2020年9月1日

タコとカメひめ Octopus pool and Turtle Princess

 

帽子を取られた。だいたいのものは、娘の方が似合う。

8月が終わった。

最後の週末は、午前は、佐世保市民プール、通称タコちゃんプールに行き、午後は、森山開次さんの講演会に行った。いずれも、ナノカのご希望だ。

タコちゃんプールは、人数制限をしていたためか、平和で、しあわせな気持ちになった。高校生にしか見えないような若いお父さんが、小さなお子さんを連れている姿も、微笑ましい。NHK筋肉体操の先生そっくりの、全身鍛えまくりのお父さんもいて、自分の怠惰な体を、反省するばかりだ。

子どもが生まれるまで、海とか、川とか、ましてや屋外プールなんて、行こうとも思わなかった。 炎天下の中、避けようもないお日様をいっぱい浴びながら、プールではしゃぐ娘と友達を見守る自分を、「今日も、いい事をした」と褒めてやりたい気分になる。そこにいる、すべての親も、褒めて回りたい。

2時間ほど泳いだ後、今度は、森山開次さんのお話会に行く。この日は、さまざまなイベントがかぶっていて、選択肢が多かったが、ナノカは、このお話会を選んだ。

森山開次さんの隣に座ったことがある。正確に言えば、「不思議な国のアリス」の公演で、ナノカの隣に、開次さん演じるウサギが、(たまたま)座ってくれた。

お話会に来た開次さんを見たナノカの感想は、「化粧してない」だった。あの時の印象が強かったのだろう。

化粧をしてなくても、衣装を着てなくても、踊ってなくても、プロで一線で仕事をする人は、存在自体が尊い。美しい。

演出、振り付け、衣装を担当した新作バレエのヒロインは、カメの姫なのだそう。お話を聞いたので、バレエの本番も100倍楽しめそうだ。

さまざまな対策を練って、開けてくれる施設に、ただただ、感謝だ。子ども達の楽しい時間は守られ、プロの美しい作品は、私たちの元へ届けられる。

月曜日、わたしは、事務作業や搬入等に追われ、疲れがどっと出た。炎天下、エネルギーの塊の子どもに付き合えば、中年の体にボロが出る。

わたし達は、核家族。わたしの行動力が、ナノカの行動範囲だ。そのことが、重荷に感じることがある。でも、考えてみれば、これもあと数年の話なのだろう。あと一息、がんばろうと、相方と誓い合う。

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