民泊初体験してきた。
観光は、地方活性化のために必要な分野だが、同時に大がかりな施設や雇用を成り立たせるのは、小さな自治体には難しい問題だ。
離島のように、季節ごとに需要が大きく変化する場合、ホテルチェーンを誘致して、従業員を雇い、、、とは行かない。経営的に1年を通して成立するラインによって、数や大きさが決まる。しかし、宿泊施設がなければ、人はやって来ない。夏の高い需要に応えるためには、柔軟性のある宿泊施設があれば、ベストなのである。
民泊は、すでに他の職業(農業、漁業など)に従事する人たちが、部屋を提供してくれる。宿泊施設解消の切り札とも言えよう。
小値賀は早くから、民泊を取り入れてきた。私も、耳にしていて、気になっていた。
実際、泊まってみると、特に娘は、相当、楽しかったようである。 まるで、おばあちゃんの家に来たような気持ちで、お手伝いしたり、散歩したり、、、
そもそも、「観光」てなんなのか。なんのために、するのか。それは、非日常を通して、 心や体をリフレッシュさせるためのものなのかな、と思う。それが、立派な歴史的建造物のこともあれば、大自然のこともある。
島の日常は、都会の非日常だ。(わが家のように、若干、田舎→島、だと非日常とまでは言い切れないかもしれないが)
便利な社会に生きているからこそ、不便な場所で、不便を体験するのも、また非日常。すべてがお店で手に入る都会にいるからこそ、すべてが手作業で生み出される生活を見るのも、また非日常。そこを、楽しんでもらえたのなら、と思う。
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