消費するだけで、食卓が埋まる |
立派な収穫物 |
カラスとの戦いに勝った! |
畑挑戦、3年目。
家の裏が畑という、最高の立地条件にも関わらず、風で倒れたり、ハクビシンやカラスの被害にあったりして、心が折れては、結局、毎年、草ぼうぼうになっていた畑。
その担当が、気まぐれママから、農家の息子パパ、に変わったことで、一気に、それらしい収穫物が採れるようになった。
最初から、やってくれたらいいのに、、、
「風がくるとわかってるのに、支え棒をしないんだ」とか、「それで、鳥の襲撃を避けられると思ってるんだ」とか、なぜか上から目線のアドバイスをするだけで、わたしに泳がせていた相方だったが、自分が担い手になってみると、まあまあ、苦労している。芽かきはどれぐらいするべきかなあ、とか、収穫のタイミングはいつかなあ、とか、試行錯誤の日々だ。
そして、やる人がやると、こんなに、採れるんだ、、、プリンスメロンとか、とうもろこしとか、ズッキーニとか、植えてはみたものの、本当に採れちゃうんだ!とビックリ。
それを消費しようと格闘していると、買い物に出ることも減る。苗を買った時は、苗の生存率を考えると、それほどお得でもないかな、と思ったけど、畑と食卓がつながると、そこに合わせて食事が用意されるようになり、日々の金銭取引の枠組から、少々、脱落できることがわかった。買うはずだったキュウリが何本でいくら、以上のコストカットになっている気がする。
原価計算をして、勝率を考える。
スイカは、1苗買って、すぐに枯れたので、もちろん、負けだ。キュウリは4苗ほど買い、1苗ほどダメにしたが、まだキュウリが3本180円時代に、しっかりと採れたので、すぐ採れなくなったが、勝ちだろう。
ズッキーニ、プリンスメロン、1苗ずつしか買ってないのに、5個、6個と採れてるし、そもそも、単価もまあまあ高いので、大勝利と言えるだろう。
逆に、トウモロコシは、苗自体がまあまあ高いのに、一本につき1個しか採れないので、そもそも、勝つのが難しい。成功して、おあいこ、というところだろうか。ただし、無農薬なので、ヒゲをお茶にすることができる。
という計算を、大人は、悲しいかな、一瞬でしてしまうのだけど、ナノカは、あんまり興味なさそう。そもそも、野菜そのものに興味がない。でも、友達が来ると、自慢げに畑に連れて行く。人にあげるのが、一番の楽しみみたいだ。
家で採れた野菜は、なんだか、かわいい。丸いとかわいい。長いとかわいい。赤くなって、かわいい。かわいいものを、日々愛でられるのは、とても、よいことだ。
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