「ねえねえ、人間って、なんでできてるの?」うーん、いろんな考え方があるよ。ある人は、水って言ったし、ある人は、考える葦って言った。 |
「じゃあ、ママとパパはどう思うの?」「パパは、害虫かもしれないなって思う(世界の行く末を憂う)。あるいは、原子だな。」「ママは、悪い心と良い心かな」「ナノカはねえ、血と肉と油と愛かな」 |
「じゃあ、魚はなんで、できてるの?」「ママは、前に進む気持ちで、できてると思う」「ナノカは、骨と肉と生きようとする気持ちでできてると思う!」ほう! |
「てことはさ、魚と人間って、ほとんど一緒だよね。だって、戦争の時、人は、生きよう、て思うんだから」なんだか、哲学的なことを、いっぱい教わったような気分です。 |
それが、「このチョコレートは何でできてるの?」みたいなものなら、
答えがあるし、調べれば、わかるのだけど、
どちらかといえば、答えが幾つもの可能性があって、難しい問いが多い。
人間は、なんで、できているんでしょうね?
もちろん、物質としては、肉と血と骨とかで出来てるんだけど、
この「わたし」という人間は、結局、心がすべてを支配してる気もするし、
でも、一方で、世界の中で、人間一般を指すのならば、
この存在が、どういう方向へ向かわせているか、が答えなのかもしれない。
魚をはじめ、生物は「生きようとする気持ち」で、できてる
というのは、意外に、本質をついている気がする。
今の人間の生活は、それを、見えにくくしてしまうから、
時に、なにで自分が存在しているのか、わからなくなる。
でも、「生きよう」で十分なのかもしれない。
ナノカが言った「戦争の時に、生きようと思うから」は
究極な状態にならないと、それに気づかない人間の愚かさを、教えてる気がした。
なんだか、哲学的な問答をしてる。
さて、その後、ナノカは、
「原子って、何?原子って、なんで、できてるの?」
と気になり、パソコンで調べて、必死で紙に写していた。
残念ながら、私には、これを、上手に説明することができず、
ナノカは、まだまだ、モヤモヤしている。
どなたか、原子が何でできてるか、上手に説明してくれる本を
教えてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿