2021年2月1日

リトルアーティスト「こんなときだから、すすむさんを、かこう」figure drawing

 

プログラムです。

モデル2回目のナノカ。しっかりと、役割をこなしました。

最後の30分ポーズを、木炭で仕上げました。体のサイズ感、角度や、人間の安定感などが、うまくつかめています。このドローイング、4回目だったかな。定点観測していると、成長を感じます。

彼女も、これが、何度目でしょうか。今回は、紙にしっかりと体を収めた構図取りに成功。体の構造もしっかりと感じさせるドローイングになりました。きもちのよい、大きさと、立体感です。

ナノカも、3歳から毎年描いて、6回目でしょうか。去年の、棒っぽいドローイングとはうってかわって、人の重さを感じさせる、しっかりとした構図で人を捉えられていて、成長を感じました。

大人の作品。革製品の作家さんです。正確に物を捉えて、描きたいという気持ちが伝わってきます。ドローイングは、見ること、捉えることの訓練だと思いますが、人によって、その方向性や目的が違ってきます。よい方向で、目的に向かって、描かれていると思います。

はじめて参加の女の子。最初、とても、魅力的な表情のある線で、描き出していましたが、30分の間に、色を使ったり、線を入れ直したりで、試行錯誤を繰り返し、最初の線は消失しました。ドローイングは、実験でもあるので、紙の上で、彫刻のように、練り上げたのだろうな、と思います。また、やりましょうね!

正面からの難しい角度から、堂々としたドローイングを仕上げました。すすむさんの、憂いを帯びた表情が、また、なんとも言えません。背景の中に、自然に人が溶け込んでいて、それでいて、人の存在感もあって、とても、魅力的な作品になりました。

ちいさなフィギュアを、カラフルな背景の中に描きました。最初に見せた、ボナールの印象があったのかな?この日は、他のドローイングも、周りがしっかり描き込まれていて、おもしろい作品ばかりでした。他の対象物を描く時にも、参考になるといいな。

年長さん作品。前回は、すすむさんを目の前にウサギを描いてましたが、今年は、人を描きました。かわいいですね(ウサギがいなくなるのは、ちょっと、さびしいですが)前半のドローイングでは、しっかり、見ながら、人を描いていたので、成長を感じました。

ペン画のクラスから、大人も参加です。周りを見ながら、トーンを決めていくことを意識して、仕上げました。力強いラインと、重みのある上半身が、いい感じです。服のトーンと髪の毛のトーンの描き訳など、細かい所を意識されています。ペン画に参考になるといいな、と思います。

こちらも、ペン画の大人さん。こちらは、繊細なラインと、静かなトーンで描いています。少ないラインで、部屋の雰囲気を描き出し、人間のいる空間に説得力を持たせています。こちらも、ペン画に活かせそうですね。

不要不急がどこまでを言うのか、悩みましたが、換気ができる施設と、接触のないプログラムであることなどから、対策を取りながら、教室を行いました。子どもも大人も混じってのドローイングでしたが、どちらも、非常に刺激になったと思います。1年に1度、これをすることで、1年間の視点の支えになってくれたらな、と思います。 


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