こちらは、紺ベースの場合の下絵。 |
帰宅後のナノカに、版作りと刷りを手伝ってもらう |
しっかり、刷っていく |
完成 |
ナノカの下絵 |
このカードは、染色などでも使う、型刷りを、
身近な材料でアレンジした、多色刷りになる。
とても、シンプルなのだけど、
色ごとに分解して、版を作り、
どの色を、どの技法で、どの順番で刷っていくのか、
頭で組み立てていく必要がある。
実際に、手を使って、作っていくと、思わぬ失敗をすることもある。
本来、切り残すところを、切り抜いてしまったり、
色の順番を間違ったり。
この、失敗も含めて、
「工程のある、造形」は、経験だ。
こういうことを、くり返すことで、
頭の中で、紙や版が想像でき、
しっかりした計画が立てられるようになる。
私のカードを手伝った後、ナノカも、デザインしていた。
デザインは、技術的なことを想定して、なされていた。
手仕事は、手が器用になるだけじゃない。
ものができあがるには、材料選びや、計画、そして、工程がある。
しっかりと、手と脳を連動させて、
かわいいカードを作ってもらえたら、と思う。
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