7月6日。
ナノカが、「 ことしは、七夕、できないな」と言う。明日は、バレエのレッスンがあって、帰宅が20時半を過ぎるからだ。
「今日、切り紙する?」と聞くと、すると答える。折り紙を出し、折って、切って、、、4歳ぐらいから、ずっとくりかえしてきた年間行事の一つだ。
作り終わると、「これ、どうするの?」と言う。結局、「ママが、飾っておく」と約束した。そこで、家族で短冊も書いた。
7月7日。朝から雨だったが、昼過ぎには、うすぐもりに。
ナノカを学校から、バレエに送り出すと、裏山に竹を切りに出る。タコ糸を飾りと短冊に結びつける。できあがった笹飾りを、軒先に結びつけた。
20時半過ぎに帰宅したナノカは、さらっと、「笹、やってあったね」と言う。いやあ、それなりに、大変でしたよ。
短冊には、テストで100点!みたいなのとか、ママの絵本が売れますように!みたいな、現実的な願い事が、目白押しだった。
ふと、ほんの4ヶ月前だったら、家族全員、ナノカの体の回復のことしか、書けなかっただろうな、と思った。 こんな即物的な願い事が書けることを、うれしく思った。
これから、もっと大きくなって、どんどん忙しくなって、こんな風に、一緒に行事をゆっくり準備できないことも増えていくんだろう。そんな時は、こうやって、ちょいとばかり、親ががんばって、生活に彩りを添えていくのも、いいのかもな、と思った。
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