2018年4月3日

東京、大滞在 A week in Tokyo

赤坂のホテルに泊まって、
朝食をお部屋で。ちょっと、エロイーズ気分。
有栖川公園でも、裸足。
ハルトにいちゃんと、思う存分、遊んで
最後は、おしゃれなカフェでランチ。
春の東京、大滞在、終わりました。

最初、街にナノカを連れ出して、赤坂のカフェで寝転ばれた時、
「ああ、子どもというのは、本当に、この都心に不釣り合いな存在だなあ」と
愕然としましたが、
のびのびと、天真爛漫な、こどもが、好奇心で街を駆け抜ける様子は、
結構、爽快なものがありました。
(大人社会には、多少のご迷惑をおかけしたかもしれませんが)

ナノカが、「すっごい、たのしかった」と言ったことは、
いずれも、本当に、ささいなことです。

1、原宿で、ママチャリの後ろに乗せてもらって、疾走したこと。
2、神楽坂の古い一軒家で、雑巾がけをしたこと。
3、りえおばちゃんの点滴を見たこと
4、劇団プークのくまのこウーフで、意外にくまがリアルだったこと
5、ハルトにいちゃんと、布団でテントを作ったこと

などなど。

子どもは、どんな場所に連れて行こうとも、
自分の視点で、その場所を見つめ、遊び場にしようとする。
ネズミランドに連れていかなくとも、じゅうぶん、楽しめる。
そんな、わが子を、頼もしく、思ってやらないといけない。
ついつい、大人社会に不釣り合いな行動ばかりを、責めてしまうけど、
今回は、圧迫感をものともしない、そのハートの強さを、
ちょっと、感心して、眺めました。

今回は、さまざまな人が、
ナノカを、街へ案内してくれたり、もてなしてくれたり。
今まで、母にしがみついていた旅とは違い、
世界が広がり、ちょっとした冒険物語だった様子。

母は、その間に、仕事先を回り、
現実を知ったり、励まされたり、進展したり。

この1年を、どう評価するかは、判断基準が人それぞれ。
お金で換算したら、撃沈なのかもしれないけれど、
自分の手応えとしては、大きな一歩だったのだが、
そこに、共感してくれる人たちがいることを、知る。

急な思いつきで、準備不足だったけど、
本当に、来てよかったな、と思ったのでした。

また、がんばれそう。

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