8月4日(土)15:30より、
夏休み特別講座「カンコロ餅のヒミツ」を
佐世保市立図書館で、開催しました。
図書館という、特別な場所で、
かんころ餅という、郷土の食べ物が、取り上げられたこと、
大きな一歩だと感じました。
佐世保市図書館では、かんころ餅のことを、
「郷土資料」として扱ってくれています。
食べ物が、「文化」である、と捉えてくださってるのです。
子ども達が、真剣に聞いてくれたこと。
自分なりの意見を、出してくれたこと。
大人の人も、この講座に足を運んで、応援しようとしてくれていること。
これからのかんころ文化研究会の活動への勢いづけになりました。
ちょうど、この日、先日取材に伺った、県の害獣課の方から、
「わたしも、イノシシ対策がすこしでも、うまく運ぶよう、
せいいっぱい、勤めます」
と、応援メッセージを頂きました。
ひとつの食べ物が、食卓に届くまでには、本当に、
多くの人たちの、働きがあります。
さらに、さまざまな人が、人の暮らしや生活を支えようと
それぞれ、奮闘しています。
今まで、深く考えず、食べ物を口にしてきましたが、
かんころ餅に出会い、取材をしていくうちに、
たったひとつの食べ物が、
世界がつながり、人がつながり、
拡がっていくことを感じるようになりました。
なかなか、一地方のこうした問題を、中央へ届けるのは、
容易ではありません。
でも、感じたり、考えたりすることで、糸をほどくように、
漠然とした不安感を拭うこともできるのでは、とも感じます。
これからも、コツコツ、がんばっていきたいと思いました。
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