12ヶ月の連載が終わり、(これからも、つづくけれど)
ファイルを、ひっくり返して、見ています。
I finished one year series of article about Goto islands.
かんころ餅を取り巻く環境、離島の暮らし、
歴史的な文化の継承、いろんな問題を知った時、
肌温度のある言葉と絵で、そのことを伝えていきたい、
と、連載を始めました。
生きている人や、実際に今起きている事柄を描くのは、
責任と覚悟がいるのだということ、
やり始めて、気づきました。
毎回、取材は真剣勝負で、
原稿を書くのも、推敲を重ねて、削って、言葉を選び続けました。
途中、金銭的に苦しくなって、
反響も得られなくて、
まさに、お腹をすかした子を前に、財布に500円しかなく、
次の現金が手に入るまで、まだ5日、ということもあって、
泣けたことすら、ありました。
でも、記事を書く、という仕事は、私に、いろいろな経験と視点をくれました。
12ヶ月分の記事を読み返すと、その重さに、じーんと来るものがあります。
文章は、誰でも、書くことができます。
絵だって、描ける人は、いっぱい、います。
その中で、私は、お金をもらって、その仕事をしています。
その境界線は、あやふやで、ともすると、
「なんで?」と思われることもあるでしょう。
でも、私は、お金をもらって、仕事をすることに、誇りを持っています。
子ども以外のすべては、ここにあり、という程、大切に、生きてきました。
大学にも行ったし、英語もある程度、できる。
他の生き方も、あったと思う。
でも、変えられないのです。
これが、私、そのものだからです。
記事を読み返すと、愛しい。
出会った人、風景、言葉、祈り、やさしさ。
ただ旅行するだけでは、出会うことのない、人の生き様。
それを、知ることができて、貴重な12ヶ月の上五島がよいでした。
この取材を、応援してくれた、家族
協力してくれた、多くの関係者の方々、
そもそも連載をさせてくれた、毎日新聞、
ありがとうございます。これからも、どうぞ、よろしくお願い致します。
I got some difficulty during a year.
The Payment to each article was very small and
it had gone away every time I visited Goto to do research and interviews.
My family suffered from shortage of money this year
because of my choice of this job,
but they supported me always.
Then I got so much experiences from this work.
Through reading 12 articles,
I am so proud of myself.
Each of them are my treasure.
I am happy to meet all these people.
Writing and drawing is what everyone can do
after going to the school.
I am writing and drawing on business.
Sometimes people thought what's the difference.
I think that it was the difference of commitment and responsibilities.
I am proud of being professional writer and illustrator.
That was all of myself except being mom of my love.
I cannot change my way of life even it is harder way.
Thanks to my family's support and understandings.
Thanks to surrounded people's corporations.
Thanks to Mainichi Times' giving me the job.
I finally completed one year visiting Goto
then starting next year.
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