2021年7月12日

はこーいちまいのかみから Art class- a box from a sheet of paper

 はこのデザインをしました。

最初に、1枚の紙(展開図)から、箱になる様子を説明しました。複雑な立体も、紹介。そのあと、たくさんの商業デザインや、手作りのファンシーな箱を紹介しました。

さあ、自分たちも、展開図にデザインをしていきます。箱になったら、上になる部分はどこかな?

ていねいに、色を

展開図 完成

未来のパティシエ少年の「焼き菓子用パッケージ」です。シンプルで、上品なポップさがあって、カジュアルなプレゼントによさそうです。どんなお菓子を入れて、どんな人に買ってもらいたいか、そんな事も想像しました。開閉部のところだけ、水玉を施していて、かわいらしいけど、甘すぎないデザインが、いいですね。本当に、商品化される日を、楽しみにしています。

こちらは、大好きなゲームを箱にデザインしました。ストーリーが展開していくタイプの箱で、ヨッシーの卵やら、果ては溶岩まで流れています。線が迷いがなく、パワフルなので、箱自体も迫力がありますね。楽しさが伝わってきます!

こちらは、海の生物の箱。カラーコピーで、色鉛筆の美しい色とラインが、どうしても飛んでしまうのが残念ですが、大きなクジラと、小さな魚たちの対比が、とても楽しく、箱で展開しています。

こっちが展開図。箱になって、初めてできる効果(隠れてる部分に真珠があったり、左右の色と浜辺の色の対比など)、よく計算して、デザインしています。また、色の違いだけじゃなくて、濃淡も使い分けて、生き物たちを浮き立たせたりしていて、色鉛筆使いを楽しんでいるのが、伝わってきます。

いつもは、お兄ちゃんと一緒に参加の男の子。今日は、一人で進めていきます。テーマは夏にやりたいこと!という感じでしょうか。彼は、展開図と完成図の間にある難しさに、早い段階で気づいて、頭を使って、絵を1つ1つ描き進めていました。

とても、力強い筆圧で、絵を描いてくれます。その分、納得がいかないと、やり直しするほど。自分でデザインをよくコントロールできた、よい箱に仕上がりました。
こちらは、ビッグアーティストさんの作品。貝の中から、人魚が出てくる箱です。ピンクに黒のデザインで、貝の中を引き立てるデザインになっています。なんとなく、フレンチっぽいです。

ミラーボール(真珠?)の下、飲んで踊る人魚ガールズ。いいですね。大人ならではの作品です。たのしい!

こちらは、年長さんの作品。色鉛筆で絵を描いて、それを、ていねいに模様を塗りつぶさないよう、絵の具で色を塗っていきました。

明るい色以外に、藍色も使って、まわりの色を引き締めています。

そこの部分にまで、楽しいデザイン!大変な集中力で、しっかりと仕上げて、なおかつ、楽しい雰囲気が伝わってきます。絵の具は、なんと初めて!これから、いっぱい絵を描いていこうね!

いつもカラフルに、たくさんの要素を描いてくれる、元気な絵が特徴ですが、箱でも、それが発揮されました。ちなみに、ふたの部分に書かれたなぞなぞの答えは、ふたを開けると書いてあります。

自由に、好きなものを描いているだけに見えますが、バランス良く、大小のイメージや、線と面が交錯してて、とても心地よいデザインになっています。この背中部分のピラミッドの絵は、いい具合に、全体を引き締めてくれてますね。

キャラクターの愛らしさと、線やラインやハートのバランスが、とても、ステキです。

デザインを、とても丁寧にしていたので、仕上げも相当、時間がかかってしまいましたが、最後まで同じペースで、黙々と仕上げていました。小さなキャラクターをいっぱい配置するデザインは、かえって、統一感を出すのが難しいのですが、これは、効果的にできあがっています。

後ろに描かれたリュウグウノツカイ、が逸脱だったのですが、印刷で逆向きに。あとで、切って、貼りなおすといいですね。小さな世界に、やさしく、個性をこめていて、とても、ステキだと思いました。

ナノさんは、サンプルを含めて、2個目の箱作り。何を作りたいか、明確に考えることができたようで、世界のお姫様を描きました。久々のお姫様の絵が見れて、うれしい。砂漠のお姫様、アラブのお姫様、などが混じっていて、そのおかげで、色にバリエーションが出て、箱にした時に、おもしろみになっています。

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