金曜日、学校を辞めた。
今日、体調が落ち着いてきたのを見て、海辺に連れていき、その話をした。
声を震わせて、「もう、1度も行けないの?荷物を取りに行くだけでも?」と聞くナノカに、
「ママとパパは、それが、安全だとは思えない」と答えた。
相方が他のことで泣いたことを見たことがなかったが、娘の涙に、涙していた。
小さな頃から、ひとりの人間として尊重して、理解できるよう、なんでも、話してきた。
選択肢がある時は、大人の事情や家の経済状況なども含め話して、ナノカに選択を任せてきた。彼女は、いつも、選んだ以上、全力でそれを全うしてきた。
学校のことも、何度も、止めようとしたけど、「行きたい」を選択するナノカを、止めることができず、最後は、心がノーと言い、体が動かなくなった。
最後の決断は、私たちがした。
話を聞いたナノカは、悲しそうに泣いていたが、抗議することはなかった。
彼女も、だれかに決めてもらいたかったのだと思った。
なにも、間違ってないし、本当に、立派だったと思う。よく、がんばった。がんばり過ぎるぐらい、がんばったんだ。
すこし、休んで、前に進もう。
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