4月に、演劇さーくるが再始動して、ナノカも合流。
毎週末のように、稽古が入り、バレエの後に、練習に走っていきながら、「アイドルのように、忙しい」と言っている。
前は、わたしも稽古に付き添っていたけど、今回から、送迎に徹することにした。ナノカは、ナノカなりに、大人に混じって、社会にある。
話を聞いていると、発声練習や、アドリブ、体の使い方など、基本的なことから経験してきたようだ。今は、本番に向けて、作り込んでいく時期。役割を与えられ、迎えに行ったら、びっくりするほど、大きな声で演技していた。受け入れられていると感じて、迷いなく、演じている。
覗いたら、ナノカが、他の出演者に抱きついていた。老若男女が長い期間一緒に活動して、もはや親戚のような雰囲気。
なんて、貴重な経験だろう。感謝しかない。
前回からは、サブテキストを作り始めた。稽古から帰ってきて、ものすごい勢いで、楽しそうに、ノートを埋めている。ナノカの役、佐世保の街を作った神様は、活き活きと物語を語り始めた。
かみさまだけが通う学校に、奨学金で通って、トップの成績で卒業した。
らしい。優等生のイメージなのね。
小学4年生になった。前は、家を出て、1年、島留学したいと言っていた。その時は、親と離れて、生活するぐらい自信があったんだろう。しかし、体調を崩してから、断念した。こちらから勧めても、寂しいから、行かない、と決意は固い。
そんな中、演劇には、「ついてこんで」と言う。本番まで、観ないでね、とも言う。一人で立っていられる場所を、すこしずつ、広げていく。
ガンバレ、ナノさん。
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