの提出物を、終わらせていくことにした。
1、なつやすみの絵
2、自由研究
3、読書感想画
4、工作
そういうのは、「ママとやりたい」と言うので、
学童に行く前に、すこしずつ、手をつけることにした。
それにしても、好奇心の赴くままに、実験したり、工作したりする
ナノカの夏休みの成果を、課題に合わせて、まとめることの、難しいこと。
読書感想文は、「ぜひ!」と先生にも言われたのだが、
ナノカに打診すると、
「ナノカ、そういうの、きらいなんだよね。
本を読んだ後の気持ちは、人には、内緒にしたいんだよ。」
と、もっともな意見を言われてしまい、断念した。
読書感想画は、描いてくれた。
宮沢賢治「猫の事務所」Nanoka painted inspired by story "Cat's Office" |
一気に、気持ちが冷めてしまったのを、たしなめてしまったが、
後から、日記を読んだら、「いいものが、描けた」と書いてあったので、
本人、満足の出来だったんだなあ、と対応を、反省した。
今日は、お話の雰囲気を、かま猫の気持ちが出るように、色を加えてみたら?
と話すと、「冷たい灰色」をえらび、仕上げた。
かま猫の表情が、すばらしく、切なく、好きだ。
すみたいまち 自然がいっぱい She painted the ideal future Nagasaki-full of pure water and green. |
真ん中に、川が流れている風景画だった。
先月末、私と訪れた、川の源流だったが、さびしい絵でもあった。
その後、スケッチで、川遊びをした絵を描いていて、そちらには、
本人がいて、楽しそうだった。
やはり、人がいたほうがいいんじゃない?と、別紙に描いて、貼り付けることにした。
すると、「もっと、木があった」「太陽がニコニコがいい」
と、絵に元気が出てきた。
必死で描いてるうちに、根気が切れてきたので、今日は、ここまで。
実験メモを、きれいに表にする She cleaned up the memo of experiment of paper melting. |
ナノカが考えた、実験メモは、わかりやすかったが、
裏にもメモが書かれているし、線がゆがんでいたので、
きれいな線で表を作り、書き直させた。
すると、ナノカは、この定規で表を作る作業に夢中になってしまい、
3枚も、便箋を手作りしてから、学童に出発していった。
子どもの宿題は、脱線を繰り返しながら、牛歩の如く、すすむ。
でも、「やってみたい」を発動してる姿は、頼もしく感じる。
ナノカが夏の間に、気ままに、手をつけた、
ティッシュペーパーの溶け方実験、紙の水の中での強度実験、海のゴミ検査などなど。
なんとか、「水資源と自然環境、産業」みたいな視点で、まとめられないか。
いろいろ手をつけたせいで、壮大になってしまった。
前に、先輩ママが
「小学一年生の自由研究は、親子で一緒にやる前提でいい」
と教えてくれた。どちらかといえば、「調べ方。まとめ方」を
親が手伝って、体験することが、目的なのだそう。
夏休み終わりまで、時間がないので、
昼過ぎに迎えに行って、図書館に行く約束をした。
なんだか、自分の仕事の締め切りと、ナノカの夏休みの宿題が
似た印象で、心にのしかかる。
子どもも、大変よね。
でも、人生、長いし、
研究職とか、文筆業とか、デザイン・設計業とか、
みんな、地道な作業と、完成させる根気が必要だから、
ちょっとずつ、身につけて、いかないとね。
がんばろう〜!
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